研究ノート「アンカれー 曲げられた腕」

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ルカ2:28 

καὶ αὐτὸς ἐδέξατο αὐτὸ εἰς τὰς ἀγκάλας καὶ εὐλόγησεν τὸν θεὸν καὶ εἶπεν,

口語訳聖書

シメオンは幼な子を腕に抱き、神をほめたたえて言った、

【中心聖句】 ルカ2:28

【聖書引照】 ルカ2:28

Ⅰ 用語 ἀγκάλη  アンカれー 曲げられた腕

ἀγκάλη  

①(ものを受け取るために)曲げられた腕 

[腕に] ルカ2:28

(ἀγκάλη  ルカ2:28のみ)

Ⅱ 曲げられた腕

ルカ2:28 

καὶ αὐτὸς ἐδέξατο αὐτὸ εἰς τὰς ἀγκάλας καὶ εὐλόγησεν τὸν θεὸν καὶ εἶπεν,

口語訳聖書

シメオンは幼な子を腕に抱き、神をほめたたえて言った、

マリヤとヨセフが幼子イエスを神殿につれていくと、老祭司シメオンは「幼子イエスを腕に抱いた」(ルカ2:25~38)。「腕に抱くἐδέξατο αὐτὸ εἰς τὰς ἀγκάλας」の「腕 ἀγκάλη」は、「(ものを受け取るために)曲げられた腕」の意味である。シメオンは「尊きもの」を受け取ろうとして腕を曲げ「幼子イエス」を受けとった。生まれたばかりのわが子を受け取る父親の「腕」である。

(聖書研究ノート 00110-42-2-28-1 「アンカれー 曲げられた腕」 ルカ2:28) 

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