ヘブル7:3
ἀπάτωρ, ἀμήτωρ, ἀγενεαλόγητος, μήτε ἀρχὴν ἡμερῶν μήτε ζωῆς τέλος ἔχων, ἀφωμοιωμένος δὲ τῶ υἱῶ τοῦ θεοῦ, μένει ἱερεὺς εἰς τὸ διηνεκές.
新共同訳聖書
彼には父もなく、母もなく、系図もなく、また、生涯の初めもなく、命の終わりもなく、神の子に似た者であって、永遠に祭司です。
【中心聖句】 ヘブル7:3
【聖書引照】 ヘブル7:3
「アゲネアろゲートㇲ 系図がない」
Ⅰ 用語 ἀγενεαλόγητος アゲネアろゲートㇲ
ἀγενεαλόγητος アゲネアろゲートㇲ agenealogētos {ag-en-eh-al-og‘-ay-tos}
<γενεά-λογέω
①系図がない ②血統・家柄・出生の知れない
[系図がない] ヘブル7:3
(ἀγενεαλόγητος ヘブル7:3のみ)
Ⅱ メルキゼデク
ヘブル7:3
ἀπάτωρ, ἀμήτωρ, ἀγενεαλόγητος, μήτε ἀρχὴν ἡμερῶν μήτε ζωῆς τέλος ἔχων, ἀφωμοιωμένος δὲ τῶ υἱῶ τοῦ θεοῦ, μένει ἱερεὺς εἰς τὸ διηνεκές.
新共同訳聖書
彼には父もなく、母もなく、系図もなく、また、生涯の初めもなく、命の終わりもなく、神の子に似た者であって、永遠に祭司です。
ヘブル人への手紙は7章に、創世記14:18~20でアブラハムが侵攻してきたケドルラオメル軍を撃退したとき、シャレムの王メルキゼデクがパンとぶどう酒をもってアブラハムを祝福したことから、メルキゼデクをキリストの型として認める。メルキゼデクは平和の王であるとともに神の祭司であった。レビ族の祭司が系図を重視したのに対して、メルキゼデクは「父もなく(ἀπάτωρ)、母もなく(ἀμήτωρ)、系図もない(ἀγενεαλόγητος)」。(ヘブル7:3) 「ἀγενεαλόγητος アゲネアろゲートㇲ」は「血統・家柄・出生の知れない」の意味であるが、ここでは、レビ族の祭司とは異なる「神からの祭司」であることを示す。
(聖書研究ノート 00097-58-7-3-1 「アゲネアろゲートㇲ 系図がない」 ヘブル7:3)
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