† 福音書縦観 「ガリラヤ湖畔のいやし」 マタイ15:29~31
マタイ15:29~31 マルコ7:31~37
マタイ15:29~31
Matt.15:30すると大ぜいの群衆が、足なえ、不具者、盲人、おし、そのほか多くの人々を連れてきて、イエスの足もとに置いたので、彼らをおいやしになった。(7:32すると人々は、耳が聞えず口のきけない人を、みもとに連れてきて、手を置いてやっていただきたいとお願いした。 7:33そこで、イエスは彼ひとりを群衆の中から連れ出し、その両耳に指をさし入れ、それから、つばきでその舌を潤し、 7:34天を仰いでため息をつき、その人に「エパタ」と言われた。これは「開けよ」という意味である。 7:35すると彼の耳が開け、その舌のもつれもすぐ解けて、はっきりと話すようになった。 7:36イエスは、この事をだれにも言ってはならぬと、人々に口止めをされたが、口止めをすればするほど、かえって、ますます言いひろめた。 7:37彼らは、ひとかたならず驚いて言った、「このかたのなさった事は、何もかも、すばらしい。耳の聞えない者を聞えるようにしてやり、口のきけない者をきけるようにしておやりになった」。マルコ7:32~7:37)口語訳聖書
† 日本語訳聖書 Matt.15:30
【漢訳聖書】
Matt.15:30 羣衆就之、偕攜跛者、瞽者、瘖者、殘缺者、及諸病者、置之於耶穌足下、遂醫之、
【明治元訳】
Matt.15:30 多(おほく)の跛者(あしなへ)瞽者(めしひ)瘖者(おふし)殘缺者(かたは)および各樣(さまざま)の疾病(やまひ)ある者(もの)を伴(ともな)ひたりイエスの足下(あしもと)に置(おき)ければ即(すなは)ち之(これ)を醫(いや)しぬ
【大正文語訳】
Matt.15:30 大なる群衆、跛者・不具・盲人・唖者および他の多くの者を連れ來りて、イエスの足下に置きたれば、醫し給へり。
【ラゲ訳】
Matt.15:30 夥しき群衆あり、唖者瞽者跛者不具者其外多くの者を携へて彼に近づき、其足下に放置きしに、イエズス是等を醫し給へり。
【口語訳】
Matt.15:30 すると大ぜいの群衆が、足、手、目や口などが不自由な人々、そのほか多くの人々を連れてきて、イエスの足もとに置いたので、彼らをおいやしになった。
【新改訳改訂3】
Matt.15:30 すると大ぜいの人の群れが、足のなえた者、手足の不自由な者、盲人、口のきけない者、そのほか多くの人をみもとに連れて来た。そして彼らをイエスの足もとに置いたので、イエスは彼らをいやされた。
【新共同訳】
Matt.15:30 大勢の群衆が、足の不自由な人、目の見えない人、体の不自由な人、口の利けない人、その他多くの病人を連れて来て、イエスの足もとに横たえたので、イエスはこれらの人々をいやされた。
【バルバロ訳】
Matt.15:30 すると大ぜいの人々が、足なえ、不具者、盲人、唖、そのほか多くの病人を連れてきたので、イエズスはその人たちを治された。
【フランシスコ会訳】
Matt.15:30 すると、大勢の群衆が、足の不自由な人、目の見えない人、体の不自由な人、口のきけない人、その他多くの病人を連れて、イエスのもとに来た。そして、彼らが病人をその足元に置くと、イエスは彼らを癒された。
【日本正教会訳】
Matt.15:30 衆くの民は跛者、瞽者、唖者、殘缺者及び他の多くの者を伴ひ來りて、イイススの足下に置きたれば、彼之を醫せり。
【塚本虎二訳】
Matt.15:30 大勢の群衆が足なえ、片輪、盲人、唖、そのほか多くの者をつれてイエスの所に来て、足もとに置いたので、それをなおされた。
【前田護郎訳】
Matt.15:30 多くの群衆が足なえ、不具の人、目しい、唖者、そのほか多くの病人を連れてイエスのところへ来て、お足もとに置いたのでそれをいやされた。
【永井直治訳】
Matt.15:30 かくて多くの群衆は跛者、盲者、唖者、不具者、その他多くの者を連れて進み來り、且つこれをイエスの足の傍に置けり。されば彼はこれを癒し給へり。
【詳訳聖書】
Matt.15:30 すると大ぜいの群衆が彼のところにやって来て、足なえや不具者や盲人やおしやそのほか多くの者を連れて来た。そして彼らを彼の足もとに置いた。すると彼はその人々をいやされた。
† 聖書引照 Matt.15:30
Matt.15:30 大なる群衆、跛者・不具・盲人・唖者および他の多くの者を連れ來りて、イエスの足下に置きたれば、醫し給へり。
[大なる群衆、跛者・不具・盲人・唖者および他の多くの者を連れ來りて、イエスの足下に置きたれば、醫し給へり] マタ4:23,24; 11:4,5; 14:35,36; 詩篇103:3; イザ35:5,6; マル1:32-34; 6:54~56; ルカ6:17~19; 7:21,22; 使徒2:22; 5:15,16; 19:11,12
† ギリシャ語聖書 Matt.15:30
Stephens 1550 Textus Receptu
και προσηλθον αυτω οχλοι πολλοι εχοντες μεθ εαυτων χωλους τυφλους κωφουσ κυλλους και ετερους πολλους και ερριψαν αυτους παρα τους ποδας του ιησου και εθεραπευσεν αυτους
