マタイによる福音書24章43節

マタイによる福音書
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† 福音書縦観 「目を覚ましていなさい」 

マタイ24:36~44  マルコ13:32~37  ルカ17:26: 26~30,34~35

Matt.24:43このことをわきまえているがよい。家の主人は、盗賊がいつごろ来るかわかっているなら、目をさましていて、自分の家に押し入ることを許さないであろう。 口語訳聖書

† 日本語訳聖書 Matt.24:43 

【漢訳聖書】
Matt.24:43 若家主知賊何更至、則必儆醒、不致穴其室、此爾所當知也。

【明治元訳】
Matt.24:43 爾曹これを知もし家の主人ぬすびと何の時きたるかを知ば其家を守て破らすまじ

【大正文語訳】
Matt.24:43 汝等これを知れ、家主もし盜人いづれの時きたるかを知らば、目をさまし居て、その家を穿たすまじ。

【ラゲ訳】
Matt.24:43 汝等之を知れ、家父若盗賊の來るべき時を知らば、必警戒して其家を穿たせじ。

【口語訳】
Matt.24:43 このことをわきまえているがよい。家の主人は、盗賊がいつごろ来るかわかっているなら、目をさましていて、自分の家に押し入ることを許さないであろう。

【新改訳改訂3】
Matt.24:43 しかし、このことは知っておきなさい。家の主人は、どろぼうが夜の何時に来ると知っていたら、目を見張っていたでしょうし、また、おめおめと自分の家に押し入られはしなかったでしょう。

【新共同訳】
Matt.24:43 このことをわきまえていなさい。家の主人は、泥棒が夜のいつごろやって来るかを知っていたら、目を覚ましていて、みすみす自分の家に押し入らせはしないだろう。

【聖書協会共同訳】
Matt.24:43 このことをわきまえていなさい。家の主人は、盗人が夜のいつごろやって来るかを知っていたら、目を覚ましていて、みすみす自分の家に忍び込ませたりはしないだろう。

【バルバロ訳】
Matt.24:43 あなたたちにも分かることだが、主人が盗人の来る時間を知っていれば、警戒し、住まいの壁に穴をあけさせはすまい。

【フランシスコ会訳】
Matt.24:43 次のことを弁えていなさい。盗人が夜のいつごろ来るかを知っているなら、家の主人は、目を覚ましていて、家に忍び込ませはしない。

【日本正教会訳】
Matt.24:43 若し家主盗賊の何の更に來るを知らば、儆醒(けいせい)して、其家を穿つを許さざらん、是れ爾等の知る所なり。

【塚本虎二訳】
Matt.24:43 あなた達はこのことを知っているはずだ。──夜の何時に泥坊が来るとわかっておれば、家の主人は目を覚ましていて、みすみす家に忍び込ませはしないであろう。

【前田護郎訳】
Matt.24:43 このことを知れ――家の主人は夜の何時に盗人が来るとわかれば、目覚めていて家にしのび込ませまい。

【永井直治訳】
Matt.24:43 されどそれを知れ。もし家の主人いつれの時刻に盜人の來るかを知りたらんには、目を覺まし、且つその家を穿たしめざりしことを。

【詳訳聖書】
Matt.24:43 しかしこの事を悟りなさい。家の主人がもし盗人の来るのがどの夜回りの時か〔夜のか、それとも朝のか〕わかっていたら、目をさましていて、自分の家が侵害されないように<押し破られないように>するはずである。

† 聖書引照 Matt.24:43 

Matt.24:43 このことをわきまえていなさい。家の主人は、盗人が夜のいつごろやって来るかを知っていたら、目を覚ましていて、みすみす自分の家に忍び込ませたりはしないだろう。

[このことをわきまえていなさい。家の主人は]  マタ20:11; 箴言7:19
[盗人が夜のいつごろやって来るかを知っていたら]  ルカ12:39; Ⅰテサ5:2~6; Ⅱペテ3:10,11
[目を覚ましていて、みすみす自分の家に忍び込ませたりはしないだろう]  出エ22:2,3

† ギリシャ語聖書 Matt.24:43 

Stephens 1550 Textus Receptus
εκεινο δε γινωσκετε οτι ει ηδει ο οικοδεσποτης ποια φυλακη ο κλεπτης ερχεται εγρηγορησεν αν και ουκ αν ειασεν διορυγηναι την οικιαν αυτου

