† 福音書縦観 「祈り」 マタイ6:5~15
マタイ6:5~15
Matt.6:12わたしたちに負債のある者をゆるしましたように、
わたしたちの負債をもおゆるしください。口語訳聖書
† 日本語訳聖書 Matt.6:12
【漢訳聖書】
Matt.6:12 免我儕諸負、如我免負我者。
【明治元訳】
Matt.6:12 我儕(われら)に負債(おひめ)ある者(もの)を我儕(われら)がゆるす如(ごと)く我儕(われら)の負債(おひめ)をも免(ゆる)し給(たま)へ。 (明治14(1881)年版ではこの節全体が「我儕(われら)に罪(つみ)を犯(をか)す者(もの)を我(わが)ゆるす如(ごと)く我儕(われら)の罪(つみ)をも免(ゆるし)たまへ」)
【大正文語訳】
Matt.6:12 我らに負債(おひめ)ある者を我らの免したる如く、我らの負債(おひめ)をも免し給へ。
【ラゲ訳】
Matt.6:12 我等が己に負債ある人を赦す如く、我等の負債をも赦し給へ。
【口語訳】
Matt.6:12 わたしたちに負債のある者をゆるしましたように、わたしたちの負債をもおゆるしください。
【新改訳改訂3】
Matt.6:12 私たちの負いめをお赦しください。私たちも、私たちに負いめのある人たちを赦しました。
【新共同訳】
Matt.6:12 わたしたちの負い目を赦してください、/わたしたちも自分に負い目のある人を/赦しましたように。
【バルバロ訳】
Matt.6:12 私たちに負い目のある人をゆるしますから、私の負い目をもゆるしてください。
【フランシスコ会訳】
Matt.6:12 わたしたちの負い目をゆるしてください。同じようにわたしたちも、わたしたちに負い目のある者をゆるします。
【日本正教会訳】
Matt.6:12 我等に債(おひめ)ある者を我等免(ゆる)すが如く、我等の債を免し給へ、
【塚本虎二訳】
Matt.6:12 罪を赦してください、わたしたちも罪を犯した人を赦しましたから。
【前田護郎訳】
Matt.6:12 われらの罪をおゆるしください。われらも罪を犯した人をゆるしましたから。
【永井直治訳】
Matt.6:12 また我等の債主(おひめぬし)に我等も赦すが故に、我等の債(おひめ)を我等に赦し給へ。
【詳訳聖書】
Matt.6:12 また、私たちにおいめのある者を私たちが赦しましたように<おいめをそのままにした、免除した、許してやった、またおいめのある者に対して憤りを捨てた、ように>私たちのおいめをも赦してください。
† 聖書引照 Matt.6:12
Matt.6:12 我らに負債(おひめ)ある者を我らの免したる如く、我らの負債(おひめ)をも免し給へ。
[我らに負債(おひめ)ある者を] マタ18:21~27,34; ルカ7:40~48; 11:4
[我らの免したる如く] 出エ34:7; Ⅰ列王8:30,34,39,50; 詩篇32:1; 130:4; 1:18; ダニ9:19; 使徒13:38; エペ1:7; Ⅰヨハ1:7~9
[我らの負債(おひめ)をも免し給へ] マタ6:14,15; 18:21,22,28~35; ネヘ5:12,13; マル11:25,26; ルカ6:37; 17:3~5; エペ4:32; コロ3:13
† ギリシャ語聖書 Matt.6:12
Stephens 1550 Textus Receptus
και αφες ημιν τα οφειληματα ημων ως και ημεις αφιεμεν τοις οφειλεταις ημων
Scrivener 1894 Textus Receptus
και αφες ημιν τα οφειληματα ημων ως και ημεις αφιεμεν τοις οφειλεταις ημων
Byzantine Majority
και αφες ημιν τα οφειληματα ημων ως και ημεις αφιεμεν τοις οφειλεταις ημων
Alexandrian
και αφες ημιν τα οφειληματα ημων ως και ημεις αφιεμεν τοις οφειλεταις ημων
Hort and Westcott
και αφες ημιν τα οφειληματα ημων ως και ημεις αφιεμεν τοις οφειλεταις ημων
† ギリシャ語聖書 品詞色分け
Matt.6:12
καὶ ἄφες ἡμῖν τὰ ὀφειλήματα ἡμῶν, ὡς καὶ ἡμεῖς ἀφήκαμεν τοῖς ὀφειλέταις ἡμῶν
† ヘブライ語聖書 Matt.6:12
Matt.6:12
וּסְלַח לָנוּ עַל חֲטָאֵינוּ כְּפִי שֶׁסּוֹלְחִים
גַּם אֲנַחְנוּ לַחוֹטְאִים לָנוּ
† ラテン語聖書 Matt.6:12
Latin Vulgate
Matt.6:12
Et dimitte nobis debita nostra, sicut et nos dimittimus debitoribus nostris.
