† 福音書縦観 「空の墓」
マタイ28:1~10 マルコ16:1~8 ルカ24:1~12 ヨハネ20:1~18
Matt.28:3その姿はいなずまのように輝き、その衣は雪のように真白であった。 口語訳聖書
† 日本語訳聖書 Matt.28:3
【漢訳聖書】
Matt.28:3 其容如電、其衣白如雪。
【明治元訳】
Matt.28:3 その容貌は閃電のごとく其衣服は雪のごとく白し
【大正文語訳】
Matt.28:3 その状は電光のごとく輝き、その衣は雪のごとく白し。
【ラゲ訳】
Matt.28:3 其容は電光の如く、其衣服は雪の如し。
【口語訳】
Matt.28:3 その姿はいなずまのように輝き、その衣は雪のように真白であった。
【新改訳改訂3】
Matt.28:3 その顔は、いなずまのように輝き、その衣は雪のように白かった。
【新共同訳】
Matt.28:3 その姿は稲妻のように輝き、衣は雪のように白かった。
【聖書協会共同訳】
Matt.28:3 その姿は稲妻のように輝き、衣は雪のように白かった。
【バルバロ訳】
Matt.28:3 その姿は稲妻のように輝き、その服は雪のように白かった。
【フランシスコ会訳】
Matt.28:3 その姿は稲妻のように輝き、その衣は雪のように白かった。
【日本正教会訳】
Matt.28:3 其容は電の如く、其衣は白きこと雪の如し。
【塚本虎二訳】
Matt.28:3 その顔は稲妻のようにかがやき、着物は雪のように白かった。
【前田護郎訳】
Matt.28:3 その顔はいなずまのようで、衣は雪のように白かった。
【永井直治訳】
Matt.28:3 またその容子は電の如く、またその衣は雪の如く白し。
【詳訳聖書】
Matt.28:3 その顔はいなずまのようであり、その衣は雪のように白かった。
† 聖書引照 Matt.28:3
Matt.28:3 その姿は稲妻のように輝き、衣は雪のように白かった。
[その姿は稲妻のように輝き] マタ17:2; 詩篇104:4; エゼ1:4~14; ダニ10:5,6; 黙示1:14~16; 10:1; 18:1
[衣は雪のように白かった] マル9:3; 16:5; 使徒1:10; 黙示3:4,5
† ギリシャ語聖書 Matt.28:3
Stephens 1550 Textus Receptus
ην δε η ιδεα αυτου ως αστραπη και το ενδυμα αυτου λευκον ωσει χιων
Scrivener 1894 Textus Receptus
ην δε η ιδεα αυτου ως αστραπη και το ενδυμα αυτου λευκον ωσει χιων
Byzantine Majority
ην δε η ιδεα αυτου ως αστραπη και το ενδυμα αυτου λευκον ωσει χιων
Alexandrian
ην δε η ιδεα αυτου ως αστραπη και το ενδυμα αυτου λευκον ωσει χιων
Hort and Westcott
ην δε η ιδεα αυτου ως αστραπη και το ενδυμα αυτου λευκον ωσει χιων
† ギリシャ語聖書 Interlinear
Matt.28:3
ἦν δὲ ἡ εἰδέα αὐτοῦ ὡς ἀστραπὴ καὶ τὸ ἔνδυμα αὐτοῦ λευκὸν ὡς χιών.
聖書協会共同訳聖書
その姿は稲妻のように輝き、衣は雪のように白かった。
ἦν δὲ ἡ εἰδέα αὐτοῦ ὡς ἀστραπὴ καὶ τὸ ἔνδυμα αὐτοῦ λευκὸν ὡς χιών.
And was the fear of him were lightning, and the dress of him white as snow.
† ギリシャ語聖書 品詞色分け
Matt.28:3
ἦν δὲ ἡ εἰδέα αὐτοῦ ὡς ἀστραπὴ καὶ τὸ ἔνδυμα αὐτοῦ λευκὸν ὡς χιών.
