マタイによる福音書28章9節

マタイによる福音書
Generic selectors
完全一致
タイトルから
記事本文から
Post Type Selectors
カテゴリーで絞込

† 福音書縦観 「空の墓」 

マタイ28:1~10  マルコ16:1~8 ルカ24:1~12  ヨハネ20:1~18

Matt.28:9すると、イエスは彼らに出会って、「平安あれ」と言われたので、彼らは近寄りイエスのみ足をいだいて拝した。 口語訳聖書

20:11しかし、マリヤは墓の外に立って泣いていた。そして泣きながら、身をかがめて墓の中をのぞくと、 20:12白い衣を着たふたりの御使が、イエスの死体のおかれていた場所に、ひとりは頭の方に、ひとりは足の方に、すわっているのを見た。 20:13すると、彼らはマリヤに、「女よ、なぜ泣いているのか」と言った。マリヤは彼らに言った、「だれかが、わたしの主を取り去りました。そして、どこに置いたのか、わからないのです」。 20:14そう言って、うしろをふり向くと、そこにイエスが立っておられるのを見た。しかし、それがイエスであることに気がつかなかった。 20:15イエスは女に言われた、「女よ、なぜ泣いているのか。だれを捜しているのか」。マリヤは、その人が園の番人だと思って言った、「もしあなたが、あのかたを移したのでしたら、どこへ置いたのか、どうぞ、おっしゃって下さい。わたしがそのかたを引き取ります」。 20:16イエスは彼女に「マリヤよ」と言われた。マリヤはふり返って、イエスにむかってヘブル語で「ラボニ」と言った。それは、先生という意味である。 20:17イエスは彼女に言われた、「わたしにさわってはいけない。わたしは、まだ父のみもとに上っていないのだから。ただ、わたしの兄弟たちの所に行って、『わたしは、わたしの父またあなたがたの父であって、わたしの神またあなたがたの神であられるかたのみもとへ上って行く』と、彼らに伝えなさい」。 20:18マグダラのマリヤは弟子たちのところに行って、自分が主に会ったこと、またイエスがこれこれのことを自分に仰せになったことを、報告した。 ヨハネ20:11~18

† 日本語訳聖書 Matt.28:9 

【漢訳聖書】
Matt.28:9 彼往報門徒時、視哉、耶穌遇之曰、平安。婦遂前、抱其足而拜之。

【明治元訳】
Matt.28:9 弟子に告んとて往ときイエス彼等に遇て安かれと曰給ひければ婦すすみ其足を抱て拜しぬ

【大正文語訳】
Matt.28:9 視よ、イエス彼らに遇ひて『安かれ』と言ひ給ひたれば、進みゆき、御足を抱きて拜す。

【ラゲ訳】
Matt.28:9 折しもイエズス彼等に行遇ひ、安かれ、と曰ひければ、彼等近づきて御足を抱き、之を禮拝せり。

【口語訳】
Matt.28:9 すると、イエスは彼らに出会って、「平安あれ」と言われたので、彼らは近寄りイエスのみ足をいだいて拝した。

【新改訳改訂3】
Matt.28:9 すると、イエスが彼女たちに出会って、「おはよう」と言われた。彼女たちは近寄って御足を抱いてイエスを拝んだ。

【新共同訳】
Matt.28:9 すると、イエスが行く手に立っていて、「おはよう」と言われたので、婦人たちは近寄り、イエスの足を抱き、その前にひれ伏した。

【聖書協会共同訳】
Matt.28:9 すると、イエスが行く手に立っていて、「おはよう」と言われたので、女たちは近寄り、イエスの足を抱き、その前にひれ伏した。

【バルバロ訳】
Matt.28:9 するとイエズスは彼女たちと出会い、「あなたたちにあいさつする」と言われた。女たちは進み出て、足を抱いてひれ伏した。

【フランシスコ会訳】
Matt.28:9 すると、イエスが彼女らの行く手に立っておられ、「おはよう」と声をかけられた。彼女たちは近寄って、イエスの足を抱き、その前にひれ伏した。

