俳句短歌

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俳句短歌2024-10〜2024-12

<2024.11.17>うてなつく 団栗うれし 坂の道全山と いはず一樹の 薄紅葉カーテンを 引きつ暮れ行く 夕暮れに 庭に花見る 妻を認めし入日射す 窓の枠見つ 夕餉には バターロールと 椀の味噌汁 皆川師家で獲れたさつま芋を,hiros...
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俳句短歌2024-7~2024-9 

<2024.9.29>手探りの 指にうれしや 秋茗荷秋草の なほ猛々し 放置畑萎へてきし 足を励まし 歩を踏むも 先行く人に われは遅れてやうやうに 暑気は去りしか 喧騒の 鎮まりかへる 夕のよろしき <2024.9.22>芋のつる 幾重か...
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俳句短歌2024-4~2024-6 

<2024.6.30>蚊遣火の 立ち上り消ゆ 神の堂指折りて トマトはまだか 日を数ふ日が暮れて 隣の畑に 草を引く 友に声かけ ひと日を終える(道子)一日を 雨降りこめて しづかなる 書斎に坐して 聖書を調ぶ土盛の 高き堤の 内窪に 地虫...
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俳句短歌2024-1~2024-3

<2024.3.31>なかなかに 歌へぬ春や 虫の飛ぶ飛ぶ虫を 目で追いかけて 口軽し心地よき 電車の音の 近づけば 過行く窓に 人影を数う(道子)もの云へば 白き息吐く 春まだき 雪雲たれる 閑やかな朝家建つる 槌の音して 春浅き 伏屋に...
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俳句短歌2023-10~2023-12 

<2023.12.24>クリスマス 歌詠みすごす 日本人雨戸引く 音忍びかに 朝冷し今日ひと日 思いめぐらす 朝の床 もう起きている 夫は書斎に(道子)先の夜も この夜も歌の 声聞きて 砕けぬ磐に 寄する打波雪なをも 降り積もりつつ 山陰に...
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俳句短歌2023-7~2023-9

<2023.9.24>夜話の 行きつ戻りつ 秋の宵さやけしや 道路掃除に 子らも出て雨戸閉じ 日ざしをさけて 籠り居る 用なき我は 一人午睡す(道子)朝明けに 姿かたちも なき鳥の いづれの枝に 鳴くやかそけしおろおろと こむら返りの 声あ...
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俳句短歌2023-4~2023-6

<2023.6.25> こはごはと 竹に垂らして 蛇の衣しばらくを がくあぢさゐに 過ごしけり日めくりに 日のあれこれを 書き記す せねば忘れる 八十路吉日(道子)つらつらと 眺め眺めて かしこさの 一つも出でず あぢさゐの花雨垂れの 音の...
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俳句短歌2023-1~2023-3

<2023.3.26>草の芽や 這いつくばりて 抜き集む春時雨 やるべきことの 二つ三つ父知るとう 見知らぬ人と 立ちばなし 時さかのぼり 和やかに暮る(道子)たとへれば 海の真砂の 数ありて 星のごときや われに術なしいずこでか 孵化して...
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俳句短歌2022-10~2022-12

<2022.12.25>クリスマス キャロルのごとき 子らの声縁ありて 庭に棲まふや 蜆蝶夕ぐれを 散歩にさそう 鐘の音は やさしく今日を 労うがごと(道子)助けらる ごときが朝の 陽光に 身をまかせをり 妻の歌聞くいささかの 畑に植へし ...
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俳句短歌2022-7〜2022-9

<2022.9.25>文月や 古き聖書に わが名ありもう少し いやもう朝か 秋の床泣くことの 多き吾かと 思うかな 折々思う 雨あがる朝(道子)観に行くは 難しきかな ふたりして 花火聞きをり 夕餉時なるなすおくら じゃが芋かぼちゃ みな入...