Scrivener 1894 Textus Receptus
και προσηλθον αυτω οχλοι πολλοι εχοντες μεθ εαυτων χωλους τυφλους κωφουσ κυλλους και ετερους πολλους και ερριψαν αυτους παρα τους ποδας του ιησου και εθεραπευσεν αυτους
Byzantine Majority
και προσηλθον αυτω οχλοι πολλοι εχοντες μεθ εαυτων χωλους τυφλους κωφουσ κυλλους και ετερους πολλους και ερριψαν αυτους παρα τους ποδας του ιησου και εθεραπευσεν αυτους
Alexandrian
και προσηλθον αυτω οχλοι πολλοι εχοντες μεθ εαυτων χωλους τυφλους κυλλους κωφουσ και ετερους πολλους και ερριψαν αυτους παρα τους ποδας αυτου και εθεραπευσεν αυτους
Hort and Westcott
και προσηλθον αυτω οχλοι πολλοι εχοντες μεθ εαυτων χωλους τυφλους κυλλους κωφουσ και ετερους πολλους και ερριψαν αυτους παρα τους ποδας αυτου και εθεραπευσεν αυτους
† ギリシャ語聖書 品詞色分け
Matt.15:30
καὶ προσῆλθον αὐτῶ ὄχλοι πολλοὶ ἔχοντες μεθ᾽ ἑαυτῶν χωλούς, τυφλούς, κυλλούς, κωφούς, καὶ ἑτέρους πολλούς, καὶ ἔρριψαν αὐτοὺς παρὰ τοὺς πόδας αὐτοῦ, καὶ ἐθεράπευσεν αὐτούς·
† ヘブライ語聖書 Matt.15:30
Matt.15:30
בָּאוּ אֵלָיו הֲמוֹן עַם רַב וְאִתָּם פִּסְחִים, נָכִים, עִוְרִים, אִלְּמִים וְרַבִּים אֲחֵרִים שֶׁהֻנְּחוּ לְרַגְלָיו, וְהוּא רִפֵּא אוֹתָם
† ラテン語聖書 Matt.15:30
Latin Vulgate
Matt.15:30
Et accesserunt ad eum turbæ multæ, habentes secum mutos, cæcos, claudos, debiles, et alios multos: et proiecerunt eos ad pedes eius, et curavit eos:
And great multitudes came to him, having with them the mute, the blind, the lame, the disabled, and many others. And they cast them down at his feet, and he cured them,
† 私訳(詳訳)Matt.15:30
【私訳】 「そして、大勢の群集が彼のところに来て、足の不自由な人、目の不自由な人、体の不自由な人、口の利けない人、その他多くの〔病人〕を彼〔イエス〕に連れて来た。そして彼〔イエス〕の足元に横たえたので、彼〔イエス〕はその人々を癒された」
† 新約聖書ギリシャ語語句研究
Matt.15:30
καὶ προσῆλθον αὐτῶ ὄχλοι πολλοὶ ἔχοντες μεθ᾽ ἑαυτῶν χωλούς, τυφλούς, κυλλούς, κωφούς, καὶ ἑτέρους πολλούς, καὶ ἔρριψαν αὐτοὺς παρὰ τοὺς πόδας αὐτοῦ, καὶ ἐθεράπευσεν αὐτούς·
【そして】 καὶ καί カイ kai {kahee} (cc 接続詞・等位)
1)~と、~も、そして 2)~さえ、でさえも 3)しかし 4)しかも、それは 5)それでは、それだのに 6)そうすれば、すなわち 7)のみならず、もまた
(G2532 καί Apparently a primary particle, having a copulative and sometimes also a cumulative force; and, also, even, so, then, too, etc.; often used in connection (or composition) with other particles or small words: – and, also, both, but, even, for, if, indeed, likewise, moreover, or, so, that, then, therefore, when, yea, yet. Internet Sacred Text Archive)
