マルコ13:33
βλέπετε ἀγρυπνεῖτε· οὐκ οἴδατε γὰρ πότε ὁ καιρός ἐστιν.
口語訳聖書
気をつけて、目をさましていなさい。その時がいつであるか、あなたがたにはわからないからである。
【中心聖句】 マルコ13:33
【聖書引照】 マルコ13:33 ルカ21:36 エペソ6:18 ヘブル13:17
Ⅰ 用語 ἀγρυπνέω アグリゆプネオー 目をさましていなさい
ἀγρυπνέω アグリゆプネオー agrupnia {ag-roop-nee‘-ah} G69
<ἄγροπνος 不眠の
①目を覚ましている ②眠らない
《比》注意する、心を配る、自制する、油断しない
[目をさましていなさい] マルコ13:33 エペソ6:18
[油断せずに] ルカ21:36
[見張りする、心を配る] ヘブル13:17
(ἀγρυπνέω マルコ13:33 ルカ21:36 エペソ6:18 ヘブル13:17)
Ⅱ 主の日のために
マルコ13:33
βλέπετε ἀγρυπνεῖτε· οὐκ οἴδατε γὰρ πότε ὁ καιρός ἐστιν.
口語訳聖書
気をつけて、目をさましていなさい。その時がいつであるか、あなたがたにはわからないからである。
ルカ21:36
ἀγρυπνεῖτε δὲ ἐν παντὶ καιρῶ δεόμενοι ἵνα κατισχύσητε ἐκφυγεῖν ταῦτα πάντα τὰ μέλλοντα γίνεσθαι, καὶ σταθῆναι ἔμπροσθεν τοῦ υἱοῦ τοῦ ἀνθρώπου.
口語訳聖書
これらの起ろうとしているすべての事からのがれて、人の子の前に立つことができるように、絶えず目をさまして祈っていなさい」。
「ἀγρυπνέω アグリゆプネオー」は「ἄγροπνος 不眠の」からきた言葉で「注意する、心を配る、自制する、油断しない」などの比喩に用いられる。
福音書には、来るべき主の日のために、夜通し門を守る衛兵のように、「目を覚まして祈るべき」ことが繰り返し語られる。(マルコ13:33~37 ルカ21:29~36)
Ⅲ 聖徒たちの祈り
エペソ6:18
διὰ πάσης προσευχῆς καὶ δεήσεως προσευχόμενοι ἐν παντὶ καιρῶ ἐν πνεύματι, καὶ εἰς αὐτὸ ἀγρυπνοῦντες ἐν πάσῃ προσκαρτερήσει καὶ δεήσει περὶ πάντων τῶν ἁγίων,
口語訳聖書
絶えず祈と願いをし、どんな時でも御霊によって祈り、そのために目をさましてうむことがなく、すべての聖徒のために祈りつづけなさい。
ヘブル13:17
πείθεσθε τοῖς ἡγουμένοις ὑμῶν καὶ ὑπείκετε, αὐτοὶ γὰρ ἀγρυπνοῦσιν ὑπὲρ τῶν ψυχῶν ὑμῶν ὡς λόγον ἀποδώσοντες, ἵνα μετὰ χαρᾶς τοῦτο ποιῶσιν καὶ μὴ στενάζοντες, ἀλυσιτελὲς γὰρ ὑμῖν τοῦτο.
口語訳聖書
あなたがたの指導者たちの言うことを聞きいれて、従いなさい。彼らは、神に言いひらきをすべき者として、あなたがたのたましいのために、目をさましている。彼らが嘆かないで、喜んでこのことをするようにしなさい。そうでないと、あなたがたの益にならない。
聖徒たちは、どのような時にも、互いに、そのたましいのために「ἀγρυπνέω アグリゆプネオー 心を配り、油断せずに、目をさまして」聖霊によって祈った。(エペソ6:18 ヘブル13:17)
(聖書研究ノート 00142-41-13-33-1 「アグリゆプネオー 目をさましていなさい」 マルコ13:33)
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