† 福音書対観 「葬り」
マタイ27:57~61 マルコ15:42~47 ルカ23:50~56 ヨハネ19:31~42
† 福音書縦観 「葬り」
マタイ27:57~61 マルコ15:42~47 ルカ23:50~56 ヨハネ19:31~42
Matt. 27:57(19:31さてユダヤ人たちは、その日が準備の日であったので、安息日に死体を十字架の上に残しておくまいと、(特にその安息日は大事な日であったから)、ピラトに願って、足を折った上で、死体を取りおろすことにした。 19:32そこで兵卒らがきて、イエスと一緒に十字架につけられた初めの者と、もうひとりの者との足を折った。 19:33しかし、彼らがイエスのところにきた時、イエスはもう死んでおられたのを見て、その足を折ることはしなかった。 19:34しかし、ひとりの兵卒がやりでそのわきを突きさすと、すぐ血と水とが流れ出た。 19:35それを見た者があかしをした。そして、そのあかしは真実である。その人は、自分が真実を語っていることを知っている。それは、あなたがたも信ずるようになるためである。 19:36これらのことが起ったのは、「その骨はくだかれないであろう」との聖書の言葉が、成就するためである。 19:37また聖書のほかのところに、「彼らは自分が刺し通した者を見るであろう」とある。 ヨハネ19:31~37)夕方になってから(さて、すでに夕がたになったが、その日は準備の日、すなわち安息日の前日であったので、 マルコ15:42)、アリマタヤの金持で、ヨセフという名の人がきた。彼もまたイエスの弟子であった。(23:50ここに、ヨセフという議員がいたが、善良で正しい人であった。 23:51この人はユダヤの町アリマタヤの出身で、神の国を待ち望んでいた。彼は議会の議決や行動には賛成していなかった。ルカ23:50~51)口語訳聖書
† 日本語訳聖書 Matt.27:57
【漢訳聖書】
Matt.27:57 既暮、有亞利馬太之富人、名約瑟來、彼亦耶穌之門徒也、
【明治元訳】
Matt.27:57 日くれてイエスの弟子なるヨセフと云るアリマタヤの富人きたりてピラトに往イエスの屍を請しかば
【大正文語訳】
Matt.27:57 日暮れて、ヨセフと云ふアリマタヤの富める人きたる。彼もイエスの弟子なるが、
【ラゲ訳】
Matt.27:57 日暮に及びて、アリマテアの富者ヨゼフと云へる者來り、己もイエズスの弟子なりければ、
【口語訳】
Matt.27:57 夕方になってから、アリマタヤの金持で、ヨセフという名の人がきた。彼もまたイエスの弟子であった。
【新改訳改訂3】
Matt.27:57 夕方になって、アリマタヤの金持ちでヨセフという人が来た。彼もイエスの弟子になっていた。
【新共同訳】
Matt.27:57 夕方になると、アリマタヤ出身の金持ちでヨセフという人が来た。この人もイエスの弟子であった。
【聖書協会共同訳】
Matt.27:57 夕方になると、アリマタヤ出身の金持ちでヨセフと言う人が来た。この人もイエスの弟子であった。
【バルバロ訳】
Matt.27:57 日の落ちるころ、アリマタヤの金持ちのヨゼフという人が来た。この人もイエズスの弟子だった。
【フランシスコ会訳】
Matt.27:57 夕方になると、ヨセフというアリマタヤの金持ちが来た。彼もイエスの弟子であった。
【日本正教会訳】
Matt.27:57 日暮るるに及びて、アリマフェヤの富める人、名はイオシフ、自も亦イイススに學びし者は來れり。
【塚本虎二訳】
Matt.27:57 夕方になると、アリマタヤ生まれの金持でヨセフという人が来た。彼もイエスの弟子であった。
【前田護郎訳】
Matt.27:57 夕になるとアリマタヤの出でヨセフという名の裕福な人が来た。彼もイエスの弟子であった。
【永井直治訳】
Matt.27:57 かくて夕になりしとき、アリマタヤより富ある人到れり、名はヨセフ。彼もイエスに弟子たりし者なりき。
【詳訳聖書】
Matt.27:57 夕方になった時、ヨセフという名のアリマタヤ出身の金持ちがそこに来た。この人もイエスの弟子であった。
† 聖書引照 Matt.27:57
