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聖書の食べ物

こひつじ

羊肉はマトン Mutton、子羊はラム Lambと知られ、日本では北海道でジンギスカン向けに羊が飼育されていますが、大体のマトンとラム肉はオーストラリアやニュージーランドから輸入されています。 ラム Lamb 「こひつじ」は生後1年以内の羊...
聖書の食べ物

こじか

今回の聖書の食べ物は「こじか」です。 「こじか」と聞けば、「子鹿物語」の人間と鹿の悲しい物語を思い出すかもしれませんが、ここでの「こじか」は「仔鹿」のことではないようです。 聖書の「こじか」 「こじか」は申命記に食べることのできる動物として...
聖書の食べ物

こおろぎ

「聖書の食べ物」のシリーズに「こおろぎ」があるのを驚かれるかもしれません。そうです。初秋から庭の隅でリーリーリーと鳴き始めれば耳を澄まさずにはいられない、あの「こおろぎ」です。  「たのしさはふえし蔵書にちちろ虫」 水原秋櫻子 歌に詠まれる...
聖書の食べ物

コエンドロ

「コエンドロ」は和名で、英名は「コリアンダー coriander 学名:Coriandrum sativum 」です。 タイ語では「パクチー」です。 和名の「コエンドロ」はポルトガル語  coentro から来たものだそうです。 聖書の中の...
聖書の食べ物

こうし

日本人は肉といえば「牛肉」で、油ののった高級牛肉はステーキや焼き肉、すき焼きなど、「御馳走」になりますが、「子牛肉」はあまり一般的とは言えません。 「子牛肉」は欧米では昔から高級肉として食されてきたものです。 聖書の中の子牛肉 アブラハムが...
聖書の食べ物

くわ

桑の木は養蚕の盛んだった日本では馴染み深い木です。夏ともなれば桑の実が黒く熟し、食べると口が赤く染まり、甘酸っぱい味を楽しんだものです。 聖書に登場する桑の木といえば、取税人ザアカイがのぼった「桑の木」が思い起こされます。 しかし、桑の木に...
聖書の食べ物

くるみ

「くるみ」は堅くて、割って中身を取り出すのに一苦労します。 特に子どもの頃に食べた「姫胡桃」は青い実の殻を剥こうとすると黄色の液で汚れて水で洗っても落ちません。そればかりか青い実の殻は無理に剥いても奇麗にはできません。そこで庭に穴を掘って青...
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クミン

「クミン」は日本人にお馴染みのカレーに欠かせないスパイスですね。カレーの美味しさはクミンの使い方にかかっているといえるそうです。 クミン 「クミン」は英語 cumin、学名はCuminum cyminumです。日本では「馬芹 うませり」と呼...
聖書の食べ物

屑麦(くずむぎ)

「屑麦」は聖書の中ではアモス書に一度だけ出て来る珍しい言葉です。 「弱い者を金で、貧しい者を靴一足の値で買い取ろう。また、くず麦を売ろう」 アモス8:6 新共同訳聖書 ここでは「屑麦」を貧しい人々に売るために集めて回る商人が責められているの...
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凝乳

イスラエル人はカナン入国まで荒野に生きる遊牧民のような暮らしをしていた。耕作地を持たない遊牧民の暮らしは山羊、羊、駱駝などの家畜に依存したもので、穀物や果実などの農産物は家畜の肉や乳と交換で手に入れる貴重な食料でした。小麦で焼かれるパンや乾...