マタイによる福音書13章54節

マタイによる福音書
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† 福音書縦観 「会堂でのつまずき」 マタイ13:53~58 

マタイ13:53~58 マルコ6:1~6 ルカ4:16~30 ヨハネ6:41~42,4:45~44
マタイ13:53~58

Matt. 13:54(イエスはそこを去って、郷里に行かれたが、弟子たちも従って行った。マルコ6:1)そして郷里に行き、(そして、安息日になったので、マルコ6:2)会堂で人々を教えられたところ、彼らは驚いて言った、「この人は、この知恵とこれらの力あるわざとを、どこで習ってきたのか。(この人は、これらのことをどこで習ってきたのか。また、この人の授かった知恵はどうだろう。このような力あるわざがその手で行われているのは、どうしてか。マルコ6:2

4:16それからお育ちになったナザレに行き、安息日にいつものように会堂にはいり、聖書を朗読しようとして立たれた。 4:17すると預言者イザヤの書が手渡されたので、その書を開いて、こう書いてある所を出された、

4:18「主の御霊がわたしに宿っている。
貧しい人々に福音を宣べ伝えさせるために、
わたしを聖別してくださったからである。
主はわたしをつかわして、
囚人が解放され、盲人の目が開かれることを告げ知らせ、
打ちひしがれている者に自由を得させ、

4:19主のめぐみの年を告げ知らせるのである」。

4:20イエスは聖書を巻いて係りの者に返し、席に着かれると、会堂にいるみんなの者の目がイエスに注がれた。 4:21そこでイエスは、「この聖句は、あなたがたが耳にしたこの日に成就した」と説きはじめられた。 4:22すると、彼らはみなイエスをほめ、またその口から出て来るめぐみの言葉に感嘆して言った、「この人はヨセフの子ではないか」。 4:23そこで彼らに言われた、「あなたがたは、きっと『医者よ、自分自身をいやせ』ということわざを引いて、カペナウムで行われたと聞いていた事を、あなたの郷里のこの地でもしてくれ、と言うであろう」。 4:24それから言われた、「よく言っておく。預言者は、自分の郷里では歓迎されないものである。 4:25よく聞いておきなさい。エリヤの時代に、三年六か月にわたって天が閉じ、イスラエル全土に大ききんがあった際、そこには多くのやもめがいたのに、 4:26エリヤはそのうちのだれにもつかわされないで、ただシドンのサレプタにいるひとりのやもめにだけつかわされた。 4:27また預言者エリシャの時代に、イスラエルには多くのらい病人がいたのに、そのうちのひとりもきよめられないで、ただシリヤのナアマンだけがきよめられた」。 ルカ4:16~27

6:41ユダヤ人らは、イエスが「わたしは天から下ってきたパンである」と言われたので、イエスについてつぶやき始めた。 6:42そして言った、「これはヨセフの子イエスではないか。わたしたちはその父母を知っているではないか。わたしは天から下ってきたと、どうして今いうのか」。 ヨハネ6:41~42

Matt.13:55この人は大工の子ではないか。母はマリヤといい、兄弟たちは、ヤコブ、ヨセフ、シモン、ユダではないか。 (マリヤのむすこで、ヤコブ、ヨセ、ユダ、シモンの兄弟ではないか。 マルコ6:3

口語訳聖書

† 日本語訳聖書 Matt.13:54

【漢訳聖書】
Matt.13:54 至故土、乃教民於其會堂、衆奇之曰、斯人何由得此智慧、與此異能耶。

【明治元訳】
Matt.13:54 其(その)(※5)故土(ふるさと)にいたりにて教(をしへ)しに人々(ひとびと)奇(あやし)み曰(いひ)けるは此(この)人(ひと)の智慧(ちゑ)と異(ふしぎ)なる能(わざ)は何處(いづこ)より來(きた)るや