【日本正教会訳】
Matt.28:9 彼等が門徒に報ぜん爲に往ける時、視よ、イイスス之に遇ひて曰へり、慶べよ、彼等就きて、其足を抱きて、彼を拜せり。

【塚本虎二訳】
Matt.28:9 するとイエスがぱったり彼らに出合って、「お早う」と言われた。女たちは進み寄り、その足を抱いておがんだ。

【前田護郎訳】
Matt.28:9 すると見よ、イエスが彼女らに出会っていわれた、「ごきげんよう」と。彼女らは近よってお足を抱いてひれ伏した。

【永井直治訳】
Matt.28:9 かくて彼等は弟子等に報ぜんとて往きつつありしとき、また見よ、イエス彼等に逢ひて、云ひ給ひけるは、慶し。乃ち彼等進み來りその足を援へたり、且つ彼に平伏せり。

【詳訳聖書】
Matt.28:9 彼女たちが進んで行くと、見よ、イエスが彼女たちに会って、言われた、「ごきげんはいかがです」。彼女たちは彼のところに進み寄って、彼のみ足を抱いて彼を拝んだ。

† 聖書引照 Matt.28:9 

Matt.28:9 すると、イエスが行く手に立っていて、「おはよう」と言われたので、女たちは近寄り、イエスの足を抱き、その前にひれ伏した。

[すると、イエスが行く手に立っていて]  イザ64:5; マル16:9,10; ヨハ20:14~16
[「おはよう」と言われたので]  ルカ1:28; ヨハ20:19; Ⅱコリ13:11;
[女たちは近寄り、イエスの足を抱き]  雅歌3:3,4; ルカ7:38; ヨハ12:3; 20:17; 黙示3:9
[その前にひれ伏した]  マタ28:17; 14:33; ルカ24:52; ヨハ20:28; 黙示5:11~14

† ギリシャ語聖書 Matt.28:9 

Stephens 1550 Textus Receptus
ωσ δε επορευοντο απαγγειλαι τοισ μαθηταισ αυτου και ιδου ο ιησους απηντησεν αυταις λεγων χαιρετε αι δε προσελθουσαι εκρατησαν αυτου τους ποδας και προσεκυνησαν αυτω

Scrivener 1894 Textus Receptus
ωσ δε επορευοντο απαγγειλαι τοισ μαθηταισ αυτου και ιδου ο ιησους απηντησεν αυταις λεγων χαιρετε αι δε προσελθουσαι εκρατησαν αυτου τους ποδας και προσεκυνησαν αυτω

Byzantine Majority
ωσ δε επορευοντο απαγγειλαι τοισ μαθηταισ αυτου και ιδου ιησους απηντησεν αυταις λεγων χαιρετε αι δε προσελθουσαι εκρατησαν αυτου τους ποδας και προσεκυνησαν αυτω

Alexandrian
και ιδου ιησους υπηντησεν αυταις λεγων χαιρετε αι δε προσελθουσαι εκρατησαν αυτου τους ποδας και προσεκυνησαν αυτω

Hort and Westcott
και ιδου ιησους υπηντησεν αυταις λεγων χαιρετε αι δε προσελθουσαι εκρατησαν αυτου τους ποδας και προσεκυνησαν αυτω

† ギリシャ語聖書 Interlinear

Matt.28:9

καὶ ἰδοὺ ἰησοῦς ὑπήντησεν αὐταῖς λέγων, χαίρετε. αἱ δὲ προσελθοῦσαι ἐκράτησαν αὐτοῦ τοὺς πόδας καὶ προσεκύνησαν αὐτῶ.

聖書協会共同訳聖書

すると、イエスが行く手に立っていて、「おはよう」と言われたので、女たちは近寄り、イエスの足を抱き、その前にひれ伏した。

καὶ   ἰδοὺ     ἰησοῦς   ὑπήντησεν  αὐταῖς  λέγων,   χαίρετε.
And   behold   Jesus     met         them    saying:   Hall.

αἱ δὲ       προσελθοῦσαι   ἐκράτησαν  αὐτοῦ   τοὺς  πόδας  καὶ   προσεκύνησαν  αὐτῶ.
And  they   approaching     held         of him    the   feet     and   worshipped      him.

