聖書研究ノート「悟りのことば」

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箴言1:2 

לָדַ֣עַת חָכְמָ֣ה וּמוּסָ֑ר לְ֝הָבִ֗ין אִמְרֵ֥י בִינָֽה

聖書協会共同訳聖書

これは知恵と諭しを知り/分別ある言葉を見極めるため。

中心聖句 箴言1:2 

引照聖句 箴言1:2 箴言2:9~10 箴言2:1~5 申命記4:5~6

「悟りのことば」

Ⅰ 人の道筋

箴言2:9~10

אָ֗ז תָּ֭בִין צֶ֣דֶק וּמִשְׁפָּ֑ט וּ֝מֵישָׁרִ֗ים כָּל־מַעְגַּל־טֹֽוב
כִּֽי־תָבֹ֣וא חָכְמָ֣ה בְלִבֶּ֑ךָ וְ֝דַ֗עַת לְֽנַפְשְׁךָ֥ יִנְעָֽם

聖書協会共同訳聖書

その時、あなたは見極められるようになる/正義と公正と公平が/幸いに至る唯一の道のりであることを。まさしく、知恵があなたの心に来て/知識が魂の喜びとなる。

箴言2:1~5

בְּ֭נִי אִם־תִּקַּ֣ח אֲמָרָ֑י וּ֝מִצְוֹתַ֗י תִּצְפֹּ֥ן אִתָּֽךְ
לְהַקְשִׁ֣יב לַֽחָכְמָ֣ה אָזְנֶ֑ךָ תַּטֶּ֥ה לִ֝בְּךָ֗ לַתְּבוּנָֽה
כִּ֤י אִ֣ם לַבִּינָ֣ה תִקְרָ֑א לַ֝תְּבוּנָ֗ה תִּתֵּ֥ן קֹולֶֽךָ
אִם־תְּבַקְשֶׁ֥נָּה כַכָּ֑סֶף וְֽכַמַּטְמֹונִ֥ים תַּחְפְּשֶֽׂנָּה
אָ֗ז תָּ֭בִין יִרְאַ֣ת יְהוָ֑ה וְדַ֖עַת אֱלֹהִ֣ים תִּמְצָֽא

聖書協会共同訳聖書

子よ、もし私の言葉を受け入れ/私の戒めをあなたの内に納め、知恵に耳を傾け/英知に心を向けるなら、さらに分別に呼びかけ/英知に向かって声を上げ、銀を求めるようにそれを尋ね/隠された宝を求めるようにそれを探すなら、その時、あなたは主を畏れることを見極め/神の知識を見いだすだろう。

「悟りのことば」は「正義と公正と公平」を見極め、「幸いに至る唯一の道」、「魂の喜び」である。「悟りのことば」は、「主を畏れることを見極め/神の知識を見いだす」からである。「悟りのことば」は「人の道」を見出すに至る唯一の道である。

Ⅱ 国々の道筋

申命記4:5~6

רְאֵ֣ה׀ לִמַּ֣דְתִּי אֶתְכֶ֗ם חֻקִּים֙ וּמִשְׁפָּטִ֔ים כַּאֲשֶׁ֥ר צִוַּ֖נִי יְהוָ֣ה אֱלֹהָ֑י לַעֲשׂ֣וֹת כֵּ֔ן בְּקֶ֣רֶב הָאָ֔רֶץ אֲשֶׁ֥ר אַתֶּ֛ם בָּאִ֥ים שָׁ֖מָּה לְרִשְׁתָּֽהּ
וּשְׁמַרְתֶּם֮ וַעֲשִׂיתֶם֒ כִּ֣י הִ֤וא חָכְמַתְכֶם֙ וּבִ֣ינַתְכֶ֔ם לְעֵינֵ֖י הָעַמִּ֑ים אֲשֶׁ֣ר יִשְׁמְע֗וּן אֵ֚ת כָּל־הַחֻקִּ֣ים הָאֵ֔לֶּה וְאָמְר֗וּ רַ֚ק עַם־חָכָ֣ם וְנָב֔וֹן הַגּ֥וֹי הַגָּד֖וֹל הַזֶּֽה