Scrivener 1894 Textus Receptus
εκεινο δε γινωσκετε οτι ει ηδει ο οικοδεσποτης ποια φυλακη ο κλεπτης ερχεται εγρηγορησεν αν και ουκ αν ειασεν διορυγηναι την οικιαν αυτου

Byzantine Majority
εκεινο δε γινωσκετε οτι ει ηδει ο οικοδεσποτης ποια φυλακη ο κλεπτης ερχεται εγρηγορησεν αν και ουκ αν ειασεν διορυγηναι την οικιαν αυτου

Alexandrian
εκεινο δε γινωσκετε οτι ει ηδει ο οικοδεσποτης ποια φυλακη ο κλεπτης ερχεται εγρηγορησεν αν και ουκ αν ειασεν διορυγηναι την οικιαν αυτου

Hort and Westcott
εκεινο δε γινωσκετε οτι ει ηδει ο οικοδεσποτης ποια φυλακη ο κλεπτης ερχεται εγρηγορησεν αν και ουκ αν ειασεν διορυγηναι την οικιαν αυτου

† ギリシャ語聖書 Interlinear

Matt.24:43

ἐκεῖνο δὲ γινώσκετε ὅτι εἰ ᾔδει ὁ οἰκοδεσπότης ποίᾳ φυλακῇ ὁ κλέπτης ἔρχεται, ἐγρηγόρησεν ἂν καὶ οὐκ ἂν εἴασεν διορυχθῆναι τὴν οἰκίαν αὐτοῦ.

聖書協会共同訳聖書

このことをわきまえていなさい。家の主人は、盗人が夜のいつごろやって来るかを知っていたら、目を覚ましていて、みすみす自分の家に忍び込ませたりはしないだろう。

ἐκεῖνο δὲ  γινώσκετε  ὅτι  εἰ  ᾔδει  ὁ   οἰκοδεσπότης  ποίᾳ  φυλακῇ  ὁ  κλέπτης  ἔρχεται,
And that    know ye     that   if   knew   the   housemaster    in what   watch   the   thief      is coming,

ἐγρηγόρησεν   ἂν   καὶ  οὐκ ἂν εἴασεν     διορυχθῆναι   τὴν  οἰκίαν  αὐτοῦ.
he would have   watched  and   would nor have allowed  to be dug through   the   house   of him.

† ギリシャ語聖書 品詞色分け

Matt.24:43

ἐκεῖνο δὲ γινώσκετε ὅτι εἰ ᾔδειοἰκοδεσπότης ποίᾳ φυλακῇκλέπτης ἔρχεται, ἐγρηγόρησεν ἂν καὶ οὐκ ἂν εἴασεν διορυχθῆναι τὴν οἰκίαν αὐτοῦ.

† ヘブライ語聖書 Matt.24:43 

Matt.24:43

וְזֹאת דְּעוּ: אִלּוּ יָדַע בַּעַל הַבַּיִת בְּאֵיזוֹ אַשְׁמוּרָה יָבוֹא הַגַּנָּב, הָיָה שׁוֹקֵד וְלֹא מַנִּיח לוֹ לַחְדֹּר לְבֵיתוֹ

† ラテン語聖書 Matt.24:43 

Latin Vulgate
Matt.24:43

Illud autem scitote, quoniam si sciret paterfamilias qua hora fur venturus esset, vigilaret utique, et non sineret perfodi domum suam.
But know this: if only the father of the family knew at what hour the thief would arrive, he would certainly keep vigil and not permit his house to be broken into.

† 私訳(詳訳)Matt.24:43 

【私訳】 「しかし、次のことを知りなさい<悟りなさい>。家の主人が、もし盗人が何時の夜回りの時にやってくるかを知っているなら、目を覚ましていて、自分の家に忍び込ませはしないのである」

† 新約聖書ギリシャ語語句研究

Matt.24:43

ἐκεῖνο δὲ γινώσκετε ὅτι εἰ ᾔδει ὁ οἰκοδεσπότης ποίᾳ φυλακῇ ὁ κλέπτης ἔρχεται, ἐγρηγόρησεν ἂν καὶ οὐκ ἂν εἴασεν διορυχθῆναι τὴν οἰκίαν αὐτοῦ.

