マタイによる福音書23章37節

マタイによる福音書
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† 福音書対観 「エルサレムへの嘆き」 マタイ23:37~39

マタイ23:37~39 ルカ13:34~35

† 福音書縦観 「エルサレムへの嘆き」 マタイ23:37~39

マタイ23:37~39 ルカ13:34~35
マタイ23:37~39

Matt.23:37ああ、エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、おまえにつかわされた人たちを石で打ち殺す者 口語訳聖書

† 日本語訳聖書 Matt.23:37 

【漢訳聖書】
Matt.23:37 耶路撒冷乎、耶路撒冷乎、爾殺預言者、以石撃奉遣於爾者乎、我欲集爾赤子、似母雞集雛於翼下、己幾何次矣、惟爾不願。

【明治元訳】
Matt.23:37 噫エルサレムよエルサレムよ預言者(※1)を殺し爾に遣さるる者を石にて撃ものよ母雞の雛を翼の下に集る如く我なんぢの赤子を集んとせしこと幾次ぞや然ど爾曹は好ざりき (※1 明治14(1881)年版では「預言者」のルビが「よげんじや」)

【大正文語訳】
Matt.23:37 ああエルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、遣されたる人々を石にて撃つ者よ、牝鷄のその雛を翼の下に集むるごとく、我なんぢの子どもを集めんとせしこと幾度ぞや、されど汝らは好まざりき。

【ラゲ訳】
Matt.23:37 エルザレムよ、エルザレムよ、預言者等を殺し、且汝に遣はされたる人々に石を擲つ者よ、我牝鶏の其雛を翼の下に集むる如く、汝の子等を集めんとせしこと幾度ぞや、然れど、汝之を否めり。

【口語訳】
Matt.23:37 ああ、エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、おまえにつかわされた人たちを石で打ち殺す者よ。ちょうど、めんどりが翼の下にそのひなを集めるように、わたしはおまえの子らを幾たび集めようとしたことであろう。それだのに、おまえたちは応じようとしなかった。

【新改訳改訂3】
Matt.23:37 ああ、エルサレム、エルサレム。預言者たちを殺し、自分に遣わされた人たちを石で打つ者。わたしは、めんどりがひなを翼の下に集めるように、あなたの子らを幾たび集めようとしたことか。それなのに、あなたがたはそれを好まなかった。

【新共同訳】
Matt.23:37 「エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、自分に遣わされた人々を石で打ち殺す者よ、めん鳥が雛を羽の下に集めるように、わたしはお前の子らを何度集めようとしたことか。だが、お前たちは応じようとしなかった。

【聖書共同訳聖書】
Matt.23:37 「エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、自分に遣わされた人々を石で打ち殺す者よ、めんどりが雛を羽の下に集めるように、私はお前の子らを何度集めようとしたことか。だが、お前たちは応じようとしなかった。

【バルバロ訳】
Matt. 23:37 ああ、エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、自分に遣わされた人々を石で打つものよ。雌鶏が翼の下にひなを集めるように、私は幾度おまえの子らを集めようとしたことだろう。それをお前は拒んだ。

【フランシスコ会訳】
Matt. 23:37 「エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、自分に遣わされた人々を石で打ち殺す者よ。雌鶏が翼の下に雛を集めるように、わたしはいく度、あなたの子らを集めようとしたことであろう。しかし、あなた方はそれに応じようとしなかった。

【日本正教会訳】
Matt. 23:37 イエルサリムよ、イエルサリムよ、預言者を殺し、爾に遣されし者を石にて撃つ者よ、我幾次か母鶏が其雛を翼の下に集むる如く、爾の諸子を集めんと欲したれども爾等は欲せざりき。

【塚本虎二訳】
Matt. 23:37 ああエルサレム、エルサレム、預言者を殺し、(神から)遣わされた者を石で打ち殺して(ばかり)いる者よ、雌鳥がその雛を翼の下に集めるように、何度わたしはお前の子供たちを(わたしの所に)集めようとしたことか。だがお前たち(エルサレムの者)はそれを好まなかった。

【前田護郎訳】
Matt. 23:37 ああ、エルサレム、エルサレム。預言者を殺し、つかわされたものを石打ちした町よ。なんじの子らを何度わたしは集めようとしたことか、めんどりがひなを翼の下に集めるように。しかしあなた方は欲しなかった。

【永井直治訳】
Matt. 23:37 エルサレムよ、豫言者等を殺し、また己が許に使はされたる人々を石つエルサレムよ、われ牝鷄の己自らの雛を、その翼の下に集むるが如く、汝の兒等を集めんと欲せしこと幾度そや。然るに汝等は欲せざりき。

