† 福音書対観 「終末の前兆」
マタイ24:3~8 マルコ13:3~8 ルカ21:7~11
† 福音書縦観 「終末の前兆」
マタイ24:3~8 マルコ13:3~8 ルカ21:7~11
マタイ24:3~8
Matt.24:3またオリブ山ですわっておられると、弟子たちが、ひそかにみもとにきて言った(またオリブ山で、宮にむかってすわっておられると、ペテロ、ヤコブ、ヨハネ、アンデレが、ひそかにお尋ねした。マルコ13:3)、「どうぞお話しください。いつ、そんなことが起るのでしょうか。あなたがまたおいでになる時や、世の終りには、どんな前兆がありますか」(「わたしたちにお話しください。いつ、そんなことが起るのでしょうか。またそんなことがことごとく成就するような場合には、どんな前兆がありますか」マルコ13:4)。口語訳聖書
† 日本語訳聖書 Matt.24:3
【漢訳聖書】
Matt.24:3 耶穌座於橄欖山時、門徒潜就之曰、請告我何時有此、且爾之臨、及世之末、將有何兆乎。
【明治元訳】
Matt.24:3 イエス橄欖山に坐し給へるとき弟子ひそかに來りて曰けるは何の時このこと有や又爾の來る兆と世の末の兆は如何なるぞや我儕に告たまへ
【大正文語訳】
Matt.24:3 オリブ山に坐し給ひしとき、弟子たち竊に御許に來りて言ふ『われらに告げ給へ、これらの事は何時あるか、又なんぢの來り給ふと世の終とには、何の兆あるか』
【ラゲ訳】
Matt.24:3 斯て橄欖山に坐し給へるに、弟子等竊に近づきて云ひけるは、此事等のあらんは何時なるぞ、又汝の再臨と世の終との兆は何なるぞ。
【口語訳】
Matt.24:3 またオリブ山ですわっておられると、弟子たちが、ひそかにみもとにきて言った、「どうぞお話しください。いつ、そんなことが起るのでしょうか。あなたがまたおいでになる時や、世の終りには、どんな前兆がありますか」。
【新改訳改訂3】
Matt.24:3 イエスがオリーブ山ですわっておられると、弟子たちが、ひそかにみもとに来て言った。「お話しください。いつ、そのようなことが起こるのでしょう。あなたの来られる時や世の終わりには、どんな前兆があるのでしょう。」
【新共同訳】
Matt.24:3 イエスがオリーブ山で座っておられると、弟子たちがやって来て、ひそかに言った。「おっしゃってください。そのことはいつ起こるのですか。また、あなたが来られて世の終わるときには、どんな徴があるのですか。」
【聖書協会共同訳】
Matt.24:3 イエスがオリーブ山で座っておられると、弟子たちが、ひそかに御もとに来て言った。「おっしゃってください。そのことはいつ起こるのですか。また、あなたが来られて世の終わるときには、どんな徴があるのですか。」
【バルバロ訳】
Matt.24:3 イエズスがオリーブ山に座っておられると弟子たちがそっと近づいて、「そういうことがいつ起こるか教えてください。また、あなたの来臨と世の終わりには、どんなしるしがあるでしょうか」と尋ねた。
【フランシスコ会訳】
Matt.24:3 イエスがオリーブ山で座っておられると、弟子たちは彼らだけでイエスのそばに来て尋ねた、「それは、いつ起こるのでしょうか。また、あなたの来臨と代の終わりには、どんな徴があるのでしょうか。教えてください」。
【日本正教会訳】
Matt.24:3 彼が橄欖山に坐せる時、門徒私に彼に就きて曰へり、請ふ、我等に告げよ、何の時に此の事あらん、又爾の降臨と世の終末との兆は如何なるか。
【塚本虎二訳】
Matt.24:3 オリブ山に坐っておられると、弟子たちだけでそばに来て言った、「(宮がくずれると言われますが、)そのことはいつ起るか、また、あなたの来臨と世の終りとには、どんな前兆があるか、話してください。」
【前田護郎訳】
Matt.24:3 オリブ山ですわっておられると、弟子たちが近よって内輪に話した、「おっしゃってください。いつこのことはおこりましょうか。あなたの来臨と世の終わりの徴は何でしょうか」と。
【永井直治訳】
Matt.24:3 かくて彼のエライヲンの山の上に坐し給ひしとき、弟子等人を避け進み來りて、云ひけるは、我等に曰へ、いつ此等の事あるべきや。また汝の來臨と世の完成との徴は何なるや。
【詳訳聖書】
Matt.24:3 彼がオリブ山ですわっておられると、弟子たちはひそかに彼のところに来て、言った、「その事はいつ起こるのですか、またあなたがおいでになることと世の終わり<完了、完結>との前兆はなんですか、私たちに話してください」。
† 聖書引照 Matt.24:3
Matt.24:3 イエスがオリーブ山で座っておられると、弟子たちが、ひそかに御もとに来て言った。「おっしゃってください。そのことはいつ起こるのですか。また、あなたが来られて世の終わるときには、どんな徴があるのですか。」
[イエスがオリーブ山で座っておられると] マタ21:1; マル13:3,4
[弟子たちが、ひそかに御もとに来て言った] マタ13:10,11,36; 15:12; 17:19
[おっしゃってください] ダニ12:6-8; ルカ21:7; ヨハ21:21,22; 使徒1:7; Ⅰテサ5:1; etc.
