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聖書の食べ物

屑麦(くずむぎ)

「屑麦」は聖書の中ではアモス書に一度だけ出て来る珍しい言葉です。「弱い者を金で、貧しい者を靴一足の値で買い取ろう。また、くず麦を売ろう」 アモス8:6 新共同訳聖書ここでは「屑麦」を貧しい人々に売るために集めて回る商人が責められているのです...
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凝乳

イスラエル人はカナン入国まで荒野に生きる遊牧民のような暮らしをしていた。耕作地を持たない遊牧民の暮らしは山羊、羊、駱駝などの家畜に依存したもので、穀物や果実などの農産物は家畜の肉や乳と交換で手に入れる貴重な食料でした。小麦で焼かれるパンや乾...
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きゅうり

家庭菜園の定番「きゅうり」です。夏にはかかせない野菜ですが、収穫の始まる頃は丁度良いサイズになるのを心待ちにしたのに、終わりのころはとり残されて腕の太さにもなって畑にころがっていたりします。エジプトを脱出したイスラエルの人々は、荒野で少ない...
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からし種

「からし種 ギリシャ語σίναπι シナピ」は新約聖書に「天国の喩え」(マタイ13:19)と「信仰の喩え」(マタイ17:20)として語られています。「天国の喩え」では、「イエスは、別のたとえを持ち出して、彼らに言われた。「天の国はからし種に...
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菓子

「お菓子」という言葉は大人にも子どもにもある好ましい響きをもっています。聖書の時代は現代と比べて社会の基盤がまだ安定しいえないだけに人々の暮らしも厳しいものがありました。その中でも人々は貧しい食材を工夫してお菓子なども作って食卓を楽しんだよ...
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オリーブ

「オリーブ」はごぞんじオリーブ・オイルの原料となる果実で、原産地が地中海沿岸ということもあって、聖書にはしばしば登場します。ノアの大洪水は1年と10日続きました。地から水が引いたことを確かめる為にノアは方舟の窓から鳩を放った。すると鳩は「オ...
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おおむぎ

「おおむぎ」は古代ユーフラテスから肥沃な三角地帯でさかんに栽培され、エジプトでは主食のパンを焼き、ビールの原料にされました。当時のピールはおおむぎからパンをつくる過程で偶然発見されたものだそうです。聖書には古くから主要な穀物として「大麦と小...
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おおじか

長野県の野尻湖ナウマンゾウ博物館にはナウマンゾウの実物大の復元像が展示され、合成された声を聞くことも出来る。それに加えて展示室の入口にオオツノジカも置かれています。「オオツノジカ」のバッファローを上回る大きさに圧倒されるでしょう。縄文人は粗...
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うずら

「うずら」で思いうかぶのはすり下ろした山芋にのる黄色いうずらの卵ではないでしょうか。「うずら」に限らず、卵の生食は日本に特有の食材です。日本が海外よりも卵の賞味期限を厳しくしているのは、「卵かけご飯」を好む日本人のために新鮮さを約束するため...
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うし

牛は羊と共に重要な家畜として聖書に出て来ます。牛が増えることは神の祝福を意味しました。(申命7:13) 牛は羊とともに神への「全焼のいけにえ」としてささげられる「和解のいけにえ」でした。(出エジプト20:24 レビ1:2)牛はユダヤ人の「財...