Matt.27:57 夕方になると、アリマタヤ出身の金持ちでヨセフと言う人が来た。この人もイエスの弟子であった。
[夕方になると、アリマタヤ出身の金持ちでヨセフと言う人が来た] Ⅰサム1:1; 7:17
[この人もイエスの弟子であった] マル15:42,43; ルカ23:50,51; ヨハ19:38~42
† ギリシャ語聖書 Matt.27:57
Stephens 1550 Textus Receptus
οψιας δε γενομενης ηλθεν ανθρωπος πλουσιος απο αριμαθαιας τουνομα ιωσηφ ος και αυτος εμαθητευσεν τω ιησου
Scrivener 1894 Textus Receptus
οψιας δε γενομενης ηλθεν ανθρωπος πλουσιος απο αριμαθαιας τουνομα ιωσηφ ος και αυτος εμαθητευσεν τω ιησου
Byzantine Majority
οψιας δε γενομενης ηλθεν ανθρωπος πλουσιος απο αριμαθαιας τουνομα ιωσηφ ος και αυτος εμαθητευσεν τω ιησου
Alexandrian
οψιας δε γενομενης ηλθεν ανθρωπος πλουσιος απο αριμαθαιας τουνομα ιωσηφ ος και αυτος εμαθητευθη τω ιησου
Hort and Westcott
οψιας δε γενομενης ηλθεν ανθρωπος πλουσιος απο αριμαθαιας τουνομα ιωσηφ ος και αυτος εμαθητευθη τω ιησου
† ギリシャ語聖書 Interlinear
Matt.27:57
ὀψίας δὲ γενομένης ἦλθεν ἄνθρωπος πλούσιος ἀπὸ ἁριμαθαίας, τοὔνομα ἰωσήφ, ὃς καὶ αὐτὸς ἐμαθητεύθη τῶ ἰησοῦ·
聖書協会共同訳聖書
夕方になると、アリマタヤ出身の金持ちでヨセフと言う人が来た。この人もイエスの弟子であった。
ὀψίας δὲ γενομένης ἦλθεν ἄνθρωπος πλούσιος ἀπὸ ἁριμαθαίας,
Now evening having come came man a rich from Srimathea,
τοὔνομα ἰωσήφ, ὃς καὶ αὐτὸς ἐμαθητεύθη τῶ ἰησοῦ·
the name Joseph, who also himself was disciple to Jesus;
† ギリシャ語聖書 品詞色分け
Matt. 27:57
ὀψίας δὲ γενομένης ἦλθεν ἄνθρωπος πλούσιος ἀπὸ ἁριμαθαίας, τοὔνομα ἰωσήφ, ὃς καὶ αὐτὸς ἐμαθητεύθη τῶ ἰησοῦ·
† ヘブライ語聖書 Matt.27:57
Matt.27:57
לְעֵת עֶרֶב בָּא אִישׁ עָשִׁיר תּוֹשַׁב רָמָתַיִם, יוֹסֵף שְׁמוֹ, שֶׁגַּם הוּא נַעֲשָׂה לְתַלְמִיד שֶׁל יֵשׁוּעַ
† ラテン語聖書 Matt.27:57
Latin Vulgate
Matt.27:57
Cum autem sero factum esset, venit quidam homo dives ab Arimathæa, nomine Ioseph, qui et ipse discipulus erat Iesu.
Then, when evening had arrived, a certain wealthy man from Arimathea, named Joseph, arrived, who himself was also a disciple of Jesus.