[そのことはいつ起こるのですか、また、あなたが来られて世の終わるときには] マタ13:39,40,49; 28:20; ヘブ9:26
[どんな徴があるのですか] マタ24:32,33,43
† ギリシャ語聖書 Matt.24:3
Stephens 1550 Textus Receptus
καθημενου δε αυτου επι του ορους των ελαιων προσηλθον αυτω οι μαθηται κατ ιδιαν λεγοντες ειπε ημιν ποτε ταυτα εσται και τι το σημειον της σης παρουσιας και τησ συντελειας του αιωνος
Scrivener 1894 Textus Receptus
καθημενου δε αυτου επι του ορους των ελαιων προσηλθον αυτω οι μαθηται κατ ιδιαν λεγοντες ειπε ημιν ποτε ταυτα εσται και τι το σημειον της σης παρουσιας και τησ συντελειας του αιωνος
Byzantine Majority
καθημενου δε αυτου επι του ορους των ελαιων προσηλθον αυτω οι μαθηται κατ ιδιαν λεγοντες ειπε ημιν ποτε ταυτα εσται και τι το σημειον της σης παρουσιας και τησ συντελειας του αιωνος
Alexandrian
καθημενου δε αυτου επι του ορους των ελαιων προσηλθον αυτω οι μαθηται κατ ιδιαν λεγοντες ειπε ημιν ποτε ταυτα εσται και τι το σημειον της σης παρουσιας και συντελειας του αιωνος
Hort and Westcott
καθημενου δε αυτου επι του ορους των ελαιων προσηλθον αυτω οι μαθηται κατ ιδιαν λεγοντες ειπε ημιν ποτε ταυτα εσται και τι το σημειον της σης παρουσιας και συντελειας του αιωνος
† ヘブライ語聖書 Matt.24:3
Matt.24:3
כַּאֲשֶׁר יָשַׁב עַל הַר הַזֵּיתִים נִגְּשׁוּ אֵלָיו הַתַּלְמִידִים לְבַדָּם וְאָמְרוּ: הַגֵּד נָא לָנוּ מָתַי יִהְיֶה הַדָּבָר הַזֶּה וּמַה הוּא אוֹת בּוֹאֲךָ וְקֵץ הָעוֹלָם
† ラテン語聖書 Matt.24:3
Latin Vulgate
Matt.24:3
Sedente autem eo super Montem Oliveti, accesserunt ad eum discipuli secreto, dicentes: Dic nobis, quando hæc erunt? et quod signum adventus tui, et consummationis sæculi?
Then, when he was seated at the Mount of Olives, the disciples drew near to him privately, saying: “Tell us, when will these things be? And what will be the sign of your advent and of the consummation of the age?”
† 私訳(詳訳)Matt.24:3
【私訳】 「しかし、彼〔イエス〕がオリーブ山で座っておられると、弟子たちが彼らだけで<ひそかに>彼〔イエス〕〔のところに〕来て尋ねた。『そのことはいつ起こるのでしょうか、また、あなたの来られるときとこの世の終わりにどんなしるし<前兆、きざし>があるのでしょうか、私たちに教えて下さい』」
† 新約聖書ギリシャ語語句研究
Matt.24:3
καθημένου δὲ αὐτοῦ ἐπὶ τοῦ ὄρους τῶν ἐλαιῶν προσῆλθον αὐτῶ οἱ μαθηταὶ κατ᾽ ἰδίαν λέγοντες, εἰπὲ ἡμῖν πότε ταῦτα ἔσται, καὶ τί τὸ σημεῖον τῆς σῆς παρουσίας καὶ συντελείας τοῦ αἰῶνος.
聖書協会共同訳聖書
イエスがオリーブ山で座っておられると、弟子たちが、ひそかに御もとに来て言った。「おっしゃってください。そのことはいつ起こるのですか。また、あなたが来られて世の終わるときには、どんな徴があるのですか。」
【しかし】δὲ δέ デ de {deh} (cc 接続詞・等位)
1)ところで、しかし、さて、そして 2)しかも、そしてまた、なお、すると、また 3)次に、さらに 4)否、むしろ
(G1161 δέ A primary particle (adversative or continuative); but, and, etc.: – also, and, but, moreover, now [often unexpressed in English]. Internet Sacred Text Archive)
【イエスが】αὐτοῦ αὐτός アウトス autos {ow-tos‘} (npgm3s 代名詞・属男3)
1)彼、彼女、それ(三人称の代名詞) 2)自身で、自分から、自分として(強調用法) 3)同じ同一の 4)まさに、ちょうど
(G846 αὐτός From the particle αὖ au (perhaps akin to the base of 109 through the idea of a baffling wind; backward); the reflexive pronoun self, used (alone or in the compound of 1438 ofthe third person, and (with the proper personal pronoun) of the other persons: – her, it (-self), one, the other, (mine) own, said, ([self-], the) same, ([him-, my-, thy-]) self, [your-] selves, she, that, their (-s), them ([-selves]), there [-at, -by, -in, -into, -of, -on, -with], they, (these) things, this (man), those, together, very, which. Compare 848. Internet Sacred Text Archive)
【オリーブ】ἐλαιῶν ἐλαία エらイア elaia {el-ah‘-yah} (n-gf-p 名詞・属女複)
1)オリーブの木、実 2)オリーブ山
(G1636 ἐλαία Feminine of a presumed derivative from an obsolete primary; an olive (the tree or the fruit): – olive (berry, tree). Internet Sacred Text Archive)
マタ21:1; 24:3; 26:30; マル11:1; 13:3; 14:26; ルカ19:37; 22:39; etc.
【山】ὄρους ὄρος オロス oros {or‘-os} (n-gn-s 名詞・属中単)
1)境界 2)国境 3)山、丘 4)限られた場所、限界、限度 5)境界の標柱、柵 6)基準
(G3735 ὄρος Probably a from an obsolete word ὄρω orō (to rise or “rear”; perhaps akin to 142 compare 3733 ; a mountain (as lifting itself above the plain): – hill, mount (-ain). Internet Sacred Text Archive)
マタ4:8; 5:1,14; 8:1; 14:23; 15:29; 17:1,9,20; 18:12; 21:1,21; 24:3,16; 26:30; 28:16; マル3:13; 5:5,11; 6:46; 9:2,9; 11:1,23: 13:3,14: 14:26 etc.
【で】ἐπὶ. ἐπί エピ epi{ep-ee‘} (pg 前置詞・属)
1)の上に、近くに 2)よって 3)に向かって 4)に 5)を 6)へ
(G1909 ἐπί A primary preposition properly meaning superimposition (of time, place, order, etc.), as a relation of distribution [with the genitive case], that is, over, upon, etc.; of rest (with the dative case) at, on, etc.; of direction (with the accusative case) towards, upon, etc.: – about (the times), above, after, against, among, as long as (touching), at, beside, X have charge of, (be-, [where-]) fore, in (a place, as much as, the time of, -to), (because) of, (up-) on (behalf of) over, (by, for) the space of, through (-out), (un-) to (-ward), with. In compounds it retains essentially the same import, at, upon, etc. (literally or figuratively). Internet Sacred Text Archive)
【座っておられると】καθημένου κάθημαι カてーマイ kathēmai {kath‘-ay-mahee} (vppngm-s 分詞・現能欠属男単)
< κατά + ἧμαι 座る
1)座っている、座り込む 2)何もしないでじっと座っている、休息をとる 3)腰を据える、陣を引く 4)置かれている、配置する、仕事に従事する 5)落ち着く 6)滞在する
(G2521 κάθημαι From 2596 and ἧμαι hēmai (to sit; akin to the base of 1476 ; to sit down; figuratively to remain, reside: – dwell, sit (by, down). Internet Sacred Text Archive)
マタ4:16; 11:16; 13:1,2; 15:29; 19:28; 22:44; 23:22; 24:3; 26:58,64; 27:36; 28:2; マル2:6; 3:32,34; 4:1; 12:36; 13:3; 14:62; 16:5 etc.