† ギリシャ語聖書 品詞色分け

Matt.28:9

καὶ ἰδοὺ ἰησοῦς ὑπήντησεν αὐταῖς λέγων, χαίρετε. αἱ δὲ προσελθοῦσαι ἐκράτησαν αὐτοῦ τοὺς πόδας καὶ προσεκύνησαν αὐτῶ.

† ヘブライ語聖書 Matt.28:9 

Matt.28:9

פִּתְאוֹם פָּגַשׁ אוֹתָן יֵשׁוּעַ וְאָמַר: “שָׁלוֹם לָכֶן.” הֵן נִגְּשׁוּ אֵלָיו, אָחֲזוּ בְּרַגְלָיו וְהִשְׁתַּחֲווּ לוֹ

† ラテン語聖書 Matt.28:9 

Latin Vulgate
Matt.28:9

Et ecce Iesus occurrit illis, dicens: Avete. Illæ autem accesserunt, et tenuerunt pedes eius, et adoraverunt eum.
And behold, Jesus met them, saying, “Hail.” But they drew near and took hold of his feet, and they adored him.

† 私訳(詳訳)Matt.28:9 

【私訳】 「すると、見よ、イエスが彼女たちに会って言われた。『おはよう』 そして彼女たちは近寄ってイエスの足を抱き、彼〔いえす〕を拝した<ひざまずいた>」

† 新約聖書ギリシャ語語句研究

Matt.28:9

καὶ ἰδοὺ ἰησοῦς ὑπήντησεν αὐταῖς λέγων, χαίρετε. αἱ δὲ προσελθοῦσαι ἐκράτησαν αὐτοῦ τοὺς πόδας καὶ προσεκύνησαν αὐτῶ.

聖書協会共同訳聖書

すると、イエスが行く手に立っていて、「おはよう」と言われたので、女たちは近寄り、イエスの足を抱き、その前にひれ伏した。

【すると】καὶ  καί カイ kai {kahee} (cc 接続詞・等位)

1)~と、~も、そして 2)~さえ、でさえも 3)しかし 4)しかも、それは 5)それでは、それだのに 6)そうすれば、すなわち 7)のみならず、もまた

(G2532 καί Apparently a primary particle, having a copulative and sometimes also a cumulative force; and, also, even, so, then, too, etc.; often used in connection (or composition) with other particles or small words: – and, also, both, but, even, for, if, indeed, likewise, moreover, or, so, that, then, therefore, when, yea, yet.  Internet Sacred Text Archive)

【見よ】ἰδοὺ  ἰδού イドゥ  idou {id-oo‘} (qs 不変化詞)

1)そら、ほら、さあ、まあ、それ 2)見よ、見よ驚くことに、ごらん注意を喚起する言葉「見よ、驚くことに」

(G2400  ἰδού Second person singular imperative middle voice of 1492 used as imperative lo!: – behold, lo, see.  Internet Sacred Text Archive)

【イエスが】 ᾽Ιησοῦς  ᾽Ιησοῦς  イエースウース  Iēsous {ee-ay-sooce‘ } (n-nm-s 名詞・主男単)

イエス 意味は「ヤㇵウェは救いである」

「イエス」はヘブル語「[‘WvwOhy9 イェホーシュア Yehowshuwa` {yeh-ho-shoo’-ah} ”Jehovah is salvation” 主は救い、ヨシュア」の ギリシャ名

【彼女らに】 αὐταῖς  αὐτός  アウトス autos {ow-tos‘} (npdf3p 代名詞・与女3)

1)彼、彼女、それ(三人称の代名詞) 2)自身で、自分から、自分として(強調用法) 3)同じ同一の 4)まさに、ちょうど

(G846 αὐτός From the particle αὖ au (perhaps akin to the base of 109 through the idea of a baffling wind; backward); the reflexive pronoun self, used (alone or in the compound of 1438 ofthe third person, and (with the proper personal pronoun) of the other persons: – her, it (-self), one, the other, (mine) own, said, ([self-], the) same, ([him-, my-, thy-]) self, [your-] selves, she, that, their (-s), them ([-selves]), there [-at, -by, -in, -into, -of, -on, -with], they, (these) things, this (man), those, together, very, which. Compare 848.  Internet Sacred Text Archive)

【会って】 ὑπήντησεν  ὑπαντάω  ヒゆパンタオー  hupantaō {hoop-an-tah‘-o} (viaa–3s 動詞・直・1アオ・能・3単)

1)出迎える 2)会うために出向く 3)戦いに相見える 4)向かっていく 5)応える

(G5221  ὑπαντάω From 5259 and a derivative of 473 to go opposite (meetunder (quietly), that is, to encounterfall in with: – (go to) meet.  Internet Sacred Text Archive)

マタ8:28; 28:9;  マル5:2;  ルカ8:27;  ヨハ4:51;  使徒16:16; etc.

