ヘブル9:7
εἰς δὲ τὴν δευτέραν ἅπαξ τοῦ ἐνιαυτοῦ μόνος ὁ ἀρχιερεύς, οὐ χωρὶς αἵματος, ὃ προσφέρει ὑπὲρ ἑαυτοῦ καὶ τῶν τοῦ λαοῦ ἀγνοημάτων,
口語訳聖書
幕屋の奥には大祭司が年に一度だけはいるのであり、しかも自分自身と民とのあやまちのためにささげる血をたずさえないで行くことはない。
【中心聖句】 ヘブル9:7
【聖書引照】 ヘブル9:7
Ⅰ 用語 ἀγνόημα アグノエーマ 知らずに犯す罪
ἀγνόημα アグノエーマ agnoēma {ag-no‘-ay-mah}
<ἀγνοέω 無知
①無知による罪 ②自覚しない罪、知らずに犯す罪 ③過失による罪 ④あやまち
[あやまち、知らずに犯す罪] ヘブル9:7
(ἀγνόημα ヘブル9:7のみ)
Ⅱ 知らずに犯す罪
ヘブル9:7
εἰς δὲ τὴν δευτέραν ἅπαξ τοῦ ἐνιαυτοῦ μόνος ὁ ἀρχιερεύς, οὐ χωρὶς αἵματος, ὃ προσφέρει ὑπὲρ ἑαυτοῦ καὶ τῶν τοῦ λαοῦ ἀγνοημάτων,
口語訳聖書
幕屋の奥には大祭司が年に一度だけはいるのであり、しかも自分自身と民とのあやまちのためにささげる血をたずさえないで行くことはない。
大祭司は年に一度、贖いの日に至聖所に入ることが許され、「自分のために、また、民が知らずに犯した罪のため」に、犠牲の血をささげた。「知らずに犯した罪(無知による罪)ἀγνόημα」は「自覚しない罪」である。罪は「意識された罪」だけでなく、「知らずに犯した罪(ἀγνόημα」も告白し、贖いをしなければならなかった。
(聖書研究ノート 00121-58-9-7-1 「アグノエーマ 知らずに犯す罪」 ヘブル9:7)
コメント