【弟子たちは】μαθηταὶ μαθητής マてーテース mathētēs {math-ay-tes‘} (n-nm-p 名詞・主男複)
< μανθάνω 学ぶ、覚える、聞き知る、尋ねる
1)学生、弟子、門弟 2)弟子、門人、帰依者 3)学ぶ者、師を見出した者
(G3101 μαθητής From 3129 a learner, that is, pupil: – disciple. Internet Sacred Text Archive)
【ひそかに】κατ᾽ κατά カタ kata {kat-ah‘} (pa 前置詞・対)
1)~から下へ、下まで 2)に従って、によって 3)に向って 4)~の向かい側に、の近くに 5)の間に 6)毎に 7)~に逆らって、反対して 8)~に誓って、~にかけて、~を指して 9)~の故に、~に関して、~の為に
(G2596 κατά A primary particle; (preposition) down (in place or time), in varied relations (according to the case [genitive, dative or accusative] with which it is joined): – about, according as (to), after, against, (when they were) X alone, among, and, X apart, (even, like) as (concerning, pertaining to, touching), X aside, at, before, beyond, by, to the charge of, [charita-] bly, concerning, + covered, [dai-] ly, down, every, (+ far more) exceeding, X more excellent, for, from . . . to, godly, in (-asmuch, divers, every, -to, respect of), . . . by, after the manner of, + by any means, beyond (out of) measure, X mightily, more, X natural, of (up-) on (X part), out (of every), over against, (+ your) X own, + particularly, so, through (-oughout, -oughout every), thus, (un-) to (-gether, -ward), X uttermost, where (-by), with. In composition it retains many of these applications, and frequently denotes opposition, distribution or intensity. Internet Sacred Text Archive)
ἰδίαν ἴδιος イディオス idios {id‘-ee-os} (ap-af-s 形容詞・対女単)
1)自らの、自分自身の 3)自分に属する、私有の、自分の所有の、私の、私的な、個人的な 3)特有の、固有の、専有の、本来の、独特の 4)各自に、個々に、別々に、個人的に 5)ひそかに
(G2398 ἴδιος Of uncertain affinity; pertaining to self, that is, one‘s own; by implication private or separate: – X his acquaintance, when they were alone, apart, aside, due, his (own, proper, several), home, (her, our, thine, your) own (business), private (-ly), proper, severally, their (own). Internet Sacred Text Archive)
マタ9:1; 22:5; ルカ6:41; 10:34; ヨハ1:11; 4:44; 5:43; 7:18; 8:44; 10:3,12; 13:1; 15:19; 16:32; 19:27; etc.
【彼のところに】αὐτῶ αὐτός アウトス autos {ow-tos‘} (npdm3s 代名詞・与男3)
1)彼、彼女、それ(三人称の代名詞) 2)自身で、自分から、自分として(強調用法) 3)同じ同一の 4)まさに、ちょうど
(G846 αὐτός From the particle αὖ au (perhaps akin to the base of 109 through the idea of a baffling wind; backward); the reflexive pronoun self, used (alone or in the compound of 1438 ofthe third person, and (with the proper personal pronoun) of the other persons: – her, it (-self), one, the other, (mine) own, said, ([self-], the) same, ([him-, my-, thy-]) self, [your-] selves, she, that, their (-s), them ([-selves]), there [-at, -by, -in, -into, -of, -on, -with], they, (these) things, this (man), those, together, very, which. Compare 848. Internet Sacred Text Archive)
【来て】προσῆλθον προσεύχομαι プロセウこマイ proseuchomai {pros-yoo‘-khom-ahee} (viaa–3p 動詞・直・2アオ・能・3複)
< πρός + εύχομαι 祈る、願う
1)祈る、祈祷する、祈りをする、祈りをささげる 2)願う
(G4336 προσεύχομαι From 4314 and 2172 to pray to God, that is, supplicate, worship: – pray (X earnestly, for), make prayer. Internet Sacred Text Archive)
マタ5:44; 6:5,6,7,9; 14:23; 19:13; 24:20; 26:36,39,41,42,44; マル1:35; 6:46; 11:24;,25; 12:40; 13:18; 14:32,35,38; 14:39 etc.