聖書協会共同訳聖書

このことをわきまえていなさい。家の主人は、盗人が夜のいつごろやって来るかを知っていたら、目を覚ましていて、みすみす自分の家に忍び込ませたりはしないだろう。

【しかし】δὲ  δέ  デ de {deh} (cc 接続詞・等位) de {deh} (ch 接続詞・完)

1)ところで、しかし、さて、そして 2)しかも、そしてまた、なお、すると、また 3)次に、さらに 4)否、むしろ

(G1161 δέ A primary particle (adversative or continuative); butand, etc.: – also, and, but, moreover, now [often unexpressed in English].  Internet Sacred Text Archive)

【次のことを】ἐκεῖνο  ἐκεῖνος エケイノス  ekeinos {ek-i‘-nos} (apdan-s 指示代名詞・対中単)

1)それ 2)かの 3)あれ 4)あの 5)その

(G1565 ἐκεῖνος  From 1563 that one (or [neuter] thing); often intensified by the article prefixed: – he, it,the other (same), selfsame, that (same, very), X their, X them, they, this, those. See also 3778.  Internet Sacred Text Archive)

【弁えていなさい】γινώσκετε  γινώσκω ギノースコー  ginōskō {ghin-oce‘-ko} (vipa–2p/vmpa–2p 動詞・直・現・能・2複/命現)

1)知る、認識する、理解する、知り合う、意識する、気づく、分かる、知るに至る、聞き知る、知覚する 2)~しようと考える、判断する 3)気づく、認識する、さとる 3)確かめる、つきとめる、推察する

(G1097 γινώσκω A prolonged form of a primary verb; to “know” (absolutely), in a great variety of applications and with many implications (as shown at left, with others not thus clearly expressed): – allow, be aware (of), feel, (have) known (-ledge), perceive, be resolved, can speak, be sure, understand.  Internet Sacred Text Archive)

マタ1:25; 10:26; 22:18;  マル5:43; 7:24; 9:30;  ルカ6:44; 18:34; 24:35;  ヨハ8:27,55; 10:6,15; 13:35; 16:3; 17:3,25;  ロマ1:21; 2:18; 11:34;  Ⅰコリ1:21; 2:16;  Ⅰヨハ2:3,4,14; 3:1,6; 4:8 etc.

【なぜなら】ὅτι  ὅτι  ホティ hoti {hot‘-ee} (abr 関係副詞)

1)~ということ 2)なぜなら~だから、というのは~だから、すなわち 3)~であるから 4)というのは

(G3754  ὅτι Neuter of 3748 as conjugation; demonstrative that (sometimes redundant); causatively because: – as concerning that, as though, because (that), for (that), how (that), (in) that, though, why.  Internet Sacred Text Archive)

【もし】εἰ v  εἰ エイ  ei {i } (cs 接続詞・従位)

1)もし 2)もしも、かりに 3)もし~であれば 4)~かどうか 5)~ならば 6)決して~ない

(G1487 εἰ A primary particle of conditionality; ifwhetherthat, etc.: – forasmuch as, if, that, ([al-]) though, whether. Often used in connection or composition with other particles, especially as in 1489 1490 1499 1508 1509 1512 1513 1536 and 1537 See also 1437.  Internet Sacred Text Archive)

【盗人が】κλέπτης  κλέπτης  クれプテース  kleptēs {klep‘-tace} (n-nm-s 名詞・主男単)

1)盗賊 2)泥棒 3)詐欺師 4)窃盗

(G2812 κλέπτης From 2813 a stealer (literally or figuratively): – thief. Compare 3027. Internet Sacred Text Archive)

マタ6:19,20; 21:43;  ルカ12:33,39;  ヨハ10:1,8,10; 12:6;  Ⅰテサ4:15;  Ⅱテサ3:10;  黙示3:3; 16:15

【どの】ποίᾳ  ποῖος ポイオス poios {poy‘-os} (a-tdf-s 形容詞・疑与女単)

1)どんな種類・性質の 2)いかなる、どのような、どの 3)ある種の、ある性質の

(G4169 ποῖος From the base of 4226 and 3634 individualizing interrogitive (of character) what sort of, or (of number) which one: – what (manner of), which.  Internet Sacred Text Archive)

マタ24:43

【夜回りの時に】φυλακῇ  φυλακή  ふゆらケー  phulakē {foo-lak-ay‘} (n-df-s 名詞・与女単)

1)獄屋、牢獄、獄 2)見張り、監視、警戒、警備、守護、守衛 3)番人、監視人 4)監禁

(G5438 φυλακή  From 5442 a guarding or (concretely guard), the act, the parson; figuratively the place, the condition, or (specifically) the time (as a division of day or night), literally or figuratively: – cage, hold, (im-) prison (-ment), ward, watch.  Internet Sacred Text Archive)

マタ5:25; 14:3,10; 18:30; 25:36,39,43,44;  マル6:17,27;  ルカ3:20; 12:58; 21:12; 22:33; 23;19,25;  ヨハ3:2 etc.