【言われた】 λέγων  λέγω れゴー legō {leg‘-o} (vppanm-s 分詞・現能主男)

1)言う、告げる、語る、話す、言い表す、述べる 2)呼ぶ、命ずる、指図する、言いつける 3)名づける、称する、呼びかける 4)意味する、指す

(G3004 λέγω  A primary verb; properly to “lay” forth, that is, (figuratively) relate (in words [usually of systematic or set discourse; whereas2036 and 5346 generally refer to an individual expression or speech respectively; while 4483 is properly to break silence merely, and 2980 means an extended or random harangue]); by implication to mean: – ask, bid, boast, call, describe, give out, name, put forth, say (-ing, on), shew, speak, tell, utter.  Internet Sacred Text Archive)

マタ1:20; 2:23; 5:44; 9:14,34;  マル2:11; 5:9; 12:18;  ルカ5:39; 6:46; 20:41;  ヨハ1:29; 2:6; 16:12; etc.

【おはよう】 Χαίρετε  χαίρω  かイロー  chairō {khah‘ee-ro} (vmpa–2p^qs 動詞・命現能2複/不変詞)

1)喜ぶ、心から喜ぶ、大いに喜ぶ 2)好む、好んで~する 3)ごきげんよう、(無事であることを喜ぶ)、御無事で、ユダヤ人は会う時、別れの時に挨拶としてこのことばを用いる。

(G5463 χαίρω A primary verb; to be full of “cheer”, that is, calmly happy or well off; impersonal especially as a salutation (on meeting or parting), be well: – farewell, be glad, God speed, greeting, hail, joy (-fully), rejoice.  Internet Sacred Text Archive)

マタ2:10;  マル14:11;  ルカ15:5,32; 19:6,37; 22:5; 23:8;  ヨハ3:29; 4:36; 8:56; 16:20; 20:20 etc.

【そして】 δὲ  δέ  デ de {deh} (ch 接続詞・完)

1)ところで、しかし、さて、そして 2)しかも、そしてまた、なお、すると、また 3)次に、さらに 4)否、むしろ

(G1161 δέ A primary particle (adversative or continuative); butand, etc.: – also, and, but, moreover, now [often unexpressed in English].  Internet Sacred Text Archive)

【近寄って】 προσελθοῦσαι  προσέρχομαι プロセルこマイ proserchomai {pros-er‘-khom-ahee} (vpaanf-p 分詞・2アオ能主女複)

< πρός 向かって + ἔρχομαι 行く、来る

1)近づく、来る、ある人の許に行く(来る)、ある場所に行く(来る)、寄る 2)立ち向かう 3)降服する 4)同意する

(G4334 προσέρχομαι From 4314 and 2064 (including its alternate); to approach, that is, (literally) come near, visit, or (figuratively) worship, assent to: – (as soon as he) come (unto), come thereunto, consent, draw near, go (near, to, unto).  Internet Sacred Text Archive)

マタ5:44; 6:5,6,7,9; 14:23; 19:13; 24:20; 24:20; 26:36,39,41,42,44  マル1:35; 6:46; 11:24,25; 12:40; 13:18; 14:32,35,38,39 etc.