【詳訳聖書】
Matt. 23:37 ああエルサレム、エルサレムよ、預言者たちを殺し、自分のところにつかわされた人たちを石で打つ者よ、めんどりがそのひなを翼の下に集めるように私はあなたたちの子たちをどんなにか幾度も集めようとしたことであろう。しかしあなたたちは断った。

† 聖書引照 Matt.23:37

Matt.23:37 「エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、自分に遣わされた人々を石で打ち殺す者よ、めんどりが雛を羽の下に集めるように、私はお前の子らを何度集めようとしたことか。だが、お前たちは応じようとしなかった。

[エルサレム、エルサレム] エレ4:14; 6:8; ルカ13:34; 黙示11:8
[預言者たちを殺し、自分に遣わされた人々を石で打ち殺す者よ] マタ23:30; 5:12; 21:35,36; 22:6; Ⅱコリ24:21,22; ネヘ9:26; エレ2:30; 26:23; マル12:3~6; ルカ20:11~14; 使徒7:51,52; Ⅰテサ2:15; 黙示11:7; 17:6
[めんどりが雛を羽の下に集めるように] Ⅱ歴代36:15,16; 詩篇81:8~11; エレ6:16,17; 11:7,8; 25:3~7; 35:15; 42:9~13; 44:4; ゼカ1:4
[私はお前の子らを何度集めようとしたことか] 申命32:11,12; ルツ2:12; 詩篇17:8; 36:7; 57:1; 63:7; 91:4
[だが、お前たちは応じようとしなかった] マタ22:3; 箴言1:24~31; イザ50:2; ホセ11:2,7; ルカ14:17~20; 15:28; 19:14~44

† ギリシャ語聖書 Matt.23:37 

Stephens 1550 Textus Receptus
ιερουσαλημ ιερουσαλημ η αποκτεινουσα τους προφητας και λιθοβολουσα τους απεσταλμενους προς αυτην ποσακις ηθελησα επισυναγαγειν τα τεκνα σου ον τροπον επισυναγει ορνις τα νοσσια εαυτησ υπο τας πτερυγας και ουκ ηθελησατε

Scrivener 1894 Textus Receptus
ιερουσαλημ ιερουσαλημ η αποκτεινουσα τους προφητας και λιθοβολουσα τους απεσταλμενους προς αυτην ποσακις ηθελησα επισυναγαγειν τα τεκνα σου ον τροπον επισυναγει ορνις τα νοσσια εαυτησ υπο τας πτερυγας και ουκ ηθελησατε

Alexandrian
ιερουσαλημ ιερουσαλημ η αποκτεινουσα τους προφητας και λιθοβολουσα τους απεσταλμενους προς αυτην ποσακις ηθελησα επισυναγαγειν τα τεκνα σου ον τροπον ορνις επισυναγει τα νοσσια αυτησ υπο τας πτερυγας και ουκ ηθελησατε

Hort and Westcott
ιερουσαλημ ιερουσαλημ η αποκτεινουσα τους προφητας και λιθοβολουσα τους απεσταλμενους προς αυτην ποσακις ηθελησα επισυναγαγειν τα τεκνα σου ον τροπον ορνις επισυναγει τα νοσσια αυτησ υπο τας πτερυγας και ουκ ηθελησατε

† ヘブライ語聖書 Matt.23:37 

Matt.23:37

“יְרוּשָׁלַיִם, יְרוּשָׁלַיִם, הַהוֹרֶגֶת אֶת הַנְּבִיאִים וְסוֹקֶלֶת אֶת הַשְּׁלוּחִים אֵלֶיהָ, כַּמָה פְּעָמִים חָפַצְתִּי לְקַבֵּץ אֶת בָּנַיִךְ כְּתַרְנְגֹלֶת הַמְקַבֶּצֶת אֶת אֶפְרוֹחֶיהָ תַּחַת כְּנָפֶיהָ וְלֹא רְצִיתֶם

† ラテン語聖書 Matt.23:37 

Latin Vulgate
Matt.23:37

Ierusalem, Ierusalem, quæ occidis prophetas, et lapidas eos, qui ad te missi sunt: quoties volui congregare filios tuos, quemadmodum gallina congregat pullos suos sub alas, et noluisti?
Jerusalem, Jerusalem! You kill the prophets and stone those who have been sent to you. How often I have wanted to gather your children together, in the way that a hen gathers her young under her wings. But you were not willing!