【尋ねた】λέγοντες λέγω れゴー legō {leg‘-o} (vppanm-p 分詞・現能主男)
1)言う、告げる、語る、話す、言い表す、述べる 2)呼ぶ、命ずる、指図する、言いつける 3)名づける、称する、呼びかける 4)意味する、指す
(G3004 λέγω A primary verb; properly to “lay” forth, that is, (figuratively) relate (in words [usually of systematic or set discourse; whereas2036 and 5346 generally refer to an individual expression or speech respectively; while 4483 is properly to break silence merely, and 2980 means an extended or random harangue]); by implication to mean: – ask, bid, boast, call, describe, give out, name, put forth, say (-ing, on), shew, speak, tell, utter. Internet Sacred Text Archive)
マタ1:20; 2:23; 5:44; 9:14,34; マル2:11; 5:9; 12:18; ルカ5:39; 6:46; 20:41; ヨハ1:29; 2:6; 16:12; etc.
【それは】ταῦτα οὗτος フートス houtos {hoo‘-tos} (apdnn-p 指示代名詞・主中複)
1)その、この、これ 2)この者、この男・女 2)そんな、こんな 3)すなわち、だから 4)そこで、それ故
(G3779 οὗτος Or, before a vowel, οὕτως houtōs hoo‘-toce . From 3778 in this way (referring to what precedes or follows): – after that, after (in) this manner, as, even (so), for all that, like (-wise), no more, on this fashion (-wise), so (in like manner), thus, what. Internet Sacred Text Archive)
【いつ】πότε πότε ポテ pote {pot‘-eh} (abt 副詞・疑)
1)いつ 2)どの時に 3)何時に
(G4218 ποτέ From the base of 4225 and 5037 indefinite adverb, at some time, ever: – afore- (any, some-) time (-s), at length (the last), (+ n-) ever, in the old time, in time past, once, when. Internet Sacred Text Archive)
【起こるのでしょうか?】ἔσται εἰμί エイミ eimi {i-mee‘} (vifd–3s 動詞・直・未来・能欠・3単)
1)ある、いる、~である、~です、~だ 2)行われる、おこる、生ずる、現れる、来る 3)いる、滞在する、とどまる 4)存在する 5)生きている
(G1510 εἰμί First person singular present indicative; a prolonged form of a primary and defective verb; I exist (used only when emphatic): – am, have been, X it is I, was. See also 1488 1498 1511 1527 2258 2071 2070 2075 2076 2771 2468 5600. Internet Sacred Text Archive)
【また】 καί καί カイ kai {kahee} (cc 接続詞・等位)
1)~と、~も、そして 2)~さえ、でさえも 3)しかし 4)しかも、それは 5)それでは、それだのに 6)そうすれば、すなわち 7)のみならず、もまた
(G2532 καί Apparently a primary particle, having a copulative and sometimes also a cumulative force; and, also, even, so, then, too, etc.; often used in connection (or composition) with other particles or small words: – and, also, both, but, even, for, if, indeed, likewise, moreover, or, so, that, then, therefore, when, yea, yet. Internet Sacred Text Archive)
【あなたの】σῆς σός ソス sos {sos} (a–gf2s 形容詞・属女2単)
1)あなたの、お前の 2)あなたに
(G4674 σός From 4771 thine: – thine (own), thy (friend). Internet Sacred Text Archive)
【来臨】παρουσίας παρουσία パルーシア parousia {par-oo-see‘-ah} (n-gf-s 名詞・属女単)
1) 来られる時 2)到来、到着、来臨 3)現前、臨席、目の前にいること 4)王の訪問 5)キリストの再臨
(G3952 αρουσία From the present participle of 3918 a being near, that is, advent (often, return; specifically of Christ to punish Jerusalem, or finally the wicked); (by implication) physical aspect: – coming, presence. Internet Sacred Text Archive)
マタ24:3
【と】καὶ καί カイ kai {kahee} (cc 接続詞・等位)
1)~と、~も、そして 2)~さえ、でさえも 3)しかし 4)しかも、それは 5)それでは、それだのに 6)そうすれば、すなわち 7)のみならず、もまた
(G2532 καί Apparently a primary particle, having a copulative and sometimes also a cumulative force; and, also, even, so, then, too, etc.; often used in connection (or composition) with other particles or small words: – and, also, both, but, even, for, if, indeed, likewise, moreover, or, so, that, then, therefore, when, yea, yet. Internet Sacred Text Archive)
【代の】αἰῶνος αἰών アイオーン aiōn {ahee-ohn‘} (n-gm-s 名詞・属男)
1)時代、この世、現世 2)世代、年月 3)人の一生、生涯 3)人生、運命 4)長い時、永遠 5)来るべき時代
(G165 αἰών From the same as 104 properly an age; by extension perpetuity (also past); by implication the world; specifically (Jewish) a Messianic period (present or future): – age, course,eternal, (for) ever (-more), [n-]ever, (beginning of the, while the) world (began, without end). Compare 5550. Internet Sacred Text Archive)
マタ12:32; 13:22,39,40,49; 24:3; 28:20; マル4:19; 10:30; ルカ10:8; 18:30; 20:34,35; etc.