【やってくる】ἔρχεται  ἔρχομαι エルこマイ  erchomai {er‘-khom-ahee} (vipn–3s 動詞・直・現・能欠・3単)

1)来る、やってくる、~しにやってくる 2)近づく、臨む、達する 3)着く、到着する 4)現れる 5)上がる、下る

(G2064 ἔρχομαι Middle voice of a primary verb (used only in the present and imperfect tenses, the others being supplied by a kindred [middle voice] word, ἐλεύθομαι eleuthomai or ἕλθω elthō ; which do not otherwise occur); to come or go (in a great variety of applications, literally and figuratively): – accompany, appear, bring, come enter, fall out, go, grow, X light, X next, pass, resort, be set.  Internet Sacred Text Archive)

【知っているなら】ᾔδει  οἶδα  オイダ  oida {oy’-da} (vila–3s 動詞・直・大完・能・3単)

1)知っている、~であることを知っている、~する方法を知っている 2)認めている、心得ている、わきまえる 3)見抜いている、理解する、わかる、認識している、覚えている、悟っている

οἶδα は ἐιδον の現在完了形 私は見た

(G1492 εἶδοω A primary verb; used only in certain past tenses, the others being borrowed from the equivalent, 3700 and 3708 properly to see (literally or figuratively); by implication (in the perfect only) to know: – be aware, behold, X can (+ not tell), consider, (have) known (-ledge), look (on), perceive, see, be sure, tell, understand, wist,

wot. Compare 3700.  Internet Sacred Text Archive)

【家の主人は】οἰκοδεσπότηςοἰκοδεσπότης  オイコデスポテース  oikodespotēs {oy-kod-es-pot‘-ace} (n-nm-s 名詞・主男単)

< οἴκος  家 + δεσπότης  主人

1)一家の主人 2)家を治める主人 3)家長、戸主

(G3617 οἰκοδεσπότης From 3624 and 1203 the head of a family: – goodman (of the house), householder, master of the house.  Internet Sacred Text Archive)

マタ10:25; 13:37,52; 20:11; 21:33; 24:43;  マル14:14;  ルカ12:39; 13:25; 14:21;

【目を覚ましていて】ἐγρηγόρησεν  γρηγορέω  グレーゴレオー grēgoreuō {gray-gor-yoo‘-o} (viaa–3s 動詞・直・1アオ・能・3単)

1) 目をさましている、寝ないで起きている 2)見張っている、ゆだんなく警戒している

(G1127 γρηγορέω  From a derivative of 1131 to strip, that is, (reflexively) go poorly clad: – be naked.   Internet Sacred Text Archive)

マタ24:42,43

ἂν  ἄν アン  an {an} (qv 不変化詞)

1)~まで 2)(~ならば~)です(仮定文で) 3)ともかく事がある条件の元に起こることを示す

(G302  ἄν A primary particle, denoting a suppositionwishpossibility or uncertainty: – [what-, where-, whither-, who-]soever. Usually unexpressed except by the subjunctive or potential mood. Also contraction for 1437.   Internet Sacred Text Archive)

【そして】καὶ.  καί カイ kai {kahee} (cc 接続詞・等位)

1)~と、~も、そして 2)~さえ、でさえも 3)しかし 4)しかも、それは 5)それでは、それだのに 6)そうすれば、すなわち 7)のみならず、もまた

(G2532 καί Apparently a primary particle, having a copulative and sometimes also a cumulative force; and, also, even, so, then, too, etc.; often used in connection (or composition) with other particles or small words: – and, also, both, but, even, for, if, indeed, likewise, moreover, or, so, that, then, therefore, when, yea, yet.  Internet Sacred Text Archive)

【彼の】αὐτοῦ αὐτός  アウトス autos {ow-tos‘} (npgm3s 代名詞・属男3)

1)彼、彼女、それ(三人称の代名詞) 2)自身で、自分から、自分として(強調用法) 3)同じ同一の 4)まさに、ちょうど

(G846 αὐτός From the particle αὖ au (perhaps akin to the base of 109 through the idea of a baffling wind; backward); the reflexive pronoun self, used (alone or in the compound of 1438 ofthe third person, and (with the proper personal pronoun) of the other persons: – her, it (-self), one, the other, (mine) own, said, ([self-], the) same, ([him-, my-, thy-]) self, [your-] selves, she, that, their (-s), them ([-selves]), there [-at, -by, -in, -into, -of, -on, -with], they, (these) things, this (man), those, together, very, which. Compare 848.  Internet Sacred Text Archive)