† 私訳(詳訳)Matt.23:37 

【私訳】 「ああエルサレム、エルサレムよ、預言者たちを殺し、そして自分に遣わされた人々を石で打ち殺す者よ、あなたは雌鶏が羽の下にその雛を集めるように、わたしはどれくらいあなたの子らを集めようとしたことだろう。しかし、あなたがたはそうしようとはしなかった」

† 新約聖書ギリシャ語語句研究

Matt.23:37

ἰερουσαλὴμ ἰερουσαλήμ, ἡ ἀποκτείνουσα τοὺς προφήτας καὶ λιθοβολοῦσα τοὺς ἀπεσταλμένους πρὸς αὐτήν, ποσάκις ἠθέλησα ἐπισυναγαγεῖν τὰ τέκνα σου, ὃν τρόπον ὄρνις ἐπισυνάγει τὰ νοσσία αὐτῆς ὑπὸ τὰς πτέρυγας, καὶ οὐκ ἠθελήσατε.

聖書協会共同訳聖書

「エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、自分に遣わされた人々を石で打ち殺す者よ、めんどりが雛を羽の下に集めるように、私はお前の子らを何度集めようとしたことか。だが、お前たちは応じようとしなかった。

【エルサレム】 ἰερουσαλὴμ ῾Ιεροσόλυμα ヒエロソりゅマ Hierosoluma {hee-er-os-ol‘-oo-mah} (n-vf-s 名詞・呼女単)

エルサレム  ヘブライ語「平和の住居、安全の邑」
ヘブル語「平和の住居、安全の邑」
ヘブル12:22「シオンの山、生ける神の都、天のエルサレム」
詩篇48:3「北の果ての山、それはシオンの山、力ある王の都」

(G2414 ῾Ιεροσόλυμα Of Hebrew origin [3389 ; Hierosolyma (that is, Jerushalaim), the capital of Palestine: – Jerusalem. Compare 2419.  Internet Sacred Text Archive)

マタ2:1,3; 3:5; 23:37; マル3:8; ルカ2:25,38,41; 13:34; ヨハ1:19; 使徒21:31; ロマ15:19,20; ガラ1:17; 2:1

【エルサレム】 ἰερουσαλὴμ ῾Ιεροσόλυμα ヒエロソりゅマ Hierosoluma {hee-er-os-ol‘-oo-mah} (n-vf-s 名詞・呼女単)

エルサレム  ヘブライ語「平和の住居、安全の邑」
ヘブル語「平和の住居、安全の邑」
ヘブル12:22「シオンの山、生ける神の都、天のエルサレム」
詩篇48:3「北の果ての山、それはシオンの山、力ある王の都」

(G2414 ῾Ιεροσόλυμα Of Hebrew origin [3389 ; Hierosolyma (that is, Jerushalaim), the capital of Palestine: – Jerusalem. Compare 2419.  Internet Sacred Text Archive)

マタ2:1,3; 3:5; 23:37; マル3:8; ルカ2:25,38,41; 13:34; ヨハ1:19; 使徒21:31; ロマ15:19,20; ガラ1:17; 2:1

【預言者たちを】προφήτας προφήτης プロふェーテース prophētēs {prof-ay‘-tace} (n-am-p 名詞・対男複)

< πρό 前に + φημί 語る

1)あらかじめ言う 2)解釈者 3)預言者、神のことばを伝え解釈する者、代言者、予言者

(G4396 προφήτης From a compound of 4253 and 5346 a foreteller (“prophet”); by analogy an inspired speaker; by extension a poet: – prophet.  Internet Sacred Text Archive)

マタ1:22; 13:57; 14:5; 21:11; ルカ1:76; 7:16; 16:16; エペ4:11; Ⅰテサ2:15; 黙示22:6 etc.

【殺し】 ἀποκτείνουσα ἀποκτείνω アポクテイノー apokteinō {ap-ok-ti‘-no} (vppavf2s 分詞・現能呼女2単)

< ἀπό + κτείνω  殺す

1)殺してしまう、殺す 2)滅ぼす 3)死刑にする、死罪にする

(G615  ἀποκτείνω From 575 and κτείνω kteinō (to slay); to kill outright; figuratively to destroy: – put to death, kill, slay.  Internet Sacred Text Archive)

マタ10:28; 14:5; 16:21; 17:23; 21:35,38,39; 22:6; 23:34,37; 24:9; 26:4; マル3:4; 6:19; 8:31; 9:31; 10:34; 12:5,7,8; 14:1; etc.