And forgive us our debts, as we also forgive our debtors.
† 私訳(詳訳)Matt.6:12
【私訳】 「そして、わたしたちに負い目ある者をわたしたちが赦した<放棄した>ように、わたしたちの負い目をも赦して下さい」
† 新約聖書ギリシャ語語句研究
Matt.6:12
καὶ ἄφες ἡμῖν τὰ ὀφειλήματα ἡμῶν, ὡς καὶ ἡμεῖς ἀφήκαμεν τοῖς ὀφειλέταις ἡμῶν
【そして】 καὶ καί カイ kai {kahee} (cc 接続詞・等位)
1)~と、~も、そして 2)~さえ、でさえも 3)しかし 4)しかも、それは 5)それでは、それだのに 6)そうすれば、すなわち 7)のみならず、もまた
(G2532 καί Apparently a primary particle, having a copulative and sometimes also a cumulative force; and, also, even, so, then, too, etc.; often used in connection (or composition) with other particles or small words: – and, also, both, but, even, for, if, indeed, likewise, moreover, or, so, that, then, therefore, when, yea, yet. Internet Sacred Text Archive)
【わたしたちの】 ἡμῶν ἐγώ エゴー egō {eg-o‘} (npg-1p 代名詞・属1複)
1)私 2)わたし
(G1473 ἐγώ A primary pronoun of the first person, “I” (only expressed when emphatic): – I, me. For the other cases and the plural see 1691 1698 1700 2248 2249 2254 2257 etc. Internet Sacred Text Archive)
【負い目を】 ὀφειλήματα ὀφείλημα オふェイれーマ opheilēma {of-i‘-lay-mah} (n-an-p 名詞・対中複)
1)(当然の)支払い 2)負債、借金、債務、負い目 3)犯罪、罪
(G3783 ὀφείλημα From (the alternate of) 3784 something owed, that is, (figuratively) a due.; morally a fault: – debt. Internet Sacred Text Archive)
マタ6:12; ロマ4:4;
【わたしたちが】 ἡμῖν ἐγώ エゴー egō {eg-o‘} (npd-1p 代名詞・与1複)
1)私 2)わたし
(G1473 ἐγώ A primary pronoun of the first person, “I” (only expressed when emphatic): – I, me. For the other cases and the plural see 1691 1698 1700 2248 2249 2254 2257 etc. Internet Sacred Text Archive)
【赦した】 ἄφες ἀφίημι アふィエーミ aphiēmi {af-ee‘-ay-mee} (vmaa–2s 動詞・命・2アオ・能・2単)
< ἀπό ~から + ἵημι 送る
1)あるものを放っておく、投げやる、投げ捨てる、放免する、見逃す、見放す、引き渡す 2)放す、手放す 3)捨てておく、~から去らせる、うっちゃっておく、許す、~させておく、解放する、構わずにおく、そのままにまかせる、許す、受ける、放棄する、置き去る、残す 4)見捨てる、免除する、放免する 6)放り出す、絶縁する
(G863 ἀφίημι From 575 and ἵημι hiēmi (to send; an intensive form of εἶμι eimi (to go)); to send forth, in various applications: – cry, forgive, forsake, lay aside, leave, let (alone, be, go, have), omit, put (send) away, remit, suffer, yield up. Internet Sacred Text Archive)
マタ3:15; 6:12,14,15; 9:2,5,6; 12:31,32; 12:32; 18:21,27,32,33; 19:14; 23:13: マル1:34; 2:5,7,9,10; 3:28; 4:12; 5:19,37; 10:14; 11:6,16,25 etc.