【イエスの】 αὐτοῦ  αὐτός  アウトス autos {ow-tos‘} (npgm3s 代名詞・属男3)

1)彼、彼女、それ(三人称の代名詞) 2)自身で、自分から、自分として(強調用法) 3)同じ同一の 4)まさに、ちょうど

(G846 αὐτός From the particle αὖ au (perhaps akin to the base of 109 through the idea of a baffling wind; backward); the reflexive pronoun self, used (alone or in the compound of 1438 ofthe third person, and (with the proper personal pronoun) of the other persons: – her, it (-self), one, the other, (mine) own, said, ([self-], the) same, ([him-, my-, thy-]) self, [your-] selves, she, that, their (-s), them ([-selves]), there [-at, -by, -in, -into, -of, -on, -with], they, (these) things, this (man), those, together, very, which. Compare 848.  Internet Sacred Text Archive)

【足を】 πόδας  πούς  プース  pous {pooce} (n-am-p 名詞・対男複)

1)足

(G4228 πούς A primary word; a “foot” (figuratively or literally): – foot (-stool).  Internet Sacred Text Archive)

マタ4:6; 7:6; 10:14; 15:30; 18:8;  マル5:22; 6:11; 9:45; 12:36; etc.

【抱き】 ἐκράτησαν  κρατέω  クラティオー  krateō {krat-eh‘-o} (viaa–3p 動詞・直・1アオ・能・3)

1)力がある、支配する、思い通りになる、力強くある、自由にする 2)取る、支配する、捕える、達成する、保持する、固執する 3)(目的を)得る、遂げる 4)つかむ、捕らえる、捕まえる 5)打ち勝つ、征服する 6)指図する、定める

(G2902 κρατέω From 2904 to use strength, that is, seize or retain (literally or figuratively): – hold (by, fast), keep, lay hand (hold) on, obtain, retain, take (by).  Internet Sacred Text Archive)

【そして】 καὶ  καί カイ kai {kahee} (cc 接続詞・等位)

1)~と、~も、そして 2)~さえ、でさえも 3)しかし 4)しかも、それは 5)それでは、それだのに 6)そうすれば、すなわち 7)のみならず、もまた

(G2532 καί Apparently a primary particle, having a copulative and sometimes also a cumulative force; and, also, even, so, then, too, etc.; often used in connection (or composition) with other particles or small words: – and, also, both, but, even, for, if, indeed, likewise, moreover, or, so, that, then, therefore, when, yea, yet.  Internet Sacred Text Archive)

【彼を】 αὐτῷ  αὐτός  アウトス autos {ow-tos‘} (npdm3s 代名詞・与男3)

1)彼、彼女、それ(三人称の代名詞) 2)自身で、自分から、自分として(強調用法) 3)同じ同一の 4)まさに、ちょうど

(G846 αὐτός From the particle αὖ au (perhaps akin to the base of 109 through the idea of a baffling wind; backward); the reflexive pronoun self, used (alone or in the compound of 1438 ofthe third person, and (with the proper personal pronoun) of the other persons: – her, it (-self), one, the other, (mine) own, said, ([self-], the) same, ([him-, my-, thy-]) self, [your-] selves, she, that, their (-s), them ([-selves]), there [-at, -by, -in, -into, -of, -on, -with], they, (these) things, this (man), those, together, very, which. Compare 848.  Internet Sacred Text Archive)

【拝んだ】 προσεκύνησαν  προσκυνέω  プロスクゆネオー  proskuneō {pros-koo-neh‘-o} (viaa–3p 動詞・直・2アオ・能・3複)

< πρός ~に + κυνέω  接吻する

1)平伏して敬意を表す、ひざまずく、拝する、恭しく挨拶する、尊崇の意をあらわす、敬礼する、2)拝する、礼拝する

(G4352 προσκυνέω From 4314 and probably a derivative of 2965 (meaning to kiss, like a dog licking his master’s hand); to fawn or crouch to, that is, (literally or figuratively) prostrate oneself in homage (do reverence to, adore): – worship.  Internet Sacred Text Archive)

マタ2:11; 4:10; 26:9  マル5:6; 15:19; ルカ4:8; ヨハ4:20,24; 9:38;  使徒10:35;  ロマ1:25;  Ⅰコリ14:25;  黙示3:9; 4:10; 9:20; 13:4; 19:10; 22:9 etc.

† 英語訳聖書 Matt.28:9 

King James Version
28:9 And as they went to tell his disciples, behold, Jesus met them, saying, All hail. And they came and held him by the feet, and worshipped him.

New King James Version
28:9 And as they went to tell His disciples, behold, Jesus met them, saying, “Rejoice!” So they came and held Him by the feet and worshiped Him.