聖書協会共同訳聖書

見よ、私はあなたがたに掟と法を、私の神、主が命じられたとおりに教える。あなたがたが入って所有する地でそれを行うためである。あなたがたはそれを守り行わなければならない。それは、もろもろの民が目にするあなたがたの知恵と分別であり、彼らはこれらすべての掟を聞き、「この大いなる国民は、知恵と分別の民にほかならない」と言うであろう。

「人の道筋」を教えた「悟りのことば」は伝えられて、「もろもろの国と民の知恵と分別」となる。一人の魂を照らす真の光は国を照らす光である。もし、「悟りのことば」が人の内にとどまるなら、それは真の光ではない。

Ⅲ 民をさばく「悟りのことば」

Ⅰ列王記3:9~12

וְנָתַתָּ֨ לְעַבְדְּךָ֜ לֵ֤ב שֹׁמֵ֙עַ֙ לִשְׁפֹּ֣ט אֶֽת־עַמְּךָ֔ לְהָבִ֖ין בֵּֽין־ט֣וֹב לְרָ֑ע כִּ֣י מִ֤י יוּכַל֙ לִשְׁפֹּ֔ט אֶת־עַמְּךָ֥ הַכָּבֵ֖ד הַזֶּֽה
וַיִּיטַ֥ב הַדָּבָ֖ר בְּעֵינֵ֣י אֲדֹנָ֑י כִּ֚י שָׁאַ֣ל שְׁלֹמֹ֔ה אֶת־הַדָּבָ֖ר הַזֶּֽה
וַיֹּ֨אמֶר אֱלֹהִ֜ים אֵלָ֗יו יַעַן֩ אֲשֶׁ֨ר שָׁאַ֜לְתָּ אֶת־הַדָּבָ֣ר הַזֶּ֗ה וְלֹֽא־שָׁאַ֨לְתָּ לְּךָ֜ יָמִ֣ים רַבִּ֗ים וְלֹֽא־שָׁאַ֤לְתָּ לְּךָ֙ עֹ֔שֶׁר וְלֹ֥א שָׁאַ֖לְתָּ נֶ֣פֶשׁ אֹיְבֶ֑יךָ וְשָׁאַ֧לְתָּ לְּךָ֛ הָבִ֖ין לִשְׁמֹ֥עַ מִשְׁפָּֽט
הִנֵּ֥ה עָשִׂ֖יתִי כִּדְבָרֶ֑יךָ הִנֵּ֣ה׀ נָתַ֣תִּי לְךָ֗ לֵ֚ב חָכָ֣ם וְנָב֔וֹן אֲשֶׁ֤ר כָּמ֙וֹךָ֙ לֹא־הָיָ֣ה לְפָנֶ֔יךָ וְאַחֲרֶ֖יךָ לֹא־יָק֥וּם כָּמֽוֹךָ

協会共同訳聖書

どうか、この僕に聞き分ける心を与え、あなたの民を治め、善と悪をわきまえることができるようにしてください。そうでなければ、誰がこの数多くのあなたの民を治めることができるでしょうか。」ソロモンが願ったことは、主の目に適う良いことであった。神は言われた。「あなたが願ったのは、自分のために長寿を求めることでもなく、富を求めることでもなく、また敵の命を求めることでもなかった。あなたが願ったのは、訴えを聞き分ける分別であった。それゆえ、あなたの言うとおりに、知恵に満ちた聡明な心をあなたに与える。あなたのような者は、前にはいなかったし、この後にも出ないであろう。

ソロモンは神に長寿を求めず、富を求めず、敵の命も求めなかった。ソロモンは神に「知恵の心、判断する心、聞き分ける心」を求め、それは神の心にかなった。ソロモンに与えた「悟りのことