ヨハネ1:12
ὅσοι δὲ ἔλαβον αὐτόν, ἔδωκεν αὐτοῖς ἐξουσίαν τέκνα θεοῦ γενέσθαι, τοῖς πιστεύουσιν εἰς τὸ ὄνομα αὐτοῦ,
新共同訳聖書
しかし、言は、自分を受け入れた人、その名を信じる人々には神の子となる資格を与えた。
【中心聖句】 ヨハネ1:12
【聖書引照】 ヨハネ1:12 イザヤ56:5 ホセア2:1 ロマ8:14 ガラテヤ3:26 ガラテヤ4:6 Ⅱペテロ1:4 Ⅰヨハネ3:1
「生ける神の子」
Ⅰ 御子の聖名
ヨハネ1:12
ὅσοι δὲ ἔλαβον αὐτόν, ἔδωκεν αὐτοῖς ἐξουσίαν τέκνα θεοῦ γενέσθαι, τοῖς πιστεύουσιν εἰς τὸ ὄνομα αὐτοῦ,
新共同訳聖書
しかし、言は、自分を受け入れた人、その名を信じる人々には神の子となる資格を与えた。
イザヤ56:5
וְנָתַתִּ֨י לָהֶ֜ם בְּבֵיתִ֤י וּבְחֽוֹמֹתַי֙ יָ֣ד וָשֵׁ֔ם ט֖וֹב מִבָּנִ֣ים וּמִבָּנ֑וֹת שֵׁ֤ם עוֹלָם֙ אֶתֶּן־ל֔וֹ אֲשֶׁ֖ר לֹ֥א יִכָּרֵֽת
新共同訳聖書
わたしは彼らのために、とこしえの名を与え/息子、娘を持つにまさる記念の名を/わたしの家、わたしの城壁に刻む。その名は決して消し去られることがない。
ホセア2:1
וְֽ֠הָיָה מִסְפַּ֤ר בְּנֵֽי־יִשְׂרָאֵל֙ כְּח֣וֹל הַיָּ֔ם אֲשֶׁ֥ר לֹֽא־יִמַּ֖ד וְלֹ֣א יִסָּפֵ֑ר וְֽ֠הָיָה בִּמְק֞וֹם אֲשֶׁר־יֵאָמֵ֤ר לָהֶם֙ לֹֽא־עַמִּ֣י אַתֶּ֔ם יֵאָמֵ֥ר לָהֶ֖ם בְּנֵ֥י אֵֽל־חָֽי
新共同訳聖書
イスラエルの人々は、その数を増し/海の砂のようになり/量ることも、数えることもできなくなる。彼らは/「あなたたちは、ロ・アンミ(わが民でない者)」と/言われるかわりに/「生ける神の子ら」と言われるようになる。
「御子の聖名」は「とこしえの名」として与えられ、その名を信じた者は「生ける神の子ら」と呼ばれた。(イザヤ56:5 ホセア2:1 新共同訳聖書) 「その名は決して消し去られることがない」(イザヤ56:5 新共同訳聖書)
Ⅱ 神の子となる
ヨハネ1:12
ὅσοι δὲ ἔλαβον αὐτόν, ἔδωκεν αὐτοῖς ἐξουσίαν τέκνα θεοῦ γενέσθαι, τοῖς πιστεύουσιν εἰς τὸ ὄνομα αὐτοῦ,
新共同訳聖書
しかし、言は、自分を受け入れた人、その名を信じる人々には神の子となる資格を与えた。
ロマ8:14
ὅσοι γὰρ πνεύματι θεοῦ ἄγονται, οὖτοι υἱοὶ θεοῦ εἰσιν.
新共同訳聖書
神の霊によって導かれる者は皆、神の子なのです。
ガラテヤ3:26
πάντες γὰρ υἱοὶ θεοῦ ἐστε διὰ τῆς πίστεως ἐν χριστῶ ἰησοῦ.
新共同訳聖書
あなたがたは皆、信仰により、キリスト・イエスに結ばれて神の子なのです。
「言は、自分を受け入れた人、その名を信じる人々には神の子となる資格を与えた。」 ヨハネ1:12 新共同訳聖書 「ことば ロゴス λόγος」には、御子の聖名を信じる者を「生ける神の子」とする「権威 ἐξουσία(力)」が与えられた。(ヨハネ1:12) 神の霊に導かれる者はみな、「ロゴス λόγος」によって、信仰により、キリスト・イエスに結ばれて「生ける神の子」である。
Ⅲ 神の愛
ガラテヤ4:6
ὅτι δέ ἐστε υἱοί, ἐξαπέστειλεν ὁ θεὸς τὸ πνεῦμα τοῦ υἱοῦ αὐτοῦ εἰς τὰς καρδίας ἡμῶν, κρᾶζον, αββα ὁ πατήρ.
新共同訳聖書
あなたがたが子であることは、神が、「アッバ、父よ」と叫ぶ御子の霊を、わたしたちの心に送ってくださった事実から分かります。
Ⅱペテロ1:4
δι᾽ ὧν τὰ τίμια καὶ μέγιστα ἡμῖν ἐπαγγέλματα δεδώρηται, ἵνα διὰ τούτων γένησθε θείας κοινωνοὶ φύσεως, ἀποφυγόντες τῆς ἐν τῶ κόσμῳ ἐν ἐπιθυμίᾳ φθορᾶς.
新共同訳聖書
この栄光と力ある業とによって、わたしたちは尊くすばらしい約束を与えられています。それは、あなたがたがこれらによって、情欲に染まったこの世の退廃を免れ、神の本性にあずからせていただくようになるためです。
Ⅰヨハネ3:1
ἴδετε ποταπὴν ἀγάπην δέδωκεν ἡμῖν ὁ πατὴρ ἵνα τέκνα θεοῦ κληθῶμεν· καὶ ἐσμέν. διὰ τοῦτο ὁ κόσμος οὐ γινώσκει ἡμᾶς ὅτι οὐκ ἔγνω αὐτόν.
新共同訳聖書
御父がどれほどわたしたちを愛してくださるか、考えなさい。それは、わたしたちが神の子と呼ばれるほどで、事実また、そのとおりです。世がわたしたちを知らないのは、御父を知らなかったからです。
御子の聖名を信じる者を「生ける神の子」は父なる神を「アバ父」と呼ぶ。それは父なる神を「アバ父」と呼ばれた御子の霊によるのである。(ガラテヤ4:6) 父なる神を「アバ父」と告白する人は、それによって「神の本性」にあずかるのである。(Ⅱペテロ1:4) これらの事は神の愛から出ている。(Ⅰヨハネ3:1)
(聖書研究ノート 00089-43-1-12-3 「生ける神の子」 ヨハネ1:12)
コメント