† ヘブライ語聖書 Matt.28:3
Matt.28:3
מַרְאֵהוּ הָיָה כְּבָרָק וּלְבוּשׁוֹ לָבָן כַּשֶּׁלֶג
† ラテン語聖書 Matt.28:3
Latin Vulgate
Matt.28:3
erat autem aspectus eius sicut fulgur: et vestimentum eius sicut nix.
Now his appearance was like lightning, and his vestment was like snow.
† 私訳(詳訳)Matt.28:3
【私訳】 「そして、その姿は稲妻のようで、その衣は雪のように白かった」
† 新約聖書ギリシャ語語句研究
Matt.28:3
ἦν δὲ ἡ εἰδέα αὐτοῦ ὡς ἀστραπὴ καὶ τὸ ἔνδυμα αὐτοῦ λευκὸν ὡς χιών.
聖書協会共同訳聖書
その姿は稲妻のように輝き、衣は雪のように白かった。
【そして】δὲ δέ デ de {deh} (cc 接続詞・等位)
1)ところで、しかし、さて、そして 2)しかも、そしてまた、なお、すると、また 3)次に、さらに 4)否、むしろ
(G1161 δέ A primary particle (adversative or continuative); but, and, etc.: – also, and, but, moreover, now [often unexpressed in English]. Internet Sacred Text Archive)
【その】αὐτοῦ αὐτός アウトス autos {ow-tos‘} (npgm3s 代名詞・属男3)
1)彼、彼女、それ(三人称の代名詞) 2)自身で、自分から、自分として(強調用法) 3)同じ同一の 4)まさに、ちょうど
(G846 αὐτός From the particle αὖ au (perhaps akin to the base of 109 through the idea of a baffling wind; backward); the reflexive pronoun self, used (alone or in the compound of 1438 ofthe third person, and (with the proper personal pronoun) of the other persons: – her, it (-self), one, the other, (mine) own, said, ([self-], the) same, ([him-, my-, thy-]) self, [your-] selves, she, that, their (-s), them ([-selves]), there [-at, -by, -in, -into, -of, -on, -with], they, (these) things, this (man), those, together, very, which. Compare 848. Internet Sacred Text Archive)
【姿は】εἰδέαa εἰδέα エイデア idea {id-eh‘-ah} (n-nf-s 名詞・主女単)
1)姿 2)外観
マタ28:3
【稲妻の】ἀστραπὴ ἀστραπή アストラペー astrapē {as-trap-ay‘} (n-nf-s 名詞・主女単)
1) いなずま 2)電光 3)輝き、光輝 4)灯火
(G796 ἀστραπή From 797 lightning; by analogy glare: – lightning, bright shining. Internet Sacred Text Archive)
マタ24:27
【ようで】ὡς ὡς ホース hōs {hoce} (cc 接続詞・等位)
1)~のように、ちょうど~のように 2)~なので 3)と同じように、~であるかのように 4)おおよそ、ほぼ 5)の時
(G5613 ὡς Probably adverb of compound from 3739 which how, that is, in that manner (very variously used as shown): – about, after (that), (according) as (it had been, it were), as soon (as), even as (like), for, how (greatly), like (as, unto), since, so (that), that, to wit, unto, when ([-soever]), while, X with all speed. Internet Sacred Text Archive)
【そして】καὶ καί カイ kai {kahee} (cc 接続詞・等位)
1)~と、~も、そして 2)~さえ、でさえも 3)しかし 4)しかも、それは 5)それでは、それだのに 6)そうすれば、すなわち 7)のみならず、もまた
(G2532 καί Apparently a primary particle, having a copulative and sometimes also a cumulative force; and, also, even, so, then, too, etc.; often used in connection (or composition) with other particles or small words: – and, also, both, but, even, for, if, indeed, likewise, moreover, or, so, that, then, therefore, when, yea, yet. Internet Sacred Text Archive)
【その】αὐτοῦ auvto,j アウトス autos {ow-tos‘} (npgm3s 代名詞・属男3)
1)彼、αὐτός アウトス autos {ow-tos‘} 代名詞
1)彼、彼女、それ(三人称の代名詞) 2)自身で、自分から、自分として(強調用法) 3)同じ同一の 4)まさに、ちょうど