† 私訳(詳訳)Matt.27:57
【私訳】 「そして夕方になると、ヨセフという名のアリマタヤ出身の裕福な人がやって来た。彼もまた椅子の弟子であった」
† 新約聖書ギリシャ語語句研究
Matt.27:57
ὀψίας δὲ γενομένης ἦλθεν ἄνθρωπος πλούσιος ἀπὸ ἁριμαθαίας, τοὔνομα ἰωσήφ, ὃς καὶ αὐτὸς ἐμαθητεύθη τῶ ἰησοῦ·
聖書協会共同訳聖書
夕方になると、アリマタヤ出身の金持ちでヨセフと言う人が来た。この人もイエスの弟子であった。
【そして】δὲ δέ デ de {deh} (cc 接続詞・等位)
1)ところで、しかし、さて、そして 2)しかも、そしてまた、なお、すると、また 3)次に、さらに 4)否、むしろ
(G1161 δέ A primary particle (adversative or continuative); but, and, etc.: – also, and, but, moreover, now [often unexpressed in English]. Internet Sacred Text Archive)
【夕方に】ὀψίας ὄψιος オプシオス opsios {op‘-see-os} (a–gf-s 形容詞・属女単)
< ὀψέ 夕方、後で
1)おそく、おそい 2)夕方(午後3 ~6時頃まで)、夕暮れの 3)晩の
(G3798 ὄψιος From 3796 late; feminine (as noun) afternoon (early eve) or nightfall (later eve): – even (-ing, [-tide]). Internet Sacred Text Archive)
マタ8:16; 14:15,23; 16:2; 20:8; マル1:32; 4:35; 6:47; ヨハ6:16; 20:19
【なると】γενομένης γίνομαι ギノマイ ginomai {ghin‘-om-ahee} (vpadgf-s 分詞・2アオ能欠属女単)
1)存在するようになる、存在するにいたる、存在を始める 2)生じる、生ずる、生まれる 3)現れる、おこる、発生する、始まる、になる、ふりかかる、成る、登場する、来る 4)~とされる、仕上げられる、作られる、行われる、なされる 5)出る、起こる
(G1096 γίνομαι A prolonged and middle form of a primary verb; to cause to be (“gen” -erate), that is, (reflexively) to become (come into being), used with great latitude (literally, figuratively, intensively, etc.): – arise be assembled, be (come, -fall, -have self), be brought (to pass), (be) come (to pass), continue, be divided, be done, draw, be ended, fall, be finished, follow, be found, be fulfilled, + God forbid, grow, happen, have, be kept, be made, be married, be ordained to be, partake, pass, be performed, be published, require, seem, be showed, X soon as it was, sound, be taken, be turned, use, wax, will, would, be wrought. Internet Sacred Text Archive)
マタ10:29; 13:5,8,23; 15:35; 23:35; 27:51; マル4:8,20,26,28,31; 8:6; 9:20; 14:35; ルカ13:7; 14:35; 22:44; 24:5; ヨハ8:6,8: 12:24; ヘブ6:7; ヤコ5:5 etc.
【ヨセフ】ἰωσήφ ᾽Ιωσήφ イオーセーふ Iōsēph {ee-o-safe‘} (n-nm-s 名詞・主男単)
ヨセフ ヘブル名 「彼は増し加える」
(G2501 ᾽Ιωσήφ Of Hebrew origin [3130 ; Joseph, the name of seven Israelites: – Joseph. Internet Sacred Text Archive)
(イエスの父ヨセフ 職業は「大工」 マタ1:16~24; マル6:3; ルカ1:27; 2:4,16; 3:23; 4:22; ヨハ1:45; 6:42)
(イエスの兄弟ヨセフ マタ13:55; マル6:3)
【という】τοὔνομα τοὔνομα トゥーノマ tounoma {too‘-no-mah} (dans&n-an-s 冠詞・対中単&名詞・対中単)
1)という名の人 2)名前は
(G5122 τοὔνομα Contraction for the neuter of 3588 and 3686 the name (is): – named. Internet Sacred Text Archive)
マタ27:57
【アリマタヤ】ἁριμαθαίας ῾Αριμαθαία ハリマたイヤ Arimathaia {ar-ee-math-ah‘ee-ah} (n-gf-s 名詞・属女単)
アリマタヤ ヘブライ語地名 「高いところ」
(G707 ῾Αριμαθαία Of hebrew origin [7414 ; Arimathaea (or Ramah), a place in Palestine: – Arimatha. Internet Sacred Text Archive)
マタ27:57
【からの】ἀπὸ ἀπό アポ apo {apo‘} (pg 前置詞・属)
1)~から 2)~から離れて 3)~の中から、~のうちの、~のうちから 4)~以来、~の後で 5)によって 6)(人、物、状態から)自由にする、取り去る
(G575 ἀπό A primary particle; “off”, that is, away (from something near), in various senses (of place, time, or relation; literally or figuratively): – (X here-) after, ago, at, because of, before, by (the space of), for (-th), from, in, (out) of, off, (up-) on (-ce), since, with. In composition (as a prefix) it usually denotes separation, departure, cessation, completion, reversal, etc. Internet Sacred Text Archive)