American Standard Version
28:9 And behold, Jesus met them, saying, All hail. And they came and took hold of his feet, and worshipped him.

New International Version
28:9 Suddenly Jesus met them. “Greetings,” he said. They came to him, clasped his feet and worshiped him.

Today’s English Version
28:9 Suddenly Jesus met them and said, “Peace be with you.” They came up to him, took hold of his feet, and worshiped him.

Bible in Basic English
28:9 And on the way, Jesus came to them, saying, Be glad. And they came and put their hands on his feet, and gave him worship.

Darby’s English Translation
28:9 And as they went to bring his disciples word, behold also, Jesus met them, saying, Hail! And they coming up took him by the feet, and did him homage.

Douay Rheims
28:9 And behold Jesus met them, saying: All hail. But they came up and took hold of his feet, and adored him.

Noah Webster Bible
28:9 And as they were going to tell his disciples, behold, Jesus met them, saying, All hail. And they came, and held him by the feet, and worshiped him.

Weymouth New Testament
28:9 And then suddenly they saw Jesus coming to meet them. ‘Peace be to you,’ He said. And they came and clasped His feet, bowing to the ground before Him.

World English Bible
28:9 As they went to tell his disciples, behold, Jesus met them, saying, ‘Rejoice!’ They came and took hold of his feet, and worshiped him.

Young’s Literal Translation
28:9 and as they were going to tell to his disciples, then lo, Jesus met them, saying, ‘Hail!’ and they having come near, laid hold of his feet, and did bow to him.

† 細き聲 聖書研究ノート

Matt.28:9

καὶ ἰδοὺ ἰησοῦς ὑπήντησεν αὐταῖς λέγων, χαίρετε. αἱ δὲ προσελθοῦσαι ἐκράτησαν αὐτοῦ τοὺς πόδας καὶ προσεκύνησαν αὐτῶ.

聖書協会共同訳聖書

すると、イエスが行く手に立っていて、「おはよう」と言われたので、女たちは近寄り、イエスの足を抱き、その前にひれ伏した。

 <すると、イエスは彼らに出会って、「平安あれ」と言われたので、彼らは近寄りイエスのみ足をいだいて拝した>

イエスはまず、女たちに復活の御姿を現わされ、「平安あれ」と言われた。そこで彼女たちはイエスに近寄り、み足を抱いて、そこにひれ伏してイエスを拝んだ。

 <視よ、イエス彼らに遇ひて『安かれ』と言ひ給ひたれば、進みゆき、御足を抱きて拜す>

墓の中にいた二人の主の使いの一人は復活のイエスであった。

イエスは婦人たちに復活の姿を現され、「恐れながらも喜ぶ」彼女たちに「平安あれ」(口語訳聖書)と言われた。彼女たちは近寄ってイエスの御足を抱いて礼拝した。

 <マグダラのマリヤとイエス>

ヨハネ福音書はマグダラのマリヤが復活のイエスに出会った様子を詳しく伝えている。

「20:11しかし、マリヤは墓の外に立って泣いていた。そして泣きながら、身をかがめて墓の中をのぞくと、 20:12白い衣を着たふたりの御使が、イエスの死体のおかれていた場所に、ひとりは頭の方に、ひとりは足の方に、すわっているのを見た。 20:13すると、彼らはマリヤに、「女よ、なぜ泣いているのか」と言った。マリヤは彼らに言った、「だれかが、わたしの主を取り去りました。そして、どこに置いたのか、わからないのです」。 20:14そう言って、うしろをふり向くと、そこにイエスが立っておられるのを見た。しかし、それがイエスであることに気がつかなかった。 20:15イエスは女に言われた、「女よ、なぜ泣いているのか。だれを捜しているのか」。マリヤは、その人が園の番人だと思って言った、「もしあなたが、あのかたを移したのでしたら、どこへ置いたのか、どうぞ、おっしゃって下さい。わたしがそのかたを引き取ります」。 20:16イエスは彼女に「マリヤよ」と言われた。マリヤはふり返って、イエスにむかってヘブル語で「ラボニ」と言った。それは、先生という意味である。 20:17イエスは彼女に言われた、「わたしにさわってはいけない。わたしは、まだ父のみもとに上っていないのだから。ただ、わたしの兄弟たちの所に行って、『わたしは、わたしの父またあなたがたの父であって、わたしの神またあなたがたの神であられるかたのみもとへ上って行く』と、彼らに伝えなさい」。 20:18マグダラのマリヤは弟子たちのところに行って、自分が主に会ったこと、またイエスがこれこれのことを自分に仰せになったことを、報告した」(ヨハネ20:11~18)