【大勢の】 πολλοὶ πολύς ポりゆス polus polos {pol-oos‘} (a–nm-p 形容詞・主男複)
1)(数が)多い、よリ多く、余る、余分にある、十分過ぎる、ほどである、余裕がある、余計である 2)(大きさ、強さ、程度の)大きい、激しい、大いなる、非常な、重大な、3)おびただしい、幾多の、幾つもの、大量の 4)より永い、より先の 5)価値の高い、より優れた、より大切な
(G4183 πολύς Including the forms from the alternate “pollos”; (singular) much (in any respect) or (plural) many; neuter (singular) as adverb largely; neuter (plural) as adverb or noun often, mostly, largely: – abundant, + altogether, common, + far (passed, spent), (+ be of a) great (age, deal, -ly, while), long, many, much, oft (-en [-times]), plenteous, sore, straitly. Compare 4118 4119. Internet Sacred Text Archive)
【群衆が】 ὄχλοι ὄχλος オくろス ochlos {okh‘-los} (n-nm-p 名詞・主男複)
1)群衆、集団、群れ、大勢の人々 2)軍勢 3)大衆、民衆、人民、市民、 4)人だかり、雑踏 5)ごたごた、煩わしさ、迷惑、厄介、面倒
(G3793 ὄχλος From a derivative of 2192 (meaning a vehicle); a throng (as borne along); by implication the rabble; by extension a class of people; figuratively a riot: – company, multitude, number (of people), people, press. Internet Sacred Text Archive)
【彼に】 αὐτῶ αὐτός アウトス autos {ow-tos‘} (npdm3s 代名詞・与男3)
1)彼、彼女、それ(三人称の代名詞) 2)自身で、自分から、自分として(強調用法) 3)同じ同一の 4)まさに、ちょうど
(G846 αὐτός From the particle αὖ au (perhaps akin to the base of 109 through the idea of a baffling wind; backward); the reflexive pronoun self, used (alone or in the compound of 1438 of the third person, and (with the proper personal pronoun) of the other persons: – her, it (-self), one, the other, (mine) own, said, ([self-], the) same, ([him-, my-, thy-]) self, [your-] selves, she, that, their (-s), them ([-selves]), there [-at, -by, -in, -into, -of, -on, -with], they, (these) things, this (man), those, together, very, which. Compare 848. Internet Sacred Text Archive)
【来て】 προσῆλθον προσέρχομαι プロセルこマイ proserchomai {pros-er‘-khom-ahee} (viaa–3p 動詞・直・2アオ・能・3複)
< πρός 向かって + ἔρχομαι 行く、来る
1)近づく、来る、ある人の許に行く(来る)、ある場所に行く(来る)、寄る 2)立ち向かう 3)降服する 4)同意する
(G4334 προσέρχομαι From 4314 and 2064 (including its alternate); to approach, that is, (literally) come near, visit, or (figuratively) worship, assent to: – (as soon as he) come (unto), come thereunto, consent, draw near, go (near, to, unto). Internet Sacred Text Archive)
マタ5:44; 6:5,6,7,9; 14:23; 19:13; 24:20; 24:20; 26:36,39,41,42,44 マル1:35; 6:46; 11:24,25; 12:40; 13:18; 14:32,35,38,39 etc.