【大正文語訳】
Matt.13:54 己が郷にいたり、會堂にて教へ給へば、人々おどろきて言ふ『この人はこの智慧と此等の能力とを何處より得しぞ。

【ラゲ訳】
Matt.13:54 故郷に至り、諸會堂にて教へ給へるに、人々感嘆して云ひけるは、彼は此智恵と奇蹟とを何處より得たるぞ、

【口語訳】
Matt.13:54 そして郷里に行き、会堂で人々を教えられたところ、彼らは驚いて言った、「この人は、この知恵とこれらの力あるわざとを、どこで習ってきたのか。

【新改訳改訂3】
Matt.13:54 それから、ご自分の郷里に行って、会堂で人々を教え始められた。すると、彼らは驚いて言った。「この人は、こんな知恵と不思議な力をどこで得たのでしょう。

【新共同訳】
Matt.13:54 故郷にお帰りになった。会堂で教えておられると、人々は驚いて言った。「この人は、このような知恵と奇跡を行う力をどこから得たのだろう。

【バルバロ訳】
Matt.13:54 それから故郷に帰り、会堂で教えられると、人々は驚き、「あの人はどこから知恵と奇跡を受けたのだろう。

【フランシスコ会訳】
Matt.13:54 郷里に帰り、彼らの会堂で人々に教えを説かれた。すると、人々は驚いて言った、「この人は、このような知恵と奇跡を行う力を、どこから得たのだろうか。

【日本正教会訳】
Matt.13:54 己の故土に來りて、會堂に於て彼等を教へたるに、彼等奇とするに至れり、曰く、斯の人何より斯る智慧と異能とを得たる。

【塚本虎二訳】
Matt.13:54 郷里(ナザレ)に行ってその礼拝堂で教えられた。すると人々が驚いて言った、「この人はどこからこの知恵と、奇蹟とを覚えてきたのだろう。

【前田護郎訳】
Matt.13:54 そして郷に来て会堂で人々を教えられた。彼らはおどろいていった、「この人はこの知恵と力をどこから得たのか。

【永井直治訳】
Matt.13:54 かくて己が古里に到り、彼等をその會堂にて敎へ給へり。されば彼等は驚かされ且つ云へり、此の者の此の智慧とある行(わざ)とは何處よりなるや。

【詳訳聖書】
Matt.13:54 そしてご自分の郷里[カペナウム]に行って、会堂で教えておられた。そのため人々は驚嘆して、言った、「この人はこの知恵とこれらの奇跡の力をどこから得たのだろうか。

† 聖書引照 Matt.13:54

Matt.13:54 己が郷にいたり、會堂にて教へ給へば、人々おどろきて言ふ『この人はこの智慧と此等の能力とを何處より得しぞ。

[己が郷にいたり] マタ2:23; マル6:1,2; ルカ4:16~30; ヨハ1:11
[會堂にて教へ給へば]  詩篇22:22; 40:9,10; 使徒13:46; 28:17~29
[人々おどろきて言ふ『この人はこの智慧と此等の能力とを何處より得しぞ』] ヨハ7:15,16; 使徒4:13

† ギリシャ語聖書 Matt.13:54

Stephens 1550 Textus Receptus
και ελθων εις την πατριδα αυτου εδιδασκεν αυτους εν τη συναγωγη αυτων ωστε εκπληττεσθαι αυτους και λεγειν ποθεν τουτω η σοφια αυτη και αι δυναμεις

Scrivener 1894 Textus Receptus
και ελθων εις την πατριδα αυτου εδιδασκεν αυτους εν τη συναγωγη αυτων ωστε εκπληττεσθαι αυτους και λεγειν ποθεν τουτω η σοφια αυτη και αι δυναμεις

Byzantine Majority
και ελθων εις την πατριδα αυτου εδιδασκεν αυτους εν τη συναγωγη αυτων ωστε εκπληττεσθαι αυτους και λεγειν ποθεν τουτω η σοφια αυτη και αι δυναμεις

Alexandrian
και ελθων εις την πατριδα αυτου εδιδασκεν αυτους εν τη συναγωγη αυτων ωστε εκπλησσεσθαι αυτους και λεγειν ποθεν τουτω η σοφια αυτη και αι δυναμεις