【ように】 ὡς ὡς ホース hōs {hoce} (cs 接続詞・従位)
1)~のように、ちょうど~のように 2)~なので 3)と同じように、~であるかのように 4)おおよそ、ほぼ 5)の時
(G5613 ὡς Probably adverb of compound from 3739 which how, that is, in that manner (very variously used as shown): – about, after (that), (according) as (it had been, it were), as soon (as), even as (like), for, how (greatly), like (as, unto), since, so (that), that, to wit, unto, when ([-soever]), while, X with all speed. Internet Sacred Text Archive)
【それで】 καὶ καί カイ kai {kahee} (ab 副詞)
1)~と、~も、そして 2)~さえ、でさえも 3)しかし 4)しかも、それは 5)それでは、それだのに 6)そうすれば、すなわち 7)のみならず、もまた
(G2532 καί Apparently a primary particle, having a copulative and sometimes also a cumulative force; and, also, even, so, then, too, etc.; often used in connection (or composition) with other particles or small words: – and, also, both, but, even, for, if, indeed, likewise, moreover, or, so, that, then, therefore, when, yea, yet. Internet Sacred Text Archive)
【わたしたちの】 ἡμῶν ἐγώ エゴー egō {eg-o‘} (npg-1p 代名詞・属1複)
1)私 2)わたし
(G1473 ἐγώ A primary pronoun of the first person, “I” (only expressed when emphatic): – I, me. For the other cases and the plural see 1691 1698 1700 2248 2249 2254 2257 etc. Internet Sacred Text Archive)
【負い目のある人を】 ὀφειλέταις ὀφειλέτης オふェイれテース opheiletēs {of-i-let‘-ace} (n-dm-p 名詞・与男複)
1)負債者、債務者 2)義務のある者 3)罪人
(G3781 ὀφειλέτης From 3784 an ower, that is, a person indebted; figuratively a delinquent; morally a transgressor (against God): – debtor, which owed, sinner. Internet Sacred Text Archive)
マタ6:12; 18:24; ルカ13:4; ロマ1:14; 8:12; 15:27; ガラ5:3
【私たちに】 ἡμεῖς ἐγώ エゴー egō {eg-o‘} (npd-1p 代名詞・与1複)
1)私 2)わたし
(G1473 ἐγώ A primary pronoun of the first person, “I” (only expressed when emphatic): – I, me. For the other cases and the plural see 1691 1698 1700 2248 2249 2254 2257 etc. Internet Sacred Text Archive)
【赦しましてださい】 ἀφήκαμεν ἀφίημι アふィエーミ aphiēmi {af-ee‘-ay-mee} (viaa–1p 動詞・直・1アオ・能・1複)
< ἀπό ~から + ἵημι 送る
1)あるものを放っておく、投げやる、投げ捨てる、放免する、見逃す、見放す、引き渡す 2)放す、手放す 3)捨てておく、~から去らせる、うっちゃっておく、許す、~させておく、解放する、構わずにおく、そのままにまかせる、許す、受ける、放棄する、置き去る、残す 4)見捨てる、免除する、放免する 6)放り出す、絶縁する
(G863 ἀφίημι From 575 and ἵημι hiēmi (to send; an intensive form of εἶμι eimi (to go)); to send forth, in various applications: – cry, forgive, forsake, lay aside, leave, let (alone, be, go, have), omit, put (send) away, remit, suffer, yield up. Internet Sacred Text Archive)
マタ3:15; 6:12,14,15; 9:2,5,6; 12:31,32; 12:32; 18:21,27,32,33; 19:14; 23:13: マル1:34; 2:5,7,9,10; 3:28; 4:12; 5:19,37; 10:14; 11:6,16,25 etc.
† 英語訳聖書 Matt.6:12
King James Version
6:12 And forgive us our debts, as we forgive our debtors.
New King James Version
6:12 And forgive us our debts,As we forgive our debtors.
American Standard Version
6:12 And forgive us our debts, as we also have forgiven our debtors.
New International Version
6:12 Forgive us our debts, as we also have forgiven our debtors.
Bible in Basic English
6:12 And make us free of our debts, as we have made those free who are in debt to us.
Darby’s English Translation
6:12 and forgive us our debts, as we also forgive our debtors,
Today’s English Version
6:12 Forgive us the wrongs we have done, /as we forgive the wrongs that others have done to us.
Douay Rheims
6:12 And forgive us our debts, as we also forgive our debtors.
Noah Webster Bible
6:12 And forgive us our debts, as we forgive our debtors.
Weymouth New Testament
6:12 and forgive us our shortcomings, as we also have forgiven those who have failed in their duty towards us;
World English Bible
6:12 Forgive us our debts, as we also forgive our debtors.
Young’s Literal Translation
6:12 ‘And forgive us our debts, as also we forgive our debtors.
Amplified Bible
6:12 ‘And forgive us our [g]debts, as we have forgiven our debtors [letting go of both the wrong and the resentment].
Footnotes:
[g]I.e. sins, moral failures.
† 細き聲 聖書研究ノート
<我らに負債(おひめ)ある者を我らの免したる如く、我らの負債(おひめ)をも免し給へ>
すべての人は神に支払うべき「負債」を負っている。「負債」の支払いを許してくださいと祈る前に、人は「負債を負う者」を許さなければならない。
<罪>
「負い目 ὀφείλημα オふェイれーマ」は「(当然の)支払い、負債、借金、債務」で「犯罪、罪」の意味にも用いられる。
<罪>
ユダヤ人の使用していたアラム語では「負債 ὀφείλημα オふェイれーマ」は「罪」を意味する言葉でもあった。負債を返済できない者は「罪人」として裁かれた。「罪」は相手に返済しなければならない負債である。
<罪の赦し>
「赦す ἀφίημι アふィエーミ」は「ἀπό ~から + ἵημι 送る」で、「あるものを放っておく、投げやる、投げ捨てる」こと、「うっちゃっておく」の意味である。
† 心のデボーション
「我らに負債(おひめ)ある者を我らの免したる如く、我らの負債(おひめ)をも免し給へ」 マタイ6:12 大正文語訳聖書
「わたしたちの負い目をゆるしてください。同じようにわたしたちも、わたしたちに負い目のある者をゆるします」 フランシスコ会訳聖書
「罪の赦し」
殺人犯が刑務所で悔改め、遺族に「わたしの罪は赦されました」と罪意識からの解放を告げることがある。また遺族が信仰から「わたしたちは殺人犯を赦します」と公表することもある。信仰の行為としての「罪の赦し」と犯罪の「罪の赦し」を混同してはならない。
