ルカ2:8
καὶ ποιμένες ἦσαν ἐν τῇ χώρᾳ τῇ αὐτῇ ἀγραυλοῦντες καὶ φυλάσσοντες φυλακὰς τῆς νυκτὸς ἐπὶ τὴν ποίμνην αὐτῶν.
口語訳聖書
さて、この地方で羊飼たちが夜、野宿しながら羊の群れの番をしていた。
【中心聖句】 ルカ2:8
【聖書引照】 ルカ2:8
Ⅰ 用語 ἀγραυλέω アグラムれオー 野宿する
ἀγραυλέω アグラムれオー ἀγραυλέω {agrauleō } G63
<ἃγραυλος 野外で暮らす <ἀγρός 野+αὐλή 屋敷
①野宿している ②野にすむ ③外にいる
[野宿しながら] ルカ2:8
(ἀγραυλέω ルカ2:8のみ)
Ⅱ 野宿する
ルカ2:8
καὶ ποιμένες ἦσαν ἐν τῇ χώρᾳ τῇ αὐτῇ ἀγραυλοῦντες καὶ φυλάσσοντες φυλακὰς τῆς νυκτὸς ἐπὶ τὴν ποίμνην αὐτῶν.
口語訳聖書
さて、この地方で羊飼たちが夜、野宿しながら羊の群れの番をしていた。
羊飼いたちは常に新しい牧草をもとめて羊の群れを移動させなければならず、夜は野宿した。そのために、律法の掟を守ることは困難で、「野宿する者 ἀγραυλέω」は人々から身分の低い者とされた。ルカ福音書は身分の卑しい「野宿する者 ἀγραυλέω」が野宿しているところに主の使いが栄光をもって現れ、救い主メシアの誕生をしらせたことを記録している。(ルカ2:8~18)
(聖書研究ノート 00132-42-2-8-1 「アグラムれオー 野宿する」 ルカ2:8)
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