Hort and Westcott
και ελθων εις την πατριδα αυτου εδιδασκεν αυτους εν τη συναγωγη αυτων ωστε εκπλησσεσθαι αυτους και λεγειν ποθεν τουτω η σοφια αυτη και αι δυναμεις

† ギリシャ語聖書 品詞色分け

Matt.13:54

καὶ ἐλθὼν εἰς τὴν πατρίδα αὐτοῦ ἐδίδασκεν αὐτοὺς ἐν τῇ συναγωγῇ αὐτῶν, ὥστε ἐκπλήσσεσθαι αὐτοὺς καὶ λέγειν, πόθεν τούτῳ ἡ σοφία αὕτη καὶ αἱ δυνάμεις;

† ヘブライ語聖書 Matt.13:54

Matt.13:54

וּא בָּא אֶל עִירוֹ וְלִמֵּד אוֹתָם בְּבֵית הַכְּנֶסֶת עַד כִּי הִשְׁתּוֹמְמוּ וְאָמְרוּ: מִנַּיִן לוֹ הַחָכְמָה הַזֹּאת וּמַעֲשֵׂי הַנִּסִּים

† ラテン語聖書 Matt.13:54

Latin Vulgate
Matt.13:54

Et veniens in patriam suam, docebat eos in synagogis eorum, ita ut mirarentur, et dicerent: Unde huic sapientia hæc, et virtutes?
And arriving in his own country, he taught them in their synagogues, so much so that they wondered and said: “How can such wisdom and power be with this one?

† 私訳(詳訳)Matt.13:54

【私訳】 「そして、彼〔イエス〕の故郷に行き、彼らの会堂で彼らを教えられた。それで人々は非常に驚き<驚愕し、唖然とし>て言った。『この人のこのような知恵と奇跡はどこから〔得た〕のか?』」

† 新約聖書ギリシャ語語句研究

Matt.13:54

καὶ ἐλθὼν εἰς τὴν πατρίδα αὐτοῦ ἐδίδασκεν αὐτοὺς ἐν τῇ συναγωγῇ αὐτῶν, ὥστε ἐκπλήσσεσθαι αὐτοὺς καὶ λέγειν, πόθεν τούτῳ ἡ σοφία αὕτη καὶ αἱ δυνάμεις;

【そして】 καὶ  καί カイ kai {kahee} (cc 接続詞・等位)

1)~と、~も、そして 2)~さえ、でさえも 3)しかし 4)しかも、それは 5)それでは、それだのに 6)そうすれば、すなわち 7)のみならず、もまた

(G2532 καί Apparently a primary particle, having a copulative and sometimes also a cumulative force; andalsoevensothentoo, etc.; often used in connection (or composition) with other particles or small words: – and, also, both, but, even, for, if, indeed, likewise, moreover, or, so, that, then, therefore, when, yea, yet.  Internet Sacred Text Archive)

【彼の】 αὐτοῦ  αὐτός アウトス autos {ow-tos‘} (npgm3s 代名詞・属男3)

1)彼、彼女、それ(三人称の代名詞) 2)自身で、自分から、自分として(強調用法) 3)同じ同一の 4)まさに、ちょうど

(G846 αὐτός From the particle αὖ au (perhaps akin to the base of 109 through the idea of a baffling wind; backward); the reflexive pronoun self, used (alone or in the compound of 1438 of the third person, and (with the proper personal pronoun) of the other persons: – her, it (-self), one, the other, (mine) own, said, ([self-], the) same, ([him-, my-, thy-]) self, [your-] selves, she, that, their (-s), them ([-selves]), there [-at, -by, -in, -into, -of, -on, -with], they, (these) things, this (man), those, together, very, which. Compare 848. Internet Sacred Text Archive)

【故郷】 πατρίδα  πατρίς パトリス  patris {pat-rece‘} (n-af-s 名詞・対女単)

1)父の土地 2)祖国 3)故郷、ふるさと、郷里 4)父の、父祖伝来の

(G3968 πατρίς From 3962 a father land, that is, native town; (figuratively) heavenly home: – (own) country.)