信仰のゆえに「罪を赦し」場合もあれば、同じ信仰のゆえに「罪の赦し」を拒否する場合もある。いずれにしても、「罪の赦し」は神の行為であって人間の行為ではない。私たちに出来るのは「赦し」を受け入れることのみである。
「負い目」は最期まで果たされなければならない。しかし、神の赦しの時が訪れたら、自分の一切の「負い目」を放棄しなければならない。
† 心のデボーション
「我らに負債(おひめ)ある者を我らの免したる如く、我らの負債(おひめ)をも免し給へ」 マタイ6:12 大正文語訳聖書
「わたしたちの負い目をゆるしてください。同じようにわたしたちも、わたしたちに負い目のある者をゆるします」 フランシスコ会訳聖書
「負債(おひめ)ある者を許せ」
「負債(おひめ)ある者を免す」のは、「負債(おひめ)」を「自分の内から送り出す」こと、「遠くに投げやる」こと、要するに「うっちゃっておくこと」である。
「ヱホバをおそるるものにヱホバの賜ふそのあはれみは大にして 天の地よりも高きがごとし そのわれらより愆(とが)をとほざけたまふことは東の西より遠きがごとし」 詩篇103:11~12 明治元訳聖書
われらが「負債(おひめ)ある者を許せ」と言われる理由は、神が私の「負債(おひめ)」を「遠くに投げやり」その距離は「東の西より遠きがごとし」である。
† 心のデボーション
「我らに負債(おひめ)ある者を我らの免したる如く、我らの負債(おひめ)をも免し給へ」 マタイ6:12 大正文語訳聖書
「わたしたちの負い目をゆるしてください。同じようにわたしたちも、わたしたちに負い目のある者をゆるします」 フランシスコ会訳聖書
「記憶が蘇る毎に」
物の負い目なら放棄もできようが、心の負い目はどう赦したものか。経験したものは忘れようとしても身体が記憶しているのだ。記憶が蘇る毎に赦せ。そして、その度に「我らの負債(おひめ)をも免し給へ」と祈れ。
† 心のデボーション
「我らに負債(おひめ)ある者を我らの免したる如く、我らの負債(おひめ)をも免し給へ」 マタイ6:12 大正文語訳聖書
「わたしたちの負い目をゆるしてください。同じようにわたしたちも、わたしたちに負い目のある者をゆるします」 フランシスコ会訳聖書
「私の負い目」
支払うべきものを支払わず、果たすべきものを果たさない人には憤りを感じ、憤りはじきに怒りに変わる。
赦しを学ぶまで、私たちはこの怒りから離れることができない。赦しとは相手を負いめあるものと見なさないことである。神は私の「負い目」を赦し、それにふれることをされない。私も人の「負い目」に触れてはいけない。
(†心のデボーション00997)
† 細き聲 説教
「負債(おひめ)ある者」
「我らに負債(おひめ)ある者を我らの免したる如く、我らの負債(おひめ)をも免し給へ」 マタイ6:12 大正文語訳聖書
「わたしたちの負い目をゆるしてください。同じようにわたしたちも、わたしたちに負い目のある者をゆるします」 フランシスコ会訳聖書
赦した者こそが赦される。赦した者こそが赦しを求めることができる。
マタイ6:12 「我らに負債(おひめ)ある者を我らの免したる如く」の「赦した ἄφες 」は、「ἀφίημι アふィエーミ」の不定過去形で「すでに赦した」の意味です。
ルカ11:4 「我らに負債ある凡ての者を我ら免せば、我らの罪をも免し給へ」の「赦せば ἀφίομεν」は「ἀφίημι アふィエーミ」の現在形で「ゆるしています」の意味になっています。
「赦す」ということはマタイとルカの二つを合わせて読むことで、意味が深く伝わります。
「私たちは他の人たちが私たちにした罪(負い目)をすでに赦しましたし、現在も赦し続けています。ですから主よ、私たちの罪をお赦しください」
「赦す ἀφίημι アふィエーミ」は「ἀπό ~から + ἵημι 送る」で、「あるものを放っておく、投げやる、投げ捨てる」で、「うっちゃっておく」の意味です。
赦すとは負い目のある人をもうそのようには見ない(うっちゃっておく)」ことです。「負い目ある過去」を投げ捨ててしまったし、現在もそのようには見ないということなのです。
「私たちは他の人たちが私たちにした罪(負い目)ある過去を後ろに投げ捨ててしまったし、現在もそのようには見ていません。ですから主よ、私たちの罪の過去をそのようにはご覧にならず、現在もそう見給わないでください」と祈るのです。
(皆川誠)
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