【そして】καὶ καί カイ kai {kahee} (cc 接続詞・等位)

1)~と、~も、そして 2)~さえ、でさえも 3)しかし 4)しかも、それは 5)それでは、それだのに 6)そうすれば、すなわち 7)のみならず、もまた

(G2532 καί Apparently a primary particle, having a copulative and sometimes also a cumulative force; and, also, even, so, then, too, etc.; often used in connection (or composition) with other particles or small words: – and, also, both, but, even, for, if, indeed, likewise, moreover, or, so, that, then, therefore, when, yea, yet.  Internet Sacred Text Archive)

【自分に】αὐτήν αὐτός アウトス autos {ow-tos‘} (npaf2s 代名詞・対女2)

1)彼、彼女、それ(三人称の代名詞) 2)自身で、自分から、自分として(強調用法) 3)同じ同一の 4)まさに、ちょうど

(G846 αὐτός From the particle αὖ au (perhaps akin to the base of 109 through the idea of a baffling wind; backward); the reflexive pronoun self, used (alone or in the compound of 1438 ofthe third person, and (with the proper personal pronoun) of the other persons: – her, it (-self), one, the other, (mine) own, said, ([self-], the) same, ([him-, my-, thy-]) self, [your-] selves, she, that, their (-s), them ([-selves]), there [-at, -by, -in, -into, -of, -on, -with], they, (these) things, this (man), those, together, very, which. Compare 848.  Internet Sacred Text Archive)

【に】πρὸς πρός プロス pros {pros} (pa 前置詞・対)

1)~のところへ、~の方へ、~に向かって 2)~の近くに、~の側に、~に接して 3)~のために 4)~に対して 5)~について 6)~の面前で

(G4314 πρός A strengthened form of 4253 a preposition of direction; forward to, that is, toward (with the genitive case the side of, that is, pertaining to; with the dative case by the side of, that is, near to; usually with the accusative case the place, time, occasion, or respect, which is the destination of the relation, that is, whither or for which it is predicated): – about, according to, against, among, at, because of, before, between, ([where-]) by, for, X at thy house, in, for intent, nigh unto, of, which pertain to, that, to (the end that), + together, to ([you]) -ward, unto, with (-in). In compounds it denotes essentially the same applications, namely, motion towards, accession to, or nearness at.  Internet Sacred Text Archive)

【遣わされた人々を】ἀπεσταλμένους ἀποστέλλω アポステるろー  apostellō {ap-os-tel‘-lo} (vprpam-p 分詞・完了受対男複

< ἀπό + στέλλω つかわす

1)使命を与えて遣わす、権限を委任して派遣する、派遣する、つかわす、送り出す、使いに出す 2)送付する、発送する、送る 3)追い出す、去らせる

(G649  ἀποστέλλω From 575 and 4724 set apart, that is, (by implication) to send out (properly on a mission) literally or figuratively: – put in, send (away, forth, out), set [at liberty].  Internet Sacred Text Archive)

マタ10:5,16; 21:36; 22:3; 24:31;27:19; マル1:2; 3:31; 6:7; 9:37; 12:2; 13:27; ルカ7:3; 9:52; 10:1,16; 14:32; 19:14; 22:35; ヨハ5:33,36; 11:3; 20:21 etc.

【石で打ち殺す者よ】λιθοβολοῦσα λιθοβολέω りとボれオー lithoboleō {lith-ob-ol-eh‘-o} (vppavf2s 分詞・現能呼女2単)

1)石で打つ(殺す)2)石を投げる

(G3036 λιθοβολέω From a compound of 3037 and 906 to throw stones, that is, lapidate: – stone, cast stones.  Interne Sacred Text Archive)

マタ21:35; 23:37; ルカ13:34; 使徒7:58,59; 14:4; ヘブ12:20;

【雌鶏が】ὄρνις ὄρνις オルニス ornis {or‘-nis} (n-nf-s 名詞・主女単)

1) めんどり 2)にわとり 3)鳥

(G3733  ὄρνις Probably from a prolonged form of the base of 3735 a bird (as rising in the air), that is, (specifically) a hen (or female domestic fowl): – hen.   Internet Sacred Text Archive)

マタ23:37

【翼の】πτέρυγας πτέρυξ プテりゆクス pterux {pter‘-oox} (n-af-p 名詞・対女複)

1) 翼 2)羽

(G4420 πτέρυξ From a derivative of 4072 (meaning a feather); a wing: – wing.   Internet Sacred Text Archive)

マタ23:37

【下に】ὑπὸ   ὑπό ヒゆポ hupo {hoop-o‘} (pa 前置詞・対)