マタ13:54,57; マル6:1,4: ルカ4:23,24; ヨハ4:44; ヘブ11:14;

【に】 εἰς  εἰς エイス eis {ice} (pa 前置詞・対)

1)~の中へ 2)~へ 3)~まで 4)~のために 5)~に対して 6)~に向かって 7)~を目標にして 8)の間に

(G1519 εἰς  A primary preposition; to or into (indicating the point reached or entered), of place, time, or (figuratively) purpose (result, etc.); also in adverbial phrases.: – [abundant-] ly, against, among, as, at, [back-] ward, before, by, concerning, + continual, + far more exceeding, for [intent, purpose],  fore, + forth, in (among, at unto, -so much that, -to), to the intent that, + of one mind, + never, of, (up-) on, + perish, + set at one again, (so) that, therefore (-unto), throughout, till, to (be, the end, -ward), (here-) until (-to), . . . ward, [where-] fore, with. Often used in composition with the same general import, but only with verbs (etc.) expressing motion (literallyor figuratively.  Internet Sacred Text Archive)

【お帰りになった】 ἐλθὼν  ἔρχομαι エルこマイ erchomai {er‘-khom-ahee} (vpaanm-s 分詞・2アオ能主男単)

1)来る、やってくる、~しにやってくる 2)近づく、臨む、達する 3)着く、到着する 4)現れる 5)上がる、下る

(G2064 ἔρχομαι Middle voice of a primary verb (used only in the present and imperfect tenses, the others being supplied by a kindred [middle voice] word, ἐλεύθομαι eleuthomai or ἕλθω elthō ; which do not otherwise occur); to come or go (in a great variety of applications, literally and figuratively): – accompany, appear, bring, come enter, fall out, go, grow, X light, X next, pass, resort, be set.  Internet Sacred Text Archive)

【彼らの】 αὐτῶν  αὐτός アウトス autos {ow-tos‘} (npgn3p 代名詞・属男3)

1)彼、彼女、それ(三人称の代名詞) 2)自身で、自分から、自分として(強調用法) 3)同じ同一の 4)まさに、ちょうど

(G846 αὐτός From the particle αὖ au (perhaps akin to the base of 109 through the idea of a baffling wind; backward); the reflexive pronoun self, used (alone or in the compound of 1438 of the third person, and (with the proper personal pronoun) of the other persons: – her, it (-self), one, the other, (mine) own, said, ([self-], the) same, ([him-, my-, thy-]) self, [your-] selves, she, that, their (-s), them ([-selves]), there [-at, -by, -in, -into, -of, -on, -with], they, (these) things, this (man), those, together, very, which. Compare 848. Internet Sacred Text Archive)

【会堂】 συναγωγῇ  συναγωγή スゆナゴーゲー sunagōgē {soon-ag-o-gay‘} (n-df-s 名詞・与女単)

< σύν + ἄγω 集まる

1)一緒にする、結びつける 2)集合、集まり、会合、集会場、会衆 3)ユダヤ教の会堂、スナゴーゲー

ユダヤ人の礼拝堂、会堂で、裁判所や学校としても用いられた。ユダヤ各地に建設され、会堂司が管理し、聖書の教えと祈りの場であった。

(G4864 συναγωγή From (the reduplicated form of) 4863 an assemblage of persons; specifically a Jewish “synagogue” (the meeting or the place); by analogy a Christian church: – assembly, congregation, synagogue.  Internet Sacred Text Archive)

マタ4:23; 6:2,5; 9:35; 10:17; 12:9; 13:54; 23:6,34; マル1:21,23,39; 3:1; 6:2; 12:39; 13:9 etc.