【足の不自由な人】 χωλούς χωλός こーロス chōlos {kho-los‘} (ap-am-p 形容詞・対男複)
1)足のきかない 2)足の不自由な
(G5560 χωλός Apparently a primary word; “halt”, that is, limping: – cripple, halt, lame. Internet Sacred Text Archive)
マタ11:5; 15:30,31; 18:8; 21:14; マル9:45; ルカ7:22; 14:13,14; ヨハ5:3; 使徒3:2; 8:7; 14:8; ヘブ12:13;
【目の不自由な人】 τυφλούς τυφλός トゆふろス tuphlos {toof-los‘} (ap-am-p 形容詞・対男複)
< τύφω 煙を上げる、煙で暗くする
1)目の見えない 2)おぼろげな 3)はっきりしない
(G5185 τυφλός From 5187 opaque (as if smoky), that is, (by analogy) blind (physically or mentally): – blind. Internet Sacred Text Archive)
マタ9:27,28; 11:5; 12:22; 15:14,30,31; 20:30; 21:14; 23:16,17,19,21,26; マル8:22,23; 10:46,49,51; etc.
【体の不自由な人】 κυλλούς κυλλός キゆるろス kullos {kool-los‘} (ap-am-p 形容詞・対男複)
1)身体障害 2)切断された 3)曲がった、曲がった足の
(G2948 κυλλός From the same as 2947 rocking about, that is, crippled (maimed, in feet or hands): – maimed. Internet Sacred Text Archive)
マタ15:30,31; 18:8; マル9:43
【口の利けない人】 κωφούς κωφός コーふォス kōphos {ko-fos‘} (ap-am-p 形容詞・対男)
1)口の利けない 2)物の言えない 3)耳が聞こえぬ 4)鈍い、はっきりしない、かすかな
へブル語で「口の利けない人」は אִֵן で、この言葉は אַלָן「結ばれる」からきている。
(G2974 κωφός From 2875 blunted, that is, (figuratively) of hearing (deaf) or speech (dumb): – deaf, dumb, speechless. Internet Sacred Text Archive)
マタ9:32; 33; 12:22; 15:30,31; ルカ1:22; 11:14
【そして】 καὶ καί カイ kai {kahee} (cc 接続詞・等位)
1)~と、~も、そして 2)~さえ、でさえも 3)しかし 4)しかも、それは 5)それでは、それだのに 6)そうすれば、すなわち 7)のみならず、もまた
(G2532 καί Apparently a primary particle, having a copulative and sometimes also a cumulative force; and, also, even, so, then, too, etc.; often used in connection (or composition) with other particles or small words: – and, also, both, but, even, for, if, indeed, likewise, moreover, or, so, that, then, therefore, when, yea, yet. Internet Sacred Text Archive)
【その他】 ἑτέρους ἕτερος へテロス heteros {het‘-er-os} (a–nm-p 形容詞・対男複)
1)二つのうちの一方、もう一方の 2)異なった、当然あるべきものとは異なった、異なる 3)あるべきでない、道ならぬ 4)不幸な、悪い、ひどい 5)反対の、第二の、別の、他方の
(G2087 ἕτερος Of uncertain affinity; (an-, the) other or different: – altered, else, next (day), one, (an-) other, some, strange. Internet Sacred Text Archive)
マタ11:3; 12:45; 15:30; ルカ3:18; 4:43; 5:7; 6:6; 8:3; 9:56; 10:1; 11:26; 14:19,20,31; 16:7,18; 20:11; 22:58,65; 23:32,40;etc.