(G846 αὐτός From the particle αὖ au (perhaps akin to the base of 109 through the idea of a baffling wind; backward); the reflexive pronoun self, used (alone or in the compound of 1438 ofthe third person, and (with the proper personal pronoun) of the other persons: – her, it (-self), one, the other, (mine) own, said, ([self-], the) same, ([him-, my-, thy-]) self, [your-] selves, she, that, their (-s), them ([-selves]), there [-at, -by, -in, -into, -of, -on, -with], they, (these) things, this (man), those, together, very, which. Compare 848. Internet Sacred Text Archive)
【衣は】ἔνδυμα ἔνδυμα エンどゆマ enduma {en‘-doo-mah} (n-nn-s 名詞・主中単)
< ἐνύω 着せる
1)衣類 2)衣服 3)着物 4)着衣 5)着る、被せる 6)身に着ける
(G1742 ἔνδυμα From 1746 apparel (especially the outer robe): – clothing, garment, raiment. Internet Sacred Text Archive)
マタ3:4; 6:25,28; 7:15; 22:11,1228:3; ルカ12:23;
【雪の】χιών Χιών きオーン chiōn {khee-one‘} (n-nf-s 名詞・主女単)
1)雪
(G5509 Χιών Of foreign origin [3801 ; a tunic or shirt: – clothes, coat, garment. Internet Sacred Text Archive)
マタ28:3
【ように】ὡς ὡς ホース hōs {hoce} (cs 接続詞・従位)
1)~のように、ちょうど~のように 2)~なので 3)と同じように、~であるかのように 4)おおよそ、ほぼ 5)の時
(G5613 ὡς Probably adverb of compound from 3739 which how, that is, in that manner (very variously used as shown): – about, after (that), (according) as (it had been, it were), as soon (as), even as (like), for, how (greatly), like (as, unto), since, so (that), that, to wit, unto, when ([-soever]), while, X with all speed. Internet Sacred Text Archive)
【白】λευκὸν λευκός れウコス leukos {lyoo-kos‘} (a–nn-s 形容詞・主中単)
1)明るい、清澄な 2)白い、純白の 3)輝いている 4)黄金色の
(G3022 λευκός From λύκη lukē (“light”); white: – white. Internet Sacred Text Archive)
マタ5:36; 17:2; 28:3; マル9:3; 10:5; ルカ9:29; 使徒1:10 etc.
【かった】ἦν εἰμί エイミ eimi {i-mee‘} (viia–3s 動詞・直・未完・能・3単)
1)ある、いる、~である、~です、~だ 2)行われる、おこる、生ずる、現れる、来る 3)いる、滞在する、とどまる 4)存在する 5)生きている
(G1510 εἰμί First person singular present indicative; a prolonged form of a primary and defective verb; I exist (used only when emphatic): – am, have been, X it is I, was. See also 1488 1498 1511 1527 2258 2071 2070 2075 2076 2771 2468 5600. Internet Sacred Text Archive)
† 英語訳聖書 Matt.28:3
King James Version
28:3 His countenance was like lightning, and his raiment white as snow:
New King James Version
28:3 His countenance was like lightning, and his clothing as white as snow.
American Standard Version
28:3 His appearance was as lightning, and his raiment white as snow:
New International Version
28:3 His appearance was like lightning, and his clothes were white as snow.
Bible in Basic English
28:3 His form was shining like the light, and his clothing was white as snow:
Today’s English Version
28:3 His appearance was like lightning, and his clothes were white as snow.
Darby’s English Translation
28:3 And his look was as lightning, and his clothing white as snow.
Douay Rheims
28:3 And his countenance was as lightning, and his raiment as snow.
Noah Webster Bible
28:3 His countenance was like lightning, and his raiment white as snow.