1)下に、~の下から 2)~の下に、下の 3)によって 4)~の故に 5)と共に

(G5259  ὑπό A primary preposition; under, that is, (with the genitive) of place (beneath), or with verbs (theagency or means, through); (with the accusative) of place (whither [underneath] or where [below]) or time (when[at]): – among, by, from, in, of, under, with. In compounds it retains the same genitive applications, especiallyof inferior position or condition, and specifically covertly or moderately.  Internet Sacred Text Archive)

【その】αὐτῆς αὐτός アウトス autos {ow-tos‘} (npgf3s 代名詞・属女3)

1)彼、彼女、それ(三人称の代名詞) 2)自身で、自分から、自分として(強調用法) 3)同じ同一の 4)まさに、ちょうど

(G846 αὐτός From the particle αὖ au (perhaps akin to the base of 109 through the idea of a baffling wind; backward); the reflexive pronoun self, used (alone or in the compound of 1438 ofthe third person, and (with the proper personal pronoun) of the other persons: – her, it (-self), one, the other, (mine) own, said, ([self-], the) same, ([him-, my-, thy-]) self, [your-] selves, she, that, their (-s), them ([-selves]), there [-at, -by, -in, -into, -of, -on, -with], they, (these) things, this (man), those, together, very, which. Compare 848.  Internet Sacred Text Archive)

【雛を】νοσσία νοσσίον ノスシオン nossion {nos-see‘-on} (n-an-p 名詞・対中複)

1)ひな、ひなどり

(G3556 νοσσίον Diminutive of 3502 a birdling: – chicken.   Internet Sacred Text Archive)

マタ23:37

【集める】ἐπισυνάγει ἐπισυνάγω エピスゆナゴー episunagō {ep-ee-soon-ag‘-o} (vipa–3s 動詞・直・現・能・3単)

1) 集める 2)一緒に集める 3)連れてくる

(G1996  ἐπισυνάγω From 1909 and 4863 to collect upon the same place: – gather (together).   Internet Sacred Text Archive)

マタ23:37

【ように】 ὃν τρόπον

ν ὅς ホス hos {hos} (apram-s+ 関係代名詞・対男単)

1)この~ 2)これ 3)ところの、そして

(G3739  ὅς Probably a primary word (or perhaps a form of the article 3588 ; the relative (sometimes demonstrative) pronoun, whowhichwhatthat: – one, (an-, the) other, some, that, what, which, who (-m, -se), etc. See also 3757 Internet Sacred Text Archive)

τρόπον τρίτος  トリトス tritos {tree‘-tos} (n-am-s 名詞・対男単)

1)三番目の 3)三分の一の 3)三日目の

(G5154 τρίτος From 5140 third; neuter (as noun) a third part, or (as adverb) a (or the) third time, thirdly: – third (-ly).  Internet Sacred Text Archive)

マタ16:21; 17:23; 20:19; 27:64; ルカ9:22; 13:32; 18:33; 24;7,21,46; ヨハ2:1; 使徒10:40; 27:19;

【いく度】ποσάκις ποσάκις  ポサキス posakis {pos-ak‘-is} (abt 副詞・疑)

1)どのくらい 2)何度、何回ぐらい 3)幾度

(G4212 ποσάκις Multiplicative from 4214 how many times: – how oft (-en).  Internet Sacred Text Archive)

マタ18;21; 23:37; ルカ13:34

【あなたの】σου σύ スゆ sou {soo} (npg-2s 代名詞・属2単)

1)あなた 2)汝 3)君

(G4771 σύ The personal pronoun of the second person singular; thou: – thou. See also 4571 4671 4675 and for the plur. 5209 5210 5213 5216.  Internet Sacred Text Archive)

【子らを】τέκνα τέκνον テクノン teknon {tek‘-non} (n-an-p 名詞・対中複)

< τίκτω 生まれたもの

1)子、子ども 2)息子 3)弟子 4)子孫

(G5043 τέκνον From the base of 5098 a child (as produced): – child, daughter, son.  Internet Sacred Text Archive)

マタ2:18; 3:9; 7:11;10:21; 15:25; マル7:27; 12:19; 13:12; ルカ1:17; 3:8; 14:26; 使徒7:5; 21:5 etc.