【多くの人々(病人)を】 πολλούς πολύς ポりゆス polus polos {pol-oos‘} (a–am-p 形容詞・対男複)
1)(数が)多い、よリ多く、余る、余分にある、十分過ぎる、ほどである、余裕がある、余計である 2)(大きさ、強さ、程度の)大きい、激しい、大いなる、非常な、重大な、3)おびただしい、幾多の、幾つもの、大量の 4)より永い、より先の 5)価値の高い、より優れた、より大切な
(G4183 πολύς Including the forms from the alternate “pollos”; (singular) much (in any respect) or (plural) many; neuter (singular) as adverb largely; neuter (plural) as adverb or noun often, mostly, largely: – abundant, + altogether, common, + far (passed, spent), (+ be of a) great (age, deal, -ly, while), long, many, much, oft (-en [-times]), plenteous, sore, straitly. Compare 4118 4119)
【彼ら自身と】 ἑαυτῶν ἑαυτοῦ ヘアウトウー heautou {heh-ow-too‘} (npgm3p 代名詞・属男3複)
1)彼(彼女、それ)自身の 2)自分自身の 3)自らの中に、自分自身に
(G1438 ἑαυτοῦ (Including all the other cases); from a reflexive pronoun otherwise obsolete and the genitive (dative or accusative) of 846 him (her, it, them, also [in conjunction with the personal pronoun of the other persons] my, thy, our, your) -self (-selves), etc.: – alone, her (own, -self), (he) himself, his (own), itself, one (to) another, our (thine) own (-selves), + that she had, their (own, own selves), (of) them (-selves), they, thyself, you, your (own, own conceits, own selves, -selves). Internet Sacred Text Archive)
【一緒に】 μεθ᾽ μετά メタ meta {met-ah‘} (pg 前置詞・属)
1)~の真中に、~の間に 2)~と共に、連結、交際、協力、関与、互いに 3)同行、同伴 4)共働、助力 5)一体になる 6)後に、後方に
(G3326 μετά A primary preposition (often used adverbially); properly denoting accompaniment; “amid” (local or causal); modified variously according to the case (genitive case association, or accusative case succession) with which it is joined; occupying an intermediate position between 575 or 1537 and 1519 or 4314 less intimate than 1722 and less close than 4862 : – after (-ward),X that he again, against, among, X and, + follow, hence, hereafter, in, of, (up-) on, + our, X and setting, since, (un-) to, + together, when, with (+ -out). Often used in composition, in substantially the same relations of participation or proximity, and transfer or sequence. Internet Sacred Text Archive)
【連れて来た】 ἔχοντες ἔχω エこー echō {ekh‘-o} (vppanm-p 分詞・現能主男複)
1)持っている、保持している、保存する、保管する、所有する、保つ 2)身につける、帯びる、具備している、着る 3)含んでいる、抱く、とどめる、しっかり捕らえている 4)~とみなす、思う
(G2192 ἔχω A primary verb (including an alternate form σχέω scheō skheh‘-o used in certain tenses only); to hold (used in very various applications, literally or figuratively, direct or remote; such as possession, ability, contiguity, relation or condition): – be (able, X hold, possessed with), accompany, + begin to amend, can (+ -not), X conceive, count, diseased, do, + eat, + enjoy, + fear, following, have, hold, keep, + lack, + go to law, lie, + must needs, + of necessity, + need, next, + recover, + reign, + rest, return, X sick, take for, + tremble, + uncircumcised, use. Internet Sacred Text Archive)
【そして】 καὶ καί カイ kai {kahee} (cc 接続詞・等位)
1)~と、~も、そして 2)~さえ、でさえも 3)しかし 4)しかも、それは 5)それでは、それだのに 6)そうすれば、すなわち 7)のみならず、もまた
(G2532 καί Apparently a primary particle, having a copulative and sometimes also a cumulative force; and, also, even, so, then, too, etc.; often used in connection (or composition) with other particles or small words: – and, also, both, but, even, for, if, indeed, likewise, moreover, or, so, that, then, therefore, when, yea, yet. Internet Sacred Text Archive)
【彼の】 αὐτοῦ αὐτός アウトス autos {ow-tos‘} (npgm3s 代名詞・属男3)
1)彼、彼女、それ(三人称の代名詞) 2)自身で、自分から、自分として(強調用法) 3)同じ同一の 4)まさに、ちょうど
(G846 αὐτός From the particle αὖ au (perhaps akin to the base of 109 through the idea of a baffling wind; backward); the reflexive pronoun self, used (alone or in the compound of 1438 of the third person, and (with the proper personal pronoun) of the other persons: – her, it (-self), one, the other, (mine) own, said, ([self-], the) same, ([him-, my-, thy-]) self, [your-] selves, she, that, their (-s), them ([-selves]), there [-at, -by, -in, -into, -of, -on, -with], they, (these) things, this (man), those, together, very, which. Compare 848. Internet Sacred Text Archive)
【足】 πόδας πούς プース pous {pooce} (n-am-p 名詞・対男複)
1)足
(G4228 πούς A primary word; a “foot” (figuratively or literally): – foot (-stool). Internet Sacred Text Archive)
マタ4:6; 7:6; 10:14; 15:30; 18:8; マル5:22; 6:11; 9:45; 12:36; etc.