† 心のデボーション

「視よ、イエス彼らに遇ひて『安かれ』と言ひ給ひたれば、進みゆき、御足を抱きて拜す」 マタイ28:9 大正文語訳聖書

「折しもイエズス彼等に行遇ひ、安かれ、と曰ひければ、彼等近づきて御足を抱き、之を禮拝せり」 ラゲ訳聖書

 「安かれ」

「安かれ χαίρω  かイロー」はユダヤ人の交わす挨拶の言葉で、会う時、別れの時に用いられた。「心から喜ぶ、大いに喜ぶ」の意味で、たがいの無事を喜ぶことばである。「安かれ」という挨拶は、「自分を喜び、あなたを喜ぶ」である。

† 心のデボーション

「視よ、イエス彼らに遇ひて『安かれ』と言ひ給ひたれば、進みゆき、御足を抱きて拜す」 マタイ28:9 大正文語訳聖書

「折しもイエズス彼等に行遇ひ、安かれ、と曰ひければ、彼等近づきて御足を抱き、之を禮拝せり」 ラゲ訳聖書

 「再会の喜び」

失ったものと再び出会う喜びは、失わなかったものよりも大きい。彼女たちは再びイエスを見出したのではなく、イエスによって新たに見出されたのである。

† 細き聲 説教 

 「ラボニ」

「視よ、イエス彼らに遇ひて『安かれ』と言ひ給ひたれば、進みゆき、御足を抱きて拜す」 マタイ28:9 大正文語訳聖書

「折しもイエズス彼等に行遇ひ、安かれ、と曰ひければ、彼等近づきて御足を抱き、之を禮拝せり」 ラゲ訳聖書

イエスはまず、女たちに復活の御姿を現わされ、「平安あれ」と言われた。そこで彼女たちはイエスに近寄り、み足を抱いて、そこにひれ伏してイエスを拝んだ。

イエスは婦人たちに復活の姿を現され、「恐れながらも喜ぶ」彼女たちに「平安あれ」(口語訳聖書)と言われた。彼女たちは近寄ってイエスの御足を抱いて礼拝した。

ヨハネ20:11~18にはマグダラのマリヤが復活のイエスに出会った様子を詳しく記されている。

マグダラのマリアは墓の外で立って泣きながら墓の中を覗くと、二人の白い衣の御使いが、一人はイエスの死体の頭のところに、一人は足の方にいた。一人の御使いが「何故泣いているのか」と尋ねるので、「だれかが、わたしの主を取り去りましたが、どこに置かれているのかわらりません」と答えて後ろをふりかえると、そこにイエスが立っておられた。しかし、マリヤはそれがイエスであることに気づかなかった。すると、イエスはマリヤに「女よ、なぜ泣いているのか。だれを捜しているのか」と尋ねるので「もしあなたが、あのかたを移したのでしたら、どこへ置いたのか、どうぞ、おっしゃって下さい。わたしがそのかたを引き取ります」と答えた。マリヤは後ろにいるのが園の番人だと思ったのである。するとイエスはマリヤに「マリヤよ」と呼びかけられ、マリヤは驚き、それがイエスと知ってヘブル語で「ラボニ(先生)」と言った。イエスはマリヤに「わたしにさわってはいけない。わたしは、まだ父のみもとに上っていないのだから。ただ、わたしの兄弟たちの所に行って、『わたしは、わたしの父またあなたがたの父であって、わたしの神またあなたがたの神であられるかたのみもとへ上って行く』と言われ、それらのことを弟子たちに伝えるようにと言われた。

マグダラのマリアは、かつて七つの悪霊にとりつかれた女であったが、イエスによっていやされ、イエスに仕えるようになった。最後までイエスを愛し、十字架から去ろうとしなかったマグダラのマリアは、こうして、復活のイエスに最初に出会うことが出来たのである。

(皆川誠)

コメント