Weymouth New Testament
28:3 His appearance was like lightning, and his raiment white as snow.
World English Bible
28:3 His appearance was like lightning, and his clothing white as snow.
Young’s Literal Translation
28:3 and his countenance was as lightning, and his clothing white as snow,
† 細き聲 聖書研究ノート
Matt.28:3
ἦν δὲ ἡ εἰδέα αὐτοῦ ὡς ἀστραπὴ καὶ τὸ ἔνδυμα αὐτοῦ λευκὸν ὡς χιών.
聖書協会共同訳聖書
その姿は稲妻のように輝き、衣は雪のように白かった。
<その姿はいなずまのように輝き、その衣は雪のように真白であった。>
封印された墓の大岩をわきにことがした主の使いは、「いなずまのように輝き、その衣は雪のように真白」であった。
<その状は電光のごとく輝き、その衣は雪のごとく白し>
二人の主の使いは電光のごとく輝き、その衣は雪のごとく白かった。二人のみ使いの一人はイエス・キリスト御自身である。(ヨハネ20:11~18)
イエスは変貌山において同じような御姿を現された。
「かくて彼らの前にてその状かはり、其の顏は日のごとく輝き、その衣は光のごとく白くなりぬ」 マタイ17:2 大正文語訳聖書
† 心のデボーション
「その状は電光のごとく輝き、その衣は雪のごとく白し」 マタイ28:3 大正文語訳聖書
「その姿は稲妻のように輝き、衣は雪のように白かった」 新共同訳聖書
「復活のイエス」
二人の御使いは稲妻のように輝き、衣は雪のように白かった。二人のうち一人はイエス・キリストご自身である。(ヨハネ20:11~18)) 変貌山でイエスが私たちに現わされたのは、復活のみ姿であった。(マタイ17:2)
† 心のデボーション
「その状は電光のごとく輝き、その衣は雪のごとく白し」 マタイ28:3 大正文語訳聖書
「その姿は稲妻のように輝き、衣は雪のように白かった」 新共同訳聖書
「その名は不思議」
士師記13章にはマノアが主の使いに名を尋ねると、「わたしの名は不思議という」と答えている。(士師13:18)
「主の使い」について私たちは「不思議」の名をもって呼ぶしかない。
† 心のデボーション
「その状は電光のごとく輝き、その衣は雪のごとく白し」 マタイ28:3 大正文語訳聖書
「その姿は稲妻のように輝き、衣は雪のように白かった」 新共同訳聖書
「光の天使」
三世紀後半のローマのプリッシラのカタコンベ Catacombe di Priscilla の壁に描かれたマリヤに受胎を告知する天使には「羽」もなく「電光のごとき輝き」もない。
「天使 ἄγγελος アンゲろス 」は「使者、使節、布告者」を意味し、神のことばを人に伝えるために遣わされる。その姿が「電光のごとき輝き」につつまれたことは神のみことばの聖なることをあらわすのであろう。
† 細き聲 説教
「主の御使い」
「その状は電光のごとく輝き、その衣は雪のごとく白し」 マタイ28:3 大正文語訳聖書
「その姿は稲妻のように輝き、衣は雪のように白かった」 新共同訳聖書
封印された墓の大岩をわきにことがした主の使いは、「いなずまのように輝き、その衣は雪のように真白」であった。
主の使いは電光のごとく輝き、その衣は雪のごとく白かった。ヨハネ福音書は主の使いは二人であり、み使いの一人はイエス・キリスト御自身であったと記している。(ヨハネ20:11~18)
イエスは変貌山において同じような御姿を現された。
マタイ17:2 大正文語訳聖書
かくて彼らの前にてその状かはり、其の顏は日のごとく輝き、その衣は光のごとく白くなりぬ」
主の使いの姿が稲妻のように輝いたのは、神の栄光の現われである。
聖書における「主の使い、天使」について、人は多くを知らない。ただ、聖書に記された事実をのみ知るのである。神のみ旨を告げ、実現するために神から遣わされた聖なる霊的存在である。
(皆川誠)
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