【集めようとした】 ἐπισυναγαγεῖν ἐπισυνάγω エピスゆナゴー episunagō {ep-ee-soon-ag‘-o} (vnaa 不定詞・2アオ能)

1) 集める 2)一緒に集める 3)連れてくる

(G1996  ἐπισυνάγω From 1909 and 4863 to collect upon the same place: – gather (together).   Internet Sacred Text Archive)

マタ23:37

【ことであろう】ἠθέλησα θέλω てろー thelō ethelō {thel‘-o, eth-el‘-o} (viaa–1s 動詞・直・1アオ・能・1単)

1)欲する、望む、願望する、したいと思う、主張する 2)~の気がある、気が向く、用意がある、~しようとする、心に持つ、(~する)つもりである、志す、決意する 3)好む 4)心に持つ 5)惑わす、呪縛する

(G2309 θέλω Either the first or the second form may be used. In certain tenses θελέω theleō thel-eh‘-o (and ἐθέλέω etheleō eth-el-eh‘-o ) are used, which are otherwise obsolete; apparently strengthened from the alternate form of 138 to determine (as an active voice option from subjective impulse; whereas 1014 properly denotes rather a passive voice acquiescence in objective considerations), that is, choose or prefer (literally or figuratively); by implication to wish, that is, be inclined to (sometimes adverbially gladly); impersonally for the future tense, to be about to; by Hebraism to delight in: – desire, be disposed (forward), intend, list, love, mean, please, have rather, (be) will (have, -ling, -ling [ly]).  Internet Sacred Text Archive)

マタ1:19; 2:18; 5:40; 9:23; 12:38; 13:28; 23:4; マル3:13; 6:22; ルカ1:62; 10:29;15:28; ヨハ5:21; etc.

【しかし】καὶ. καί カイ kai {kahee} (ch 接続詞・完)

1)~と、~も、そして 2)~さえ、でさえも 3)しかし 4)しかも、それは 5)それでは、それだのに 6)そうすれば、すなわち 7)のみならず、もまた

(G2532 καί Apparently a primary particle, having a copulative and sometimes also a cumulative force; and, also, even, so, then, too, etc.; often used in connection (or composition) with other particles or small words: – and, also, both, but, even, for, if, indeed, likewise, moreover, or, so, that, then, therefore, when, yea, yet.  Internet Sacred Text Archive)

【あながたは応じようと】ἠθελήσατε θέλω てろー thelō ethelō {thel‘-o, eth-el‘-o} (viaa–2p 動詞・直・1アオ・能・2)

1)欲する、望む、願望する、したいと思う、主張する 2)~の気がある、気が向く、用意がある、~しようとする、心に持つ、(~する)つもりである、志す、決意する 3)好む 4)心に持つ 5)惑わす、呪縛する

(G2309 θέλω Either the first or the second form may be used. In certain tenses θελέω theleō thel-eh‘-o (and ἐθέλέω etheleō eth-el-eh‘-o ) are used, which are otherwise obsolete; apparently strengthened from the alternate form of 138 to determine (as an active voice option from subjective impulse; whereas 1014 properly denotes rather a passive voice acquiescence in objective considerations), that is, choose or prefer (literally or figuratively); by implication to wish, that is, be inclined to (sometimes adverbially gladly); impersonally for the future tense, to be about to; by Hebraism to delight in: – desire, be disposed (forward), intend, list, love, mean, please, have rather, (be) will (have, -ling, -ling [ly]).  Internet Sacred Text Archive)

マタ1:19; 2:18; 5:40; 9:23; 12:38; 13:28; 23:4; マル3:13; 6:22; ルカ1:62; 10:29;15:28; ヨハ5:21; etc.

【しなかった】οὐκ οὐ ウー ou {oo} (qn 不変化詞・否定)

1)否 2)~ない 3)~でない

(G3756 οὐ Also οὐκ ouk ook used before a vowel and οὐχ ouch ookh before an aspirate. A primary word; the absolutely negative (compare 3361 adverb; no or not: – + long, nay, neither, never, no (X man), none, [can-] not, + nothing, + special, un ([-worthy]), when, + without, + yet but. See also 3364 3372.  Internet Sacred Text Archive)

† 英語訳聖書 Matt.23:37 

King James Version
23:37 O Jerusalem, Jerusalem, [thou] that killest the prophets, and stonest them which are sent unto thee, how often would I have gathered thy children together, even as a hen gathereth her chickens under [her] wings, and ye would not!

New King James Version
23:37 “O Jerusalem, Jerusalem, the one who kills the prophets and stones those who are sent to her! How often I wanted to gather your children together, as a hen gathers her chicks under her wings, but you were not willing!

American Standard Version
23:37 O Jerusalem, Jerusalem, that killeth the prophets, and stoneth them that are sent unto her! how often would I have gathered thy children together, even as a hen gathereth her chickens under her wings, and ye would not!