【の中で】 ἐν ἐν エン en {en}  (pd 前置詞・属)

1)~の中に、~の間に 2)~の上に 3)ところに、のそばに 4)で 3)よって 5)に

(G1722  ἐν A primary preposition denoting (fixed) position (in place, time or state), and (by implication) instrumentality (medially or constructively), that is, a relation of rest (intermediate between 1519 and 1537 ; “in”at, (up-) onby, etc.: – about, after, against, + almost, X altogether, among, X as, at, before, between, (here-) by (+ all means), for (. . . sake of), + give self wholly to, (here-) in (-to, -wardly), X mightily, (because) of, (up-) on, [open-] ly, X outwardly, one, X quickly, X shortly, [speedi-] ly, X that, X there (-in, -on), through (-out), (un-) to(-ward), under, when, where (-with), while, with (-in). Often used in compounds, with substantially the same import; rarely with verbs of motion, and then not to indicate direction, except (elliptically) by a separate (and different) prep.  Internet Sacred Text Archive)

【彼らを】 αὐτοὺς  αὐτός アウトス autos {ow-tos‘} (npam3p 代名詞・対男3)

1)彼、彼女、それ(三人称の代名詞) 2)自身で、自分から、自分として(強調用法) 3)同じ同一の 4)まさに、ちょうど

(G846 αὐτός From the particle αὖ au (perhaps akin to the base of 109 through the idea of a baffling wind; backward); the reflexive pronoun self, used (alone or in the compound of 1438 of the third person, and (with the proper personal pronoun) of the other persons: – her, it (-self), one, the other, (mine) own, said, ([self-], the) same, ([him-, my-, thy-]) self, [your-] selves, she, that, their (-s), them ([-selves]), there [-at, -by, -in, -into, -of, -on, -with], they, (these) things, this (man), those, together, very, which. Compare 848. Internet Sacred Text Archive)

【教えておられると】 ἐδίδασκεν  διδάσκω ディダスコー didaskō {did-as‘-ko} (viia–3s 動詞・直・未完・能・3単)

1)教える、教え説く、知らせる、説明する 2)訓練する、教え込む、手ほどきする、授ける 3)指示する、指図する、命令する

(G1321 διδάσκω A prolonged (causative) form of a primary verb δάω daō (to learn); to teach (in the same broad application): – teach.  Internet Sacred Text Archive)

マタ4:23; 5:2,19; 7:29; 9:35; 11:1; 13:54; 15:9; 21:23; 22:16; 26:55; 28:20; マル1:21,22; 2:13; 4:1,2, 6:2,6,30,34; 7:7; 8:31; 10:1; 11:17; 12:14;,35; 14:49 etc.

【それ故】 ὥστε  ὥστε ホーステ hōste {hoce‘-the} (ch 接続詞・完等)

1)それゆえ、その結果、それだから 2)それで、だから、従って 3)~するために、するように

(G5620  ὥστε From 5613 and 5037 so too, that is, thus therefore (in various relations of consecution, as shown): – (insomuch) as, so that (then), (insomuch) that, therefore, to, wherefore.  Internet Sacred Text Archive)

【人々は】 αὐτοὺς  αὐτός アウトス autos {ow-tos‘} (npam3p 代名詞・対男3)

1)彼、彼女、それ(三人称の代名詞) 2)自身で、自分から、自分として(強調用法) 3)同じ同一の 4)まさに、ちょうど

(G846 αὐτός From the particle αὖ au (perhaps akin to the base of 109 through the idea of a baffling wind; backward); the reflexive pronoun self, used (alone or in the compound of 1438 ofthe third person, and (with the proper personal pronoun) of the other persons: – her, it (-self), one, the other, (mine) own, said, ([self-], the) same, ([him-, my-, thy-]) self, [your-] selves, she, that, their (-s), them ([-selves]), there [-at, -by, -in, -into, -of, -on, -with], they, (these) things, this (man), those, together, very, which. Compare 848. Internet Sacred Text Archive)

【非常に驚き】 ἐκπλήσσεσθαι  ἐκπλήσσω エクプれースソー ekplēssō {ek-place‘-so} (vnpp 不定詞・現受)

< ἐκ + πλήσσω 打つ

1)(驚き、喜びなどで)仰天させる、アッと驚く、肝をつぶす 2)叩き出す、追い出す、追い払う 3)我を忘れる、驚愕する、茫然とする、打ちのめす、 唖然とする

(G1605  ἐκπλήσσω From 1537 and 4141 to strike with astonishment: – amaze, astonish.  Internet Sacred Text Archive)

マタ7:28; 13:54; 19:25; 22:33; マル6:2; 10:26; 11:10; 使徒13:12; etc.