【金持ちの】πλούσιος πλοῦτος プるートス ploutos {ploo‘-tos} (a–nm-s 形容詞・主男単)
1)富、財産、財宝 2)豊かさ、豊富、充満 3)善き物 4)賜物
(G4149 πλοῦτος From the base of 4130 wealth (as fulness), that is, (literally) money, possessions, or (figuratively) abundance, richness, (specifically) valuable bestowment: – riches. Internet Sacred Text Archive)
【人が】ἄνθρωπος ἄνθρωπος アンとローポス anthrōpos {anth‘-ro-pos} (n-nm-s 名詞・主男)
< ἄνήρ 人 +ὤψ 顔
1)人間、人、人類 2)男、夫 3)ある人、或る者、この人
(G444 ἄνθρωπος From 435 and ὤψ ōps (the countenance; from 3700 ; manfaced, that is, a human being: – certain, man. Internet Sacred Text Archive)
【来た】ἦλθεν ἔρχομαι エルこマイ erchomai {er‘-khom-ahee} (viaa–3s 動詞・直・2アオ・能・3単)
1)来る、やってくる、~しにやってくる 2)近づく、臨む、達する 3)着く、到着する 4)現れる 5)上がる、下る
(G2064 ἔρχομαι Middle voice of a primary verb (used only in the present and imperfect tenses, the others being supplied by a kindred [middle voice] word, ἐλεύθομαι eleuthomai or ἕλθω elthō ; which do not otherwise occur); to come or go (in a great variety of applications, literally and figuratively): – accompany, appear, bring, come enter, fall out, go, grow, X light, X next, pass, resort, be set. Internet Sacred Text Archive)
【彼も】αὐτὸς αὐτός アウトス autos {ow-tos‘} (npnm3s 代名詞・主男3)
1)彼、彼女、それ(三人称の代名詞) 2)自身で、自分から、自分として(強調用法) 3)同じ同一の 4)まさに、ちょうど
(G846 αὐτός From the particle αὖ au (perhaps akin to the base of 109 through the idea of a baffling wind; backward); the reflexive pronoun self, used (alone or in the compound of 1438 ofthe third person, and (with the proper personal pronoun) of the other persons: – her, it (-self), one, the other, (mine) own, said, ([self-], the) same, ([him-, my-, thy-]) self, [your-] selves, she, that, their (-s), them ([-selves]), there [-at, -by, -in, -into, -of, -on, -with], they, (these) things, this (man), those, together, very, which. Compare 848. Internet Sacred Text Archive)
【また】καὶ καί カイ kai {kahee} (ab 副詞)
1)~と、~も、そして 2)~さえ、でさえも 3)しかし 4)しかも、それは 5)それでは、それだのに 6)そうすれば、すなわち 7)のみならず、もまた
(G2532 καί Apparently a primary particle, having a copulative and sometimes also a cumulative force; and, also, even, so, then, too, etc.; often used in connection (or composition) with other particles or small words: – and, also, both, but, even, for, if, indeed, likewise, moreover, or, so, that, then, therefore, when, yea, yet. Internet Sacred Text Archive)
【イエスの】ἰησοῦ \ ᾽Ιησοῦς イエースウース Iēsous {ee-ay-sooce‘ } (n-dm-s 名詞・与男単)
イエス 意味は「ヤㇵウェは救いである」。「イエス」はヘブル語「 יְהוֺשׁוּעַ イェホーシュア Yehowshuwa` {yeh-ho-shoo’-ah} ”Jehovah is salvation”主は救い、ヨシュア」の ギリシャ名。
(G2424 ᾽Ιησοῦς Of Hebrew origin [3091; Jesus (that is, Jehoshua), the name of our Lord and two (three) other Israelites: – Jesus. H3091 יְהוֹשׁוַּע יְהוֹשׁוַּע yehôshûa‛ yehôshûa‛ yeh-ho-shoo‘-ah,yeh-ho-shoo‘-ah From 3068 and 3467 Jehovah-saved; Jehoshua (that is, Joshua), the Jewish leader: – Jehoshua, Jehoshuah, Joshua. Compare 1954 3442. Internet Sacred Text Archive)マタ16:16; マル5:7; ルカ1:32; ヨハ1:29,36; 14:6; 6:33,51; ロマ1:16; 3:29; 11:26; 14:9; Ⅰコリ1:24; 2:8; 15:45; Ⅰテモ6:15; ヘブ2:10; 3:6; 9:11,15; 12:24; 黙示1:5,8; 2:8; 3:14 etc.