【もとに】 παρὰ παρά パラ para {par-ah‘} (pa 前置詞・対)
1)~から 2)の傍らで 3)の所へ
(G3844 παρά A primary preposition; properly near, that is, (with genitive case) from beside (literally or figuratively), (with dative case) at (or in) the vicinity of (objectively or subjectively), (with accusative case) to the proximity with (local [especially beyond or opposed to] or causal [on account of]). In compounds it retains the same variety of application: – above, against, among, at, before, by, contrary to, X friend, from, + give [such things as they], + that [she] had, X his, in, more than, nigh unto, (out) of, past, save, side . . . by, in the sight of, than, [there-] fore, with. In compounds it retains the same variety of application. Internet Sacred Text Archive)
【彼らを】 αὐτοὺς αὐτός アウトス autos {ow-tos‘} (npam3p 代名詞・対男3)
1)彼、彼女、それ(三人称の代名詞) 2)自身で、自分から、自分として(強調用法) 3)同じ同一の 4)まさに、ちょうど
(G846 αὐτός From the particle αὖ au (perhaps akin to the base of 109 through the idea of a baffling wind; backward); the reflexive pronoun self, used (alone or in the compound of 1438 of the third person, and (with the proper personal pronoun) of the other persons: – her, it (-self), one, the other, (mine) own, said, ([self-], the) same, ([him-, my-, thy-]) self, [your-] selves, she, that, their (-s), them ([-selves]), there [-at, -by, -in, -into, -of, -on, -with], they, (these) things, this (man), those, together, very, which. Compare 848. Internet Sacred Text Archive)
【横たえたので】 ἔρριψαν ῥίπτω リプトー rhiptō̄ {hrip‘-to} (viaa–3p 動詞・直・1アオ・能・3複)
1)下に投げる、投げ倒す、投げ捨てる、なげる 2)倒す、横たえる、放り上げる 3)力なく倒れ伏す
(G4496 ῥίπτω A primary verb (perhaps rather akin to the base of 4474 through the idea of sudden motion); to fling (properly with a quick toss, thus differing from 906 which denotes a deliberate hurl; and from τείνω teinō (see in 1614 , which indicates an extended projection); by qualification, to deposit (as if a load); by extension to disperse: – cast (down, out), scatter abroad, throw. Internet Sacred Text Archive)
マタ9:36; 15:30; 27:5; ルカ4:35; 17:2; 使徒23:23; 27:19,29
【そして】 καὶ καί カイ kai {kahee} (ch 接続詞・完)
1)~と、~も、そして 2)~さえ、でさえも 3)しかし 4)しかも、それは 5)それでは、それだのに 6)そうすれば、すなわち 7)のみならず、もまた
(G2532 καί Apparently a primary particle, having a copulative and sometimes also a cumulative force; and, also, even, so, then, too, etc.; often used in connection (or composition) with other particles or small words: – and, also, both, but, even, for, if, indeed, likewise, moreover, or, so, that, then, therefore, when, yea, yet. Internet Sacred Text Archive)
【彼らを】 αὐτούς αὐτός アウトス autos {ow-tos‘} (npam3p 代名詞・対男3)
1)彼、彼女、それ(三人称の代名詞) 2)自身で、自分から、自分として(強調用法) 3)同じ同一の 4)まさに、ちょうど
(G846 αὐτός From the particle αὖ au (perhaps akin to the base of 109 through the idea of a baffling wind; backward); the reflexive pronoun self, used (alone or in the compound of 1438 of the third person, and (with the proper personal pronoun) of the other persons: – her, it (-self), one, the other, (mine) own, said, ([self-], the) same, ([him-, my-, thy-]) self, [your-] selves, she, that, their (-s), them ([-selves]), there [-at, -by, -in, -into, -of, -on, -with], they, (these) things, this (man), those, together, very, which. Compare 848. Internet Sacred Text Archive)