【そして】 καὶ  καί カイ kai {kahee} (cc 接続詞・等位)

1)~と、~も、そして 2)~さえ、でさえも 3)しかし 4)しかも、それは 5)それでは、それだのに 6)そうすれば、すなわち 7)のみならず、もまた

(G2532 καί Apparently a primary particle, having a copulative and sometimes also a cumulative force; andalsoevensothentoo, etc.; often used in connection (or composition) with other particles or small words: – and, also, both, but, even, for, if, indeed, likewise, moreover, or, so, that, then, therefore, when, yea, yet.  Internet Sacred Text Archive)

【言った】 λέγειν  λέγω れゴー legō {leg‘-o} (vnpa 不定詞・現)

1)言う、告げる、語る、話す、言い表す、述べる 2)呼ぶ、命ずる、指図する、言いつける 3)名づける、称する、呼びかける 4)意味する、指す

(G3004 λέγω  A primary verb; properly to “lay” forth, that is, (figuratively) relate (in words [usually of systematic or set discourse; whereas2036 and 5346 generally refer to an individual expression or speech respectively; while 4483 is properly to break silence merely, and 2980 means an extended or random harangue]); by implication to mean: – ask, bid, boast, call, describe, give out, name, put forth, say (-ing, on), shew, speak, tell, utter.  Internet Sacred Text Archive)

マタ1:20; 2:23; 5:44; 9:14,34; マル2:11; 5:9; 12:18; ルカ5:39; 6:46; 20:41; ヨハ1:29; 2:6; 16:12; etc.

【このような】 αὕτη  οὗτος フートス houtos {hoo‘-tos} (a-dnf-s 指示代名詞・主女単)

1)その、この、これ 2)この者、この男・女 2)そんな、こんな 3)すなわち、だから 4)そこで、それ故

(G3779 οὗτος Or, before a vowel, οὕτως houtōs hoo‘-toce . From 3778 in this way (referring to what precedes or follows): – after that, after (in) this manner, as, even (so), for all that, like (-wise), no more, on this fashion (-wise), so (in like manner), thus, what.  Internet Sacred Text Archive)

【知恵】 σοφία  σοφία ソふィア sophia {sof-ee‘-ah} (n-nf-s 名詞・主女単)

1)知恵、学、学問 2)賢明、聡明、分別、英知 3)理知、知性、知力、賢明、才知、学識、知識 4)技術、熟練、巧さ

(英語 「philosophy 哲学」は「philo 愛 + sophy 知」でギリシャ語の「φίλος 愛」と「σοφί 知恵」からくる。哲学の本質は「sophy 知」への「philos 愛」にある。知を愛し求めること)

(G4678 σοφία From 4680 wisdom (higher or lower, worldly or spiritual): – wisdom.  Internet Sacred Text Archive)

マタ11:19; 12:42; 13:54; マル6:2; ルカ2:40,52; 7:35; 11:31,49; 21:15; etc.

【と】 καὶ  καί カイ kai {kahee} (cc 接続詞・等位)

1)~と、~も、そして 2)~さえ、でさえも 3)しかし 4)しかも、それは 5)それでは、それだのに 6)そうすれば、すなわち 7)のみならず、もまた

(G2532 καί Apparently a primary particle, having a copulative and sometimes also a cumulative force; andalsoevensothentoo, etc.; often used in connection (or composition) with other particles or small words: – and, also, both, but, even, for, if, indeed, likewise, moreover, or, so, that, then, therefore, when, yea, yet.  Internet Sacred Text Archive)

【奇跡を】 δυνάμεις  δύναμις どュナミス dunamis {doo‘-nam-is} (n-nf-p 名詞・主女複)

1)力、体力、原動力  2)能力、才能 3)権力、影響力 4)戦力、兵力、軍勢 5)名声、名望 6)価値 7)意味 8)奇跡

(G1411 δύναμιςFrom 1410 force (literally or figuratively); specifically miraculous power (usually by implication a miracle itself): – ability, abundance, meaning, might (-ily, -y, -y deed), (worker of) miracle (-s), power, strength, violence, mighty (wonderful) work.  Internet Sacred Text Archive)

マタ7:22; 11:20,21,23; 13:58; マル6:2,5; 9:39; ルカ10:13; 19:37; etc.