【弟子であった】ἐμαθητεύθη μαθητεύω マテーテウオー mathēteuō {math-ayt-yoo‘-o} (viap–3s 動詞・直・1アオ受3単)
1)門弟である 2)弟子となる、弟子とする、弟子である
(G3100 μαθητεύω From 3101 intransitively to become a pupil; transitively to disciple, that is, enrol as scholar: – be disciple, instruct, teach. Internet Sacred Text Archive)
マタ13:52; 27:57; 28:19; 使徒14:21
ὃς ὅς ホス hos {hos} (aprnm-s 関係代名詞・主男単)
1)この~ 2)これ 3)ところの、そして
(G3739 ὅς Probably a primary word (or perhaps a form of the article 3588 ; the relative (sometimes demonstrative) pronoun, who, which, what, that: – one, (an-, the) other, some, that, what, which, who (-m, -se), etc. See also 3757 Internet Sacred Text Archive)
† 英語訳聖書 Matt.27:57
King James Version
27:57 When the even was come, there came a rich man of Arimathaea, named Joseph, who also himself was Jesus’ disciple:
New King James Version
27:55 And many women who followed Jesus from Galilee, ministering to Him, were there looking on from afar,
American Standard Version
27:57 And when even was come, there came a rich man from Arimathaea, named Joseph, who also himself was Jesus’ disciple:
New International Version
27:57 As evening approached, there came a rich man from Arimathea, named Joseph, who had himself become a disciple of Jesus.
Bible in Basic English
27:57 And in the evening, there came a man of wealth from Arimathaea, Joseph by name, who was a disciple of Jesus:
Today’s English Version
27:55 There were many women there, looking on from a distance, who had followed Jesus from Galilee and helped him.
Darby’s English Translation
27:57 Now when even was come there came a rich man of Arimathaea, his name Joseph, who also himself was a disciple to Jesus.
Douay Rheims
27:57 And when it was evening, there came a certain rich man of Arimathea, named Joseph, who also himself was a disciple of Jesus.
Noah Webster Bible
27:57 When the evening was come, there came a rich man of Arimathea, named Joseph, who also himself was a disciple of Jesus.
Weymouth New Testament
27:57 Towards sunset there came a wealthy inhabitant of Arimathaea, named Joseph, who himself also had become a disciple of Jesus.
World English Bible
27:57 When evening had come, there came a rich man from Arimathaea, named Joseph, who also himself was Jesus’ disciple.
Young’s Literal Translation
27:57 And evening having come, there came a rich man, from Arimathea, named Joseph, who also himself was discipled to Jesus,
† 細き聲 聖書研究ノート
Matt.27:57
ὀψίας δὲ γενομένης ἦλθεν ἄνθρωπος πλούσιος ἀπὸ ἁριμαθαίας, τοὔνομα ἰωσήφ, ὃς καὶ αὐτὸς ἐμαθητεύθη τῶ ἰησοῦ·
聖書協会共同訳聖書
夕方になると、アリマタヤ出身の金持ちでヨセフと言う人が来た。この人もイエスの弟子であった。