【いやされた】 ἐθεράπευσεν θεραπεύω てラペウオー therapeuō {ther-ap-yoo‘-o } (viaa–3s 動詞・直・1アオ・能・3単)
< θεράπων 召使い、下僕
1)奉仕する、仕える 2)治療する、いやす、直す、看護する、手当する 3)世話する、面倒をみる、心を掛ける、配慮する 4)育む、養う
Psychotherapy 精神療法 はギリシャ語の 「θεραπεία ψυχῆς」に由来する。「ψυχῆς プシュケー いのち、こころ、精神、自我、自己」に「θεραπεία テラペイア 奉仕、世話、治療、手当」すること
(G2323 θεραπεύω From the same as 2324 to wait upon menially, that is, (figuratively) to adore (God), or (specifically) to relieve (of disease): – cure, heal, worship. Internet Sacred Text Archive)
マタ4:23,24; 8:7,16; 9:35; 10:1,8; 12:10,15,22; 14:14; 15:30; 17:26; 19:2: 21:14; マル1:34; 3:2,10: 6:5,13 etc.
† 英語訳聖書 Matt.15:30
King James Version
15:30 And great multitudes came unto him, having with them [those that were] lame, blind, dumb, maimed, and many others, and cast them down at Jesus’ feet; and he healed them:
New King James Version
15:30 Then great multitudes came to Him, having with them the lame, blind, mute, maimed, and many others; and they laid them down at Jesus’ feet, and He healed them.
American Standard Version
15:30 And there came unto him great multitudes, having with them the lame, blind, dumb, maimed, and many others, and they cast them down at this feet; and he healed them:
New International Version
15:30 Great crowds came to him, bringing the lame, the blind, the crippled, the mute and many others, and laid them at his feet; and he healed them.
Bible in Basic English
15:30 And there came to him great numbers of people having with them those who were broken in body, or blind, or without voice, or wounded, or ill in any way, and a number of others; they put them down at his feet and he made them well:
Today’s English Version
15:30 Large crowds came to him, bringing with them the lame, the blind, the crippled, the dumb, and many other sick people, whom they placed at Jesus’ feet; and he healed them.
Darby’s English Translation
15:30 and great crowds came to him, having with them lame, blind, dumb, crippled, and many others, and they cast them at his feet, and he healed them:
Douay Rheims
15:30 And there came to him great multitudes, having with them the dumb, the blind, the lame, the maimed, and many others: and they cast them down at his feet, and he healed them:
Noah Webster Bible
15:30 And great multitudes came to him, having with them those that were lame, blind, dumb, maimed, and many others, and cast them down at Jesus’ feet; and he healed them:
Weymouth New Testament
15:30 Soon great crowds came to Him, bringing with them those who were crippled in feet or hands, blind or dumb, and many besides, and they hastened to lay them at His feet. And He cured them,
World English Bible
15:30 There came to him great multitudes, having with them the lame, blind, mute, maimed, and many others, and they put them down at his feet. He healed them,
Young’s Literal Translation
15:30 and there came to him great multitudes, having with them lame, blind, dumb, maimed, and many others, and they did cast them at the feet of Jesus, and he healed them,
Amplified Bible
15:30 And great crowds came to Him, bringing with them the lame, crippled, blind, mute, and many others, and they put them down at His feet; and He healed them.