【家に】οἰκίαν  οἰκία  オイキア  oikia {oy-kee‘-ah} (n-af-s 名詞・対女単)

1)家、建物、家屋、住居、住家、住処、部屋 2)家の者、家族、家庭、家系、一族、一家、世帯 3)家財、財産 4)家系、家柄

(G3614 οἰκία From 3624 properly residence (abstractly), but usually (concretely) an abode (literally or figuratively); by implication a family (especially domestics): – home, house (-hold).  Internet Sacred Text Archive)

マタ2:11; 7:25,26; 8:6; 10:36; 12:25; 23:38;  マル5:19; 8:3,26;  ルカ2:49; 6:48,49; 10:7; 15:6,8;  ヨハ12:3; 14:2; 19:27 etc.

【忍び込ませは】εἴασεν ἐάω エアオー eaō {eh-ah‘-o} (viaa–3s 動詞・直・1アオ・能・3単)

1) ~させる 2)させたままにする 3)任せる 4)許す 5)そっとしておく

(G1439  ἐάω Of uncertain affinity; to let be, that is, permit or leave alone: – commit, leave, let (alone), suffer. See also 1436   Internet Sacred Text Archive)

マタ4:43

διορυχθῆναι  διορύσσω  ディオりゆスソー  diorussō {dee-or-oos‘-so} (vnap 不定詞・1アオ受)

< διά  通して + ὀρύσσω 掘る

1)掘り抜く 2)家に穴をあけて押し入る、穴をあけて盗む 3)穴を穿つ、下を掘る

(G1358 διορύσσω From 1223 and 3736 to penetrate burglariously: – break through (up).  Internet Sacred Text Archive)

マタ6:19,20; 24:43;  ルカ12:39

【しない】οὐκ  οὐ  ウー ou {oo} (qn 不変化詞・否定)

1)否 2)~ない 3)~でない

(G3756 οὐ Also οὐκ ouk ook used before a vowel and οὐχ ouch ookh before an aspirate. A primary word; the absolutely negative (compare 3361 adverb; no or not: – + long, nay, neither, never, no (X man), none, [can-] not, + nothing, + special, un ([-worthy]), when, + without, + yet but. See also 3364 3372.  Internet Sacred Text Archive)

ἂν  ἄν アン  an {an} (qv 不変化詞)

1)~まで 2)(~ならば~)です(仮定文で) 3)ともかく事がある条件の元に起こることを示す

(G302  ἄν A primary particle, denoting a suppositionwishpossibility or uncertainty: – [what-, where-,whither-, who-]soever. Usually unexpressed except by the subjunctive or potential mood. Also contraction for 1437.  Internet Sacred Text Archive)

† 英語訳聖書 Matt.24:43 

King James Version
24:43 But know this, that if the goodman of the house had known in what watch the thief would come, he would have watched, and would not have suffered his house to be broken up.

New King James Version
24:43 “But know this, that if the master of the house had known what hour the thief would come, he would have watched and not allowed his house to be broken into.

American Standard Version
24:43 But know this, that if the master of the house had known in what watch the thief was coming, he would have watched, and would not have suffered his house to be broken through.

New International Version
24:43 But understand this: If the owner of the house had known at what time of night the thief was coming, he would have kept watch and would not have let his house be broken into.

Bible in Basic English
24:43 But be certain of this, that if the master of the house had had knowledge of the time when the thief was coming, he would have been watching, and would not have let his house be broken into.

Today’s English Version
24:43 If the owner of a house knew the time when the thief would come, you can be sure that he would stay awake and not let the thief break into his house.

Darby’s English Translation
24:43 But know this, that if the master of the house had known in what watch the thief was coming, he would have watched and not have suffered his house to be dug through into.

Douay Rheims
24:43 But know this ye, that if the goodman of the house knew at what hour the thief would come, he would certainly watch, and would not suffer his house to be broken open.

Noah Webster Bible
24:43 But know this, that if the master of the house knew in what watch the thief would come, he would watch, and would not suffer his house to be broken up.

Weymouth New Testament
24:43 But of this be assured, that if the master of the house had known the hour at which the robber was coming, he would have kept awake, and not have allowed his house to be broken into.