<夕方になってから、アリマタヤの金持で、ヨセフという名の人がきた。彼もまたイエスの弟子であった。>
夕方になると、ヨセフという名の人がやってきた。彼はイエスの弟子で、アリマタヤに住む金持ちであった。
<イエスと二人の強盗の死>
イエスが息を引き取られたとき、一緒に十字架につけられていた二人の強盗はまだ息をしていた。翌日は安息日であったので死体を十字架に残すことを嫌って、ユダヤ人たちは総督ピラトに願い出て、二人の強盗の足を折った。十字架上の囚人は長時間生きることがあり、死を早めるために足を折り、呼吸を止めて処刑することがあった。
イエスはすでに息を引き取られていたが、ローマ兵士は死亡を確認するためにイエスの脇腹を槍で突いたところ、血と水が流れ出たとヨハネは報告している。
「19:31さてユダヤ人たちは、その日が準備の日であったので、安息日に死体を十字架の上に残しておくまいと、(特にその安息日は大事な日であったから)、ピラトに願って、足を折った上で、死体を取りおろすことにした。 19:32そこで兵卒らがきて、イエスと一緒に十字架につけられた初めの者と、もうひとりの者との足を折った。 19:33しかし、彼らがイエスのところにきた時、イエスはもう死んでおられたのを見て、その足を折ることはしなかった。 19:34しかし、ひとりの兵卒がやりでそのわきを突きさすと、すぐ血と水とが流れ出た。 19:35それを見た者があかしをした。そして、そのあかしは真実である。その人は、自分が真実を語っていることを知っている。それは、あなたがたも信ずるようになるためである。 19:36これらのことが起ったのは、「その骨はくだかれないであろう」との聖書の言葉が、成就するためである。 19:37また聖書のほかのところに、「彼らは自分が刺し通した者を見るであろう」とある」( ヨハネ19:31~37 口語訳聖書)
<日暮れて、ヨセフと云ふアリマタヤの富める人きたる。彼もイエスの弟子なるが>
その日の夕方、アリマタヤの出身でヨセフという人が密かに総督ピラトを訪れた。彼は富める人でサンヘドリン(最高議会)の有力な議員であったが(マルコ15:43)、イエスの弟子となり、「神の国を待ち望み、議会の議決や行動には賛成していなかった」。(ルカ23:50~51)しかし、このヨセフはユダヤ人を恐れて、自分がイエスの弟子であることは隠していた。(ヨハネ19:38)
† 心のデボーション
「日暮れて、ヨセフと云ふアリマタヤの富める人きたる。彼もイエスの弟子なるが」 マタイ27:57
「夕方になると、アリマタヤ出身の金持ちでヨセフという人が来た。この人もイエスの弟子であった」 新共同訳聖書
「アリマタヤのヨセフ」
イエスが息を引き取られると、その夕刻にはアリマタヤのヨセフという人物がイエスの死体を引取るために総督ピラトを訪れている。彼はサンヘドリン(最高議会)の有力な議員であったがイエスを信じており、大胆に行動する人であった。
† 心のデボーション
「日暮れて、ヨセフと云ふアリマタヤの富める人きたる。彼もイエスの弟子なるが」 マタイ27:57
「夕方になると、アリマタヤ出身の金持ちでヨセフという人が来た。この人もイエスの弟子であった」 新共同訳聖書
「少数派の意見」
アリマタヤのヨセフは大祭司カヤパの公邸で開かれたイエス殺害の会議に出席していたに違いない。おそらく、アリマタヤのヨセフはニコデモと共に「反対」の意見を述べたが、少数派の意見として退けられたことであろう。(マタイ26:3)正しさはそれ自体の内にあって、数の多少に依ることはない。
† 細き聲 説教
「アリマタヤのヨセフ」
「日暮れて、ヨセフと云ふアリマタヤの富める人きたる。彼もイエスの弟子なるが」 マタイ27:57
「夕方になると、アリマタヤ出身の金持ちでヨセフという人が来た。この人もイエスの弟子であった」 新共同訳聖書
イエスが息を引き取られたとき、一緒に十字架につけられていた二人の強盗はまだ息をしていた。翌日は安息日であったので死体を十字架に残すことを嫌って、ユダヤ人たちは総督ピラトに願い出て、二人の強盗の足を折った。十字架上の囚人は長時間生きることがあり、死を早めるために足を折り、呼吸を止めて処刑することがあった。
イエスはすでに息を引き取られていたが、ローマ兵士は死亡を確認するためにイエスの脇腹を槍で突いたところ、血と水が流れ出たとヨハネは報告している。
ヨハネ19:31~37 口語訳聖書
さてユダヤ人たちは、その日が準備の日であったので、安息日に死体を十字架の上に残しておくまいと、(特にその安息日は大事な日であったから)、ピラトに願って、足を折った上で、死体を取りおろすことにした。そこで兵卒らがきて、イエスと一緒に十字架につけられた初めの者と、もうひとりの者との足を折った。しかし、彼らがイエスのところにきた時、イエスはもう死んでおられたのを見て、その足を折ることはしなかった。しかし、ひとりの兵卒がやりでそのわきを突きさすと、すぐ血と水とが流れ出た。それを見た者があかしをした。そして、そのあかしは真実である。その人は、自分が真実を語っていることを知っている。それは、あなたがたも信ずるようになるためである。これらのことが起ったのは、「その骨はくだかれないであろう」との聖書の言葉が、成就するためである。また聖書のほかのところに、「彼らは自分が刺し通した者を見るであろう」とある。
その日の夕方、アリマタヤの出身でヨセフという人が密かに総督ピラトを訪れた。彼は富める人でサンヘドリン(最高議会)の有力な議員であったが(マルコ15:43)、イエスの弟子となり、「神の国を待ち望み、議会の議決や行動には賛成していなかった」。(ルカ23:50~51)しかし、このヨセフはユダヤ人を恐れて、自分がイエスの弟子であることは隠していた。(ヨハネ19:38)
アリマタヤのヨセフはイエスを信じたがサンヘドリンの議員であることからユダヤ人を恐れて信仰を隠していた。彼は身分を隠すことでイエスの葬りのために公に動くことができたのである。
(皆川誠)
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