New International Version
23:37 O Jerusalem, Jerusalem, you who kill the prophets and stone those sent to you, how often I have longed to gather your children together, as a hen gathers her chicks under her wings, but you were not willing.

Bible in Basic English
23:37 O Jerusalem, Jerusalem, putting to death the prophets, and stoning those who are sent to her! Again and again would I have taken your children to myself as a bird takes her young ones under her wings, and you would not!

Today’s English Version
23:37 “Jerusalem, Jerusalem! You kill the prophets and stone the messengers God has sent you! How many times I wanted to put my arms around all your people, just as a hen gathers her chicks under her wings, but you would not let me!

Darby’s English Translation
23:37 Jerusalem, Jerusalem, the city that kills the prophets and stones those that are sent unto her, how often would I have gathered thy children as a hen gathers her chickens under her wings, and ye would not!

Douay Rheims
23:37 Jerusalem, Jerusalem, thou that killest the prophets, and stonest them that are sent unto thee, how often would I have gathered together thy children, as the hen doth gather her chickens under her wings, and thou wouldest not?

Noah Webster Bible
23:37 O Jerusalem, Jerusalem, thou that killest the prophets, and stonest them who are sent to thee, how often would I have gathered thy children, even as a hen gathereth her chickens under her wings, and ye would not!

Weymouth New Testament
23:37 ‘O Jerusalem, Jerusalem! thou who murderest the Prophets and stonest those who have been sent to thee! how often have I desired to gather thy children to me, just as a hen gathers her chickens under her wings, and you would not come!

World English Bible
23:37 ‘Jerusalem, Jerusalem, that kills the prophets, and stones those who are sent to her! How often would I have gathered your children together, even as a hen gathers her chickens under her wings, and you would not!

Young’s Literal Translation
23:37 ‘Jerusalem, Jerusalem, that art killing the prophets, and stoning those sent unto thee, how often did I will to gather thy children together, as a hen doth gather her own chickens under the wings, and ye did not will.

† 細き聲 聖書研究ノート

Matt.23:37
Matt.23:37

ἰερουσαλὴμ ἰερουσαλήμ, ἡ ἀποκτείνουσα τοὺς προφήτας καὶ λιθοβολοῦσα τοὺς ἀπεσταλμένους πρὸς αὐτήν, ποσάκις ἠθέλησα ἐπισυναγαγεῖν τὰ τέκνα σου, ὃν τρόπον ὄρνις ἐπισυνάγει τὰ νοσσία αὐτῆς ὑπὸ τὰς πτέρυγας, καὶ οὐκ ἠθελήσατε.

聖書協会共同訳聖書

「エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、自分に遣わされた人々を石で打ち殺す者よ、めんどりが雛を羽の下に集めるように、私はお前の子らを何度集めようとしたことか。だが、お前たちは応じようとしなかった。

 <ああ、エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、おまえにつかわされた人たちを石で打ち殺す者よ。ちょうど、めんどりが翼の下にそのひなを集めるように、わたしはおまえの子らを幾たび集めようとしたことであろう。それだのに、おまえたちは応じようとしなかった。>

神はめんどりが翼の下にひなを集めるように、預言者を遣わされたが、イスラエルの民はそれに応じようとしなかった。

 <ああエルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、遣されたる人々を石にて撃つ者よ>

「エルサレム、エルサレム」二回繰返すのは深い嘆きの表現である。イエスは「預言者たちを殺し、神から遣わされた人々を石で撃って殺したエルサレム」に深い嘆きの声をあげられる。その嘆きは、まもなく神の遣わされた御子イエスを十字架にかける「エルサレム」に向けられている。

 <牝鷄のその雛を翼の下に集むるごとく、我なんぢの子どもを集めんとせしこと幾度ぞや、されど汝らは好まざりき>

神は「牝鷄のその雛を翼の下に集むるごとく」に幾度もエルサレムを御元に集めようとされた。「牝鷄のその雛を翼の下に集むるごとく」は創世記1:2に通じる表現である。

「地は定形なく曠空くして黑暗淵の面にあり神の靈水の面を覆たりき」創世記1:2 明治元訳聖書

はじめに神が天と地を創造されたとき、地はいまだ形なく、闇が淵の面にあった。しかし、神の霊が深い水の面を「覆っていた」。「覆う @xr ラカフ rachaph {raw-khaf’}」は「震える、羽ばたく、舞いかける」でこのヘブライ語は「鷲が雛鳥を飛ばせようとして、その巣の上を舞っているさまをいう」(フランシスコ会訳聖書 創世記1:2 解説)。