【終わりに】συντελείας συντέλεια スゆンテれイア sunteleia {soon-tel‘-i-ah} (n-gf-s 名詞・属女単)
< συντελέω 全く終わる
1)終わり、完成、完了、終結 2)世の終わり 3)今の時の終わり 4)終局
(G4930 συντέλεια From 4931 entire completion, that is, consummation (of a dispensation): – end. Internet Sacred Text Archive)
マタ13:39,40,49; 24:3; 28:20
【どんな】τί τίς ティス tis {tis} (aptnn-s 形容詞・疑主中単)
1)誰 2)何 3)どんな 4)なぜ 5)どちら 6)何故、どうして
(G5101 τίς Probably emphatic of 5100 an interrogitive pronoun, who, which or what (in direct or indirectquestions): – every man, how (much), + no (-ne, thing), what (manner, thing), where ([-by, -fore, -of, -unto,-with, -withal]), whether, which, who (-m, -se), why. Internet Sacred Text Archive)
【徴が】σημεῖον σημεῖον セーメイオン sēmeion {say-mi‘-on} (n-nn-s 名詞・主中単)
1)しるし、合図、前兆、きざし、目印、マーク 2)合図、象徴 3)驚くべき働き、奇跡 4)星座
(G4592 σημεῖον Neuter of a presumed derivative of the base of 4591 an indication, especially ceremonially or supernaturally: – miracle, sign, token, wonder. Internet Sacred Text Archive)
マタ12:38,39; 16:1,3,4; 24/3,24,30; マル6:11,12; 13:4,22; 16:17,20; ルカ2:12,34; 11:16,29,30; 21:7,11,25; 23:8; etc.
【私たちに】ἡμῖν ἐγώ エゴー egō {eg-o‘} (npd-1p 代名詞・与1複)
1)私 2)わたし
(G1473 ἐγώ A primary pronoun of the first person, “I” (only expressed when emphatic): – I, me. For the other cases and the plural see 1691 1698 1700 2248 2249 2254 2257 etc. Internet Sacred Text Archive)
【教えてください】 εἰπὲ. εἶπον エイポン eipon {i‘-pon} (vmaa–2s 動詞・命・2アオ・能・2)
1)言う、話す、語る、告げる、言いあらわす、述べる、呼ぶ 2)命じる、願う、尋ねる 3)~と呼ぶ、称する 4)語られたこと、言葉、発言、発話、話の内容 5)出来事
εἶπον は ἔπω の2アオリスト形で実際には λέγω のアオリストとして用いられる
(G2036 ἔπω A primary verb (used only in the definite past tense, the others being borrowed from 2046 4483 and 5346 ; to speak or say (by word or writting): – answer, bid, bring word, call, command, grant, say (on), speak, tell. Compare 3004. Internet Sacred Text Archive)
† 英語訳聖書 Matt.24:3
King James Version
24:3 And as he sat upon the mount of Olives, the disciples came unto him privately, saying, Tell us, when shall these things be? and what [shall be] the sign of thy coming, and of the end of the world?
New King James Version
24:3 Now as He sat on the Mount of Olives, the disciples came to Him privately, saying, “Tell us, when will these things be? And what will be the sign of Your coming, and of the end of the age?”
American Standard Version
24:3 And as he sat on the mount of Olives, the disciples came unto him privately, saying, Tell us, when shall these things be? and what shall be the sign of thy coming, and of the end of the world?
New International Version
24:3 As Jesus was sitting on the Mount of Olives, the disciples came to him privately. “Tell us,” they said, “when will this happen, and what will be the sign of your coming and of the end of the age?”
Bible in Basic English
24:3 And while he was seated on the Mountain of Olives, the disciples came to him privately, saying, Make clear to us, when will these things be? and what will be the sign of your coming and of the end of the world?
Today’s English Version
24:3 As Jesus sat on the Mount of Olives, the disciples came to him in private. “Tell us when all this will be,” they asked, “and what will happen to show that it is the time for your coming and the end of the age.”
Darby’s English Translation
24:3 And as he was sitting upon the mount of Olives the disciples came to him privately, saying, Tell us, when shall these things be, and what is the sign of thy coming and the completion of the age?