World English Bible
24:43 But know this, that if the master of the house had known in what watch the thief was coming, he would have watched, and would not have allowed his house to be broken into.

Young’s Literal Translation
24:43 and this know, that if the master of the house had known in what watch the thief doth come, he had watched, and not suffered his house to be broken through;

† 細き聲 聖書研究ノート

Matt.24:43

ἐκεῖνο δὲ γινώσκετε ὅτι εἰ ᾔδει ὁ οἰκοδεσπότης ποίᾳ φυλακῇ ὁ κλέπτης ἔρχεται, ἐγρηγόρησεν ἂν καὶ οὐκ ἂν εἴασεν διορυχθῆναι τὴν οἰκίαν αὐτοῦ.

聖書協会共同訳聖書

このことをわきまえていなさい。家の主人は、盗人が夜のいつごろやって来るかを知っていたら、目を覚ましていて、みすみす自分の家に忍び込ませたりはしないだろう。

 <このことをわきまえているがよい。家の主人は、盗賊がいつごろ来るかわかっているなら、目をさましていて、自分の家に押し入ることを許さないであろう>

盗人が忍び込む時間をあらかしめ知る人は目を覚まして警戒し、盗人が忍び込むことを許さない。

 <汝等これを知れ、家主もし盜人いづれの時きたるかを知らば、目をさまし居て、その家を穿たすまじ」>

もし、家の主人が盗人が家に押し入るのが何時かを知っているなら、その時間に寝込むようなことはしないし、家に穴を開けさせるようなこともしない。パレスティナでは家は日干し煉瓦と泥で造られたので、泥棒は壁や屋根に穴を開けて侵入した。

† 心のデボーション

「汝等これを知れ、家主もし盜人いづれの時きたるかを知らば、目をさまし居て、その家を穿たすまじ」 マタイ24:43 大正文語訳聖書

「あなたたちにも分かることだが、主人が盗人の来る時間を知っていれば、警戒し、住まいの壁に穴をあけさせはすまい」 バルバロ訳聖書

 「時を知る者」

「時を知る者」とは、時を知って対策する者のことである。時への備えのない者はすべてを失う。彼は家に大穴が開けられても眠っている。

† 心のデボーション

「汝等これを知れ、家主もし盜人いづれの時きたるかを知らば、目をさまし居て、その家を穿たすまじ」 マタイ24:43 大正文語訳聖書

「あなたたちにも分かることだが、主人が盗人の来る時間を知っていれば、警戒し、住まいの壁に穴をあけさせはすまい」 バルバロ訳聖書

 「時は神のみ手にあり」

「終わりの日」が何時かは誰にも知らされない。しかし、知らないことを恐れる必要はない。「その時」は神の手にあるからである。「わが時はすべてなんぢの手にあり」 詩篇31:15 明治元訳聖書 「時を知る者」は、おめおめと盗人に押し入られるようなことはない。

† 細き聲 説教 

 「夜明けを待つ人」

「汝等これを知れ、家主もし盜人いづれの時きたるかを知らば、目をさまし居て、その家を穿たすまじ」 マタイ24:43 大正文語訳聖書

「あなたたちにも分かることだが、主人が盗人の来る時間を知っていれば、警戒し、住まいの壁に穴をあけさせはすまい」 バルバロ訳聖書

盗人が忍び込む時間をあらかしめ知った家の主人がその日に寝入ることなどあろうか。主人は一晩中、目を覚まして警戒し、盗人が忍び込むことを許さない。パレスティナでは家は日干し煉瓦と泥で造られたので、泥棒は壁や屋根に穴を開けて侵入したので、いかに密やかに侵入しようとしても見張っている主人の目と耳を欺くことはできない。

この譬えは、見張っていさえすれば「主の日」が来るのを防ぐことができると教えるものではない。終りの日は盗人のごとくに「思いがけない時」に来る。しかし、あらかじめ知らされた人は警戒し、「おめおめ」とはその時を迎えることはしない。十分な備えを持って警戒するはずであることを教えているのである。

人は来たるべき時が何時かを知ることはできない。しかし、その時が来ることは、すべての人に知らされている。来るべき時を注意深く見張る人は、「おめおめと」その時を迎えるようなことはしない。終りの日がいつになるか不安に怯えることもしない。見張り台に立つ者は、長い夜を神と語らいつつ闇を警戒し、やがて美しい夜明けを迎えるのである。

(皆川誠)

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