† 細き聲 聖書研究ノート
<大なる群衆、跛者・不具・盲人・唖者および他の多くの者を連れ來りて、イエスの足下に置きたれば、醫し給へり>
イエスがガリラヤに戻られたことを知ると、人々はあらゆる「疾病(やまひ)ある者」をともない、彼らをイエスの足元に置いた。
<跛者(あしなへ)瞽者(めしひ)瘖者(おふし)殘缺者(かたは)および各樣(さまざま)の疾病(やまひ)ある者>
人々は国中から「あらゆる病」に苦しむ者を探し出し、一緒にイエスのところに連れて来た。(マタイ4:23~24) マタイ15:30 には、それまでの記録にない「体の不自由な人 κυλλός キゆるろス 曲がった足の」が加えられている。
連れてこられるのがあらゆる病を抱える人々に広がっていることがわかる。イエスはこれらのすべての人々を癒された。
<耳が聞えず口のきけない人>
マルコ並行記事では、連れてこられた病人のうちの「耳が聞えず口のきけない人」の癒しについて詳しく記録している。
「7:32すると人々は、耳が聞えず口のきけない人を、みもとに連れてきて、手を置いてやっていただきたいとお願いした。 7:33そこで、イエスは彼ひとりを群衆の中から連れ出し、その両耳に指をさし入れ、それから、つばきでその舌を潤し、 7:34天を仰いでため息をつき、その人に「エパタ」と言われた。これは「開けよ」という意味である。 7:35すると彼の耳が開け、その舌のもつれもすぐ解けて、はっきりと話すようになった。 7:36イエスは、この事をだれにも言ってはならぬと、人々に口止めをされたが、口止めをすればするほど、かえって、ますます言いひろめた。 7:37彼らは、ひとかたならず驚いて言った、「このかたのなさった事は、何もかも、すばらしい。耳の聞えない者を聞えるようにしてやり、口のきけない者をきけるようにしておやりになった」。(マルコ7:32~7:37)口語訳聖書
† 心のデボーション
「多(おほく)の人々跛者(あしなへ)瞽者(めしひ)瘖者(おふし)殘缺者(かたは)および各樣(さまざま)の疾病(やまひ)ある者を伴(ともな)ひきたりイエスの足下(あしもと)に置(おき)ければ即(すなは)ち之を醫(いや)しぬ」 マタイ15:30 大正文語訳聖書
「すると、大勢の群衆が、足の不自由な人、目の見えない人、体の不自由な人、口のきけない人、その他多くの病人を連れて、イエスのもとに来た。そして、彼らが病人をその足元に置くと、イエスは彼らを癒された」 フランシスコ会訳聖書
「健康への祈り」
健康は失われてはじめて、それが恵み深いものであることに気づく。いつも、「健康であるように」と祈れ。
「愛する者よ、あなたの魂が恵まれているように、あなたがすべての面で恵まれ、健康であるようにと祈っています」(Ⅲヨハネ1:2)
健康であることの意味を知る者こそがささげられる祈りである。
† 細き聲 説教
「人の数だけ」
「多(おほく)の人々跛者(あしなへ)瞽者(めしひ)瘖者(おふし)殘缺者(かたは)および各樣(さまざま)の疾病(やまひ)ある者を伴(ともな)ひきたりイエスの足下(あしもと)に置(おき)ければ即(すなは)ち之を醫(いや)しぬ」 マタイ15:30 大正文語訳聖書
「すると、大勢の群衆が、足の不自由な人、目の見えない人、体の不自由な人、口のきけない人、その他多くの病人を連れて、イエスのもとに来た。そして、彼らが病人をその足元に置くと、イエスは彼らを癒された」 フランシスコ会訳聖書
イエスがガリラヤに戻られたことを知ると、人々はあらゆる「疾病(やまひ)ある者」をともない、彼らをイエスの足元に置いた。
「跛者(あしなへ)瞽者(めしひ)瘖者(おふし)殘缺者(かたは)および各樣(さまざま)の疾病(やまひ)ある者」
人々は国中から「あらゆる病」に苦しむ者を探し出し、一緒にイエスのところに連れて来た。(マタイ4:23~24) マタイ15:30 には、それまでの記録にない「体の不自由な人 κυλλός キゆるろス 曲がった足の」が加えられている。
連れてこられるのがあらゆる病を抱える人々に広がっていることがわかる。
イエスは取税人や罪人たちと食事されることをパリサイ人が咎めたとき、イエスは「丈夫な人には医者はいらない。いるのは病人である」(マタイ9:12 口語訳聖書)と言われた。
イエスに来る人は例外なく「癒されるべき病」をもっている。人のいのちは「病」とともにある。
人の抱える「病」は一つではない。人の数だけの「病」がある。イエスはこれらのすべての病む人々を癒された。
(皆川誠)
コメント