【どうして】 πόθεν  πόθεν ポてン pothen {poth‘-en} (abt 副詞・疑)

1)どうして、どんな原因から、何ゆえに 2)どこから 3)どの場所から 4)いかなる状態から 5)いかにして

(G4159 πόθεν From the base of 4213 with enclitic adverb of origin; from which (as interrogitive) or what (as relative) place, state, source or cause: – whence.  Internet Sacred Text Archive)

【この人に】 τούτῳ  οὗτος フートス houtos {hoo‘-tos} (apddm-s 指示代名詞・与男単)

1)その、この、これ 2)この者、この男・女 2)そんな、こんな 3)すなわち、だから 4)そこで、それ故

(G3779 οὗτος Or, before a vowel, οὕτως houtōs hoo‘-toce . From 3778 in this way (referring to what precedes or follows): – after that, after (in) this manner, as, even (so), for all that, like (-wise), no more, on this fashion (-wise), so (in like manner), thus, what.  Internet Sacred Text Archive)

† 英語訳聖書 Matt.13:54

King James Version
13:54 And when he was come into his own country, he taught them in their synagogue, insomuch that they were astonished, and said, Whence hath this [man] this wisdom, and [these] mighty works?

New King James Version
13:54 And when He had come to His own country, He taught them in their synagogue, so that they were astonished and said, “Where did this Man get this wisdom and these mighty works?

American Standard Version
13:54 And coming into his own country he taught them in their synagogue, insomuch that they were astonished, and said, Whence hath this man this wisdom, and these mighty works?

New International Version
13:54 Coming to his hometown, he began teaching the people in their synagogue, and they were amazed. “Where did this man get this wisdom and these miraculous powers?” they asked.

Bible in Basic English
13:54 And coming into his country, he gave them teaching in their Synagogue, so that they were greatly surprised and said, Where did this man get this wisdom and these works of power?

Today’s English Version
13:54 and went back to his hometown. He taught in the synagogue, and those who heard him were amazed. “Where did he get such wisdom?” they asked. “And what about his miracles?

Darby’s English Translation
13:54 And having come into his own country, he taught them in their synagogue, so that they were astonished, and said, Whence has this man this wisdom and these works of power?

Douay Rheims
13:54 And coming into his own country, he taught them in their synagogues, so that they wondered and said: How came this man by this wisdom and miracles?

Noah Webster Bible
13:54 And when he had come into his own country, he taught them in their synagogue, so that they were astonished, and said, Whence hath this man this wisdom, and these mighty works?

Weymouth New Testament
13:54 And He came into His own country and proceeded to teach in their synagogue, so that they were filled with astonishment and exclaimed, ‘Where did he obtain such wisdom, and these wondrous powers?

World English Bible
13:54 Coming into his own country, he taught them in their synagogue, so much that they were astonished, and said, ‘Where did this man get this wisdom, and these mighty works?

Young’s Literal Translation
13:54 and having come to his own country, he was teaching them in their synagogue, so that they were astonished, and were saying, ‘Whence to this one this wisdom and the mighty works?

Amplified Bible
13:54 And after coming to [Nazareth] His hometown, He began teaching them in their synagogue, and they were astonished, and said, “Where did this Man get this wisdom and these miraculous powers [what is the source of His authority]?