Douay Rheims
24:3 And when he was sitting on mount Olivet, the disciples came to him privately, saying: Tell us when shall these things be? and what shall be the sign of thy coming, and of the consummation of the world?
Noah Webster Bible
24:3 And as he sat upon the mount of Olives, the disciples came to him privately, saying, Tell us, when will these things be? and what will be the sign of thy coming, and of the end of the world?
Weymouth New Testament
24:3 Afterwards He was on the Mount of Olives and was seated there when the disciples came to Him, apart from the others, and said, ‘Tell us when this will be; and what will be the sign of your Coming and of the Close of the Age?’
World English Bible
24:3 As he sat on the Mount of Olives, the disciples came to him privately, saying, ‘Tell us, when will these things be? What is the sign of your coming, and of the end of the world?’
Young’s Literal Translation
24:3 And when he is sitting on the mount of the Olives, the disciples came near to him by himself, saying, ‘Tell us, when shall these be? and what is the sign of thy presence, and of the full end of the age?’
† 細き聲 聖書研究ノート
Matt.24:3
καθημένου δὲ αὐτοῦ ἐπὶ τοῦ ὄρους τῶν ἐλαιῶν προσῆλθον αὐτῶ οἱ μαθηταὶ κατ᾽ ἰδίαν λέγοντες, εἰπὲ ἡμῖν πότε ταῦτα ἔσται, καὶ τί τὸ σημεῖον τῆς σῆς παρουσίας καὶ συντελείας τοῦ αἰῶνος.
聖書協会共同訳聖書
イエスがオリーブ山で座っておられると、弟子たちが、ひそかに御もとに来て言った。「おっしゃってください。そのことはいつ起こるのですか。また、あなたが来られて世の終わるときには、どんな徴があるのですか。」
<またオリブ山ですわっておられると、弟子たちが、ひそかにみもとにきて言った、「どうぞお話しください。いつ、そんなことが起るのでしょうか。あなたがまたおいでになる時や、世の終りには、どんな前兆がありますか」。>
神殿の崩壊を告げるイエスに、弟子たちは驚き、イエスのことばについて互いに話し合った。そして、イエスがオリブ山に座れると、ひそかにやってきて、いつ、そのようなことが起こるのか、世の終りにどんな前兆があるのか尋ねた.
<オリブ山に坐し給ひしとき、弟子たち竊に御許に來りて言ふ>
「オリブ山」はエルサレムの東に広がる小高い地、ケデロンの谷の向かい側にあり、山頂からはエルサレムの市街が見渡せる。古くからオリーブが植えられていたことからその名がある。北西麓にはゲッセマネ(「オリーブ油搾り場」の意味)の園がある。イエスが夜をすごすためにオリブ山に退かれると、弟子たちは「彼らだけで<ひそかに>彼〔イエス〔のところに〕来て尋ねた〕。
<橄欖山>
漢訳聖書や明治元訳聖書は「オリブ山」を「橄欖山」の字をあてるが、「橄欖 かんらん」と「オリーブ」は全く別科の植物である。幕末に、オリーブを橄欖と間違え認識したことが定着したために、聖書翻訳にも「橄欖」が用いられたものである。
<われらに告げ給へ、これらの事は何時あるか、又なんぢの來り給ふと世の終とには、何の兆あるか>
エルサレムの神殿が跡形もなく破壊される時が来ると聞いて、弟子たちはそのような「世の終わり」は何時起こるのか、どのような前兆があるのかを尋ねる。
<終末の預言>