神は翼をひろげて雛の上を舞い、雛が飛び立つのを励まし、また翼の下に雛を集めて養われるのである。

しかし、「エルサレムの民」は神の翼に集まろうとしなかった。

† 心のデボーション

「ああエルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、遣されたる人々を石にて撃つ者よ、牝鷄のその雛を翼の下に集むるごとく、我なんぢの子どもを集めんとせしこと幾度ぞや、されど汝らは好まざりき」 マタイ23:37 大正文語訳聖書

「エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、自分に遣わされた人々を石で打ち殺す者よ。雌鶏が翼の下に雛を集めるように、わたしはいく度、あなたの子らを集めようとしたことであろう。しかし、あなた方はそれに応じようとしなかった」 フランシスコ会訳聖書

神は巣からぎこちなく飛び立つ雛を見守る母鳥のように、私の上を御翼をひろげて舞っておられる。雛が疲れると翼の下に集めてかくまう母鳥のように、私を集められる。

† 心のデボーション

「ああエルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、遣されたる人々を石にて撃つ者よ、牝鷄のその雛を翼の下に集むるごとく、我なんぢの子どもを集めんとせしこと幾度ぞや、されど汝らは好まざりき」 マタイ23:37 大正文語訳聖書

「エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、自分に遣わされた人々を石で打ち殺す者よ。雌鶏が翼の下に雛を集めるように、わたしはいく度、あなたの子らを集めようとしたことであろう。しかし、あなた方はそれに応じようとしなかった」 フランシスコ会訳聖書

 「御翼のかげ」

「いかにおそるべき」
いかにおそるべき  ことありとも 
みつばさのかげは  やすらかなり
愛の神は  いかなるときにも 
たよるながみ  ほごしたまわん」聖歌 347番

牧師のウォルター・スティルマン・マーティンは、病弱な妻シビーラ・ダーフィ・マーティンのため、頼まれた説教を断ろうとたが、9歳の息子が「お父さんが行ってここにいなくても神様が守ってくださるよ」と聞き、息子の言葉に励まされて説教に出かけたという。病床でそのやり取りを聞いていた妻マーティンは、神が必ず守ってくださるという強い確信が与えられ、一気にこの讃美を書き上げ、説教を終えて帰ってきたマーティンは、オルガンに駆け寄って数分で「いかにおそるべき」 聖歌 347番を作曲したという。

† 細き聲 説教 

 「翼の陰」

「ああエルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、遣されたる人々を石にて撃つ者よ、牝鷄のその雛を翼の下に集むるごとく、我なんぢの子どもを集めんとせしこと幾度ぞや、されど汝らは好まざりき」 マタイ23:37 大正文語訳聖書

「エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、自分に遣わされた人々を石で打ち殺す者よ。雌鶏が翼の下に雛を集めるように、わたしはいく度、あなたの子らを集めようとしたことであろう。しかし、あなた方はそれに応じようとしなかった」 フランシスコ会訳聖書

神はめんどりが翼の下にひなを集めるように、預言者を遣わされたが、イスラエルの民はそれに応じようとしなかった。

「エルサレム、エルサレム」二回繰返すのは深い嘆きの表現である。イエスは「預言者たちを殺し、神から遣わされた人々を石で撃って殺したエルサレム」に深い嘆きの声をあげられる。その嘆きは、まもなく神の遣わされた御子イエスを十字架にかける「エルサレム」に向けられている。

神が天と地を創造されたとき、地は混沌としており、闇が大いなる水の上にあった。そして、神の霊が「水の上を覆っていた」(創世記1:2)。「覆う @xr ラカフ」というヘブライ語には「震える、羽ばたく、舞いかける」の意味があり、このヘブライ語は「鷲が雛鳥を飛ばせようとして、その巣の上を舞っているさまをいう」(フランシスコ会訳聖書 創世記1:2 解説)。神は翼をひろげて雛の上を舞い、雛が飛び立つのを励まし、また翼の下に雛を集めて養われるのである。しかし、「エルサレムの民」は神の翼に集まろうとしなかった。

「応じない θέλω てろー」は「欲しない、望まない、願望しない」の意味である。雌鶏の翼に来ない雛鳥はじきに野の獣の餌食になってしまう。イエスの目にはエルサレムの荒廃が見えていたのである。

詩篇63: 8

聖書協会共同訳聖書

あなたは必ずわが助けとなってくださる。/あなたの翼の陰で、私は喜び歌います。

(皆川誠)

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