† 細き聲 聖書研究ノート

 <己が郷にいたり、會堂にて教へ給へば、人々おどろきて言ふ『この人はこの智慧と此等の能力とを何處より得しぞ>

イエスは故郷カペナウムに戻られ、ユダヤ人の会堂で教えられた。イエスと家族を知る故郷の人々はイエスとの教えに驚き、その知恵と力ある業がどこからきたのか訝しげに語り合った。

 <己が郷>

イエスの故郷はナザレである。

 <會堂にて教へ給へば>

ルカの並行記事ルカ4:16~27によれば、イエスが会堂に入られると、会堂司が「預言者イザヤの書」を手渡したので、イエスはイザヤ61:1「主ヱホバの靈われに臨めり こはヱホバわれに膏をそそぎて貧きものに福音をのべ傳ふることをゆだね 我をつかはして心の傷める者をいやし俘囚にゆるしをつげ 縛められたるものに解放をつげ」を開かれ、「きょう、聖書のこのみことばが、あなたがたが聞いたとおり実現した」(ルカ4:21 新改訳聖書)と話された。

 <人々おどろきて言ふ『この人はこの智慧と此等の能力とを何處より得しぞ』>

「驚く ἐκπλήσσω エクプれースソー」は「ἐκ + πλήσσω 打つ」からくる言葉で「(驚き、喜びなどで)仰天させる」の意味である。人々はイエスの言葉に「アッと驚き、肝をつぶした」のである。

† 心のデボーション  

「己が郷にいたり、會堂にて教へ給へば、人々おどろきて言ふ『この人はこの智慧と此等の能力とを何處より得しぞ』」 マタイ13:54 大正文語訳聖書

「郷里に帰り、彼らの会堂で人々に教えを説かれた。すると、人々は驚いて言った、「この人は、このような知恵と奇跡を行う力を、どこから得たのだろうか」 フランシスコ会訳聖書

 「知恵と奇跡の力」の根源

イエスによってなされる力ある業は人々に「この方は奇跡を行う力とをどこから得たのだろう」という驚きをもたらし、さらには、その語る言葉について「この知恵はどこから得たのか」にも及んだ。

人々はイエスの「知恵と奇跡の力」の根源を問う。しかし、それはイエスの外から来たのではなく、イエス御自身から出るものである。答えは人々の前にいるイエスにある。

驚くならイエスを驚け。

† 細き聲 説教 

 「御霊の導き」

「己が郷にいたり、會堂にて教へ給へば、人々おどろきて言ふ『この人はこの智慧と此等の能力とを何處より得しぞ』」 マタイ13:54 大正文語訳聖書

「郷里に帰り、彼らの会堂で人々に教えを説かれた。すると、人々は驚いて言った、「この人は、このような知恵と奇跡を行う力を、どこから得たのだろうか」 フランシスコ会訳聖書

イエスは故郷カペナウムに戻られ、ユダヤ人の会堂で教えられた。イエスと家族を知る故郷の人々はイエスとの教えに驚き、その知恵と力ある業がどこからきたのか訝しげに語り合った。

ルカの並行記事ルカ4:16~27によれば、イエスが会堂に入られると、会堂司が「預言者イザヤの書」を手渡したので、イエスはイザヤ61:1「主ヱホバの靈われに臨めり こはヱホバわれに膏をそそぎて貧きものに福音をのべ傳ふることをゆだね 我をつかはして心の傷める者をいやし俘囚にゆるしをつげ 縛められたるものに解放をつげ」を開かれ、「きょう、聖書のこのみことばが、あなたがたが聞いたとおり実現した」(ルカ4:21 新改訳聖書)と話された。

 <人々おどろきて言ふ『この人はこの智慧と此等の能力とを何處より得しぞ』>

「驚く ἐκπλήσσω エクプれースソー」は「ἐκ + πλήσσω 打つ」からくる言葉で「(驚き、喜びなどで)仰天させる」の意味である。人々はイエスの言葉に「アッと驚き、肝をつぶした」のである。

教えと業に驚くことが信仰ではない。

御言葉を開く時、聖霊は人との傍らにあって解き明かし給うのである。何人も御霊の導きなしに御言葉を知り、その知恵と業に「アッと驚き、肝を冷やす」ことはできない。

(皆川誠)

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