東日本巨大地震が発生した時、ある教会の指導者から「地震は神からの警告、天罰である」との発言がなされた。地震を「終末のしるし」と告げる信仰者もいたのである。自然の大災害がおこるたびに繰り返されるこの種の見解は聖書の教えるところではない。マタイ21章の「キリストの来られる時、世の終わり」の「時としるし」は、第一義的にはAD70年のエルサレム陥落についての言及として読むべきものである。マタイ21章が「終末」とかかわるものであることは明らかであろう。しかし、終末とどのようにかかわるかについては明らかにされてないのである。「その日そのときを知る者は一人もいない。天にいる使いたちも子も知らぬ。ただ父だけが知られる」マタイ24:36
† 心のデボーション
「オリブ山に坐し給ひしとき、弟子たち竊に御許に來りて言ふ『われらに告げ給へ、これらの事は何時あるか、又なんぢの來り給ふと世の終とには、何の兆あるか』」 マタイ24:3 大正文語訳聖書
「イエスがオリーブ山で座っておられると、弟子たちがやって来て、ひそかに言った。『おっしゃってください。そのことはいつ起こるのですか。また、あなたが来られて世の終わるときには、どんな徴があるのですか。』」 新共同訳聖書
「終末の時としるし」
人が終末の時としるしを知りたがるのは、心に恐れがあるからかもしれない。恐れは不安と結びつき、大きな自然災害にも「意味」を求めて止まない。やがて起こることはおろか、今の瞬間の直後のことすら、人は知らないのである。
† 心のデボーション
「オリブ山に坐し給ひしとき、弟子たち竊に御許に來りて言ふ『われらに告げ給へ、これらの事は何時あるか、又なんぢの來り給ふと世の終とには、何の兆あるか』」 マタイ24:3 大正文語訳聖書
「イエスがオリーブ山で座っておられると、弟子たちがやって来て、ひそかに言った。『おっしゃってください。
そのことはいつ起こるのですか。また、あなたが来られて世の終わるときには、どんな徴があるのですか。』」 新共同訳聖書
「神の国」
弟子たちは「世の終わり」がいつ起こるのか、それにどのような徴があるのかを知ろうとする。だが、イエスは「悔い改めなさい。神の国は近づいた」(マタイ3:2 新改訳聖書)と教えられている。いよいよ近づきつつある「世の終わり」こそがイエスの重要な教えであった。我々にとって「世の終わり」はすでに来たのであり、これから始まるのではない。
† 心のデボーション
「オリブ山に坐し給ひしとき、弟子たち竊に御許に來りて言ふ『われらに告げ給へ、これらの事は何時あるか、又なんぢの來り給ふと世の終とには、何の兆あるか』」 マタイ24:3 大正文語訳聖書
「イエスがオリーブ山で座っておられると、弟子たちがやって来て、ひそかに言った。『おっしゃってください。そのことはいつ起こるのですか。また、あなたが来られて世の終わるときには、どんな徴があるのですか。』」 新共同訳聖書
「世の終り」
世は終わるだろうか? 世に終わりはなく、終わらない世はない。
† 心のデボーション
「オリブ山に坐し給ひしとき、弟子たち竊に御許に來りて言ふ『われらに告げ給へ、これらの事は何時あるか、又なんぢの來り給ふと世の終とには、何の兆あるか』」 マタイ24:3 大正文語訳聖書
「イエスがオリーブ山で座っておられると、弟子たちがやって来て、ひそかに言った。『おっしゃってください。そのことはいつ起こるのですか。また、あなたが来られて世の終わるときには、どんな徴があるのですか。』」 新共同訳聖書
「ひそかに尋ねる」
弟子たちは「ひそかに κατ᾽ ἰδίαν」イエスのところに来て尋ねた。「ひそかに」は「彼らだけで、個人的に」の意味である。弟子たちは昼聞いたことについて、ひそかにイエスを訪れて尋ねる。わからないことがあれば、その日の間にイエスに尋ねるがよい。イエス語り給う。
† 細き聲 説教
「時のしるし」
「オリブ山に坐し給ひしとき、弟子たち竊に御許に來りて言ふ『われらに告げ給へ、これらの事は何時あるか、又なんぢの來り給ふと世の終とには、何の兆あるか』」 マタイ24:3 大正文語訳聖書
「イエスがオリーブ山で座っておられると、弟子たちがやって来て、ひそかに言った。『おっしゃってください。そのことはいつ起こるのですか。また、あなたが来られて世の終わるときには、どんな徴があるのですか。』」 新共同訳聖書
神殿の崩壊を告げるイエスに、弟子たちは驚き、イエスのことばについて互いに話し合った。そして、イエスがオリブ山に座れると、ひそかにやってきて、そのような「世の終わり」は何時起こるのか、どのような前兆があるのかを尋ねた。しかし、「その日そのときを知る者は一人もいない。天にいる使いたちも子も知らぬ。ただ父だけが知られる」(マタイ24:36)のである。
「世の終りの時」が何時かに言及する者は、すべて「偽キリスト」である。彼らのまことしやかなメッセージに従ってはならない。ただ、心に深く「そのしるし」を思い、時のしるしを見分けるべきである。
マタイ24:24
口語訳聖書
そのとき、だれかがあなたがたに『見よ、ここにキリストがいる』、また、『あそこにいる』と言っても、それを信じるな。にせキリストたちや、にせ預言者たちが起って、大いなるしるしと奇跡とを行い、できれば、選民をも惑わそうとするであろう。
(皆川誠)
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