ヨハネ1:7
ἵνα μαρτυρήσῃ περὶ τοῦ φωτός,
聖書協会共同訳聖書
光について証しをするため、
【中心聖句】 ヨハネ1:7
【聖書引照】 ヨハネ1:7 ヨハネ1:8 Ⅰテモテ6:16 ヨハネ1:12 ガラテヤ3:26
「ヨハネの使命」
Ⅰ ヨハネの使命
ヨハネ1:7
ἵνα μαρτυρήσῃ περὶ τοῦ φωτός,
聖書協会共同訳聖書
光について証しをするため、
ヨハネ1:8
οὐκ ἦν ἐκεῖνος τὸ φῶς, ἀλλ᾽ ἵνα μαρτυρήσῃ περὶ τοῦ φωτός.
聖書協会共同訳聖書
彼は光ではなく、光について証しをするために来た。
Ⅰテモテ6:16
ὁ μόνος ἔχων ἀθανασίαν, φῶς οἰκῶν ἀπρόσιτον, ὃν εἶδεν οὐδεὶς ἀνθρώπων οὐδὲ ἰδεῖν δύναται· ᾧ τιμὴ καὶ κράτος αἰώνιον· ἀμήν.
聖書協会共同訳聖書
唯一の不死の存在、近寄り難い光の中に住まわれる方、誰一人見たことがなく、見ることのできない方です。この神に誉れと永遠の支配がありますように、アーメン。
バプテスマのヨハネは「光」ではなかった。彼は「光について証しをするために来た。」のである。ヨハネ1:4「言の内に成ったものは、命であった。この命は人の光であった」は「光」と「いのち」が同義語であることを示している。ヨハネは「いのち」ではなく、「いのち」について証しをするために来たのである。パウロは「近寄り難い光の中に住まわれる方」を「唯一の不死の存在」としている。(Ⅰテモテ6:16) 「光」は「死のない方」すなわち「いのち」である。このいのちは「光」すなわち時と空間を定め、「今ここ」にある人間のいのちを定めるのである。人間は「近寄り難い光」、すなわち「光」全体を見ることはできない。しかし、近寄り難い光」によって自らの「今ここ」のいのちを知るのである。ヨハネはこの「光」について証しするために来たのである。
Ⅱ 神の子
ヨハネ1:12
ὅσοι δὲ ἔλαβον αὐτόν, ἔδωκεν αὐτοῖς ἐξουσίαν τέκνα θεοῦ γενέσθαι, τοῖς πιστεύουσιν εἰς τὸ ὄνομα αὐτοῦ,
聖書協会共同訳聖書
しかし、言は、自分を受け入れた人、その名を信じる人々には、神の子となる権能を与えた。
ガラテヤ3:26
πάντες γὰρ υἱοὶ θεοῦ ἐστε διὰ τῆς πίστεως ἐν χριστῶ ἰησοῦ.
聖書協会共同訳聖書
あなたがたは皆、真実によって、キリスト・イエスにあって神の子なのです。
バプテスマのヨハネが証した「光」は「言は、自分を受け入れた人、その名を信じる人々には、神の子となる権能を与えた」のである。人は「キリスト・イエスにあって神の子」である。
(聖書研究ノート 00049-43-01-07-3 「ヨハネの使命」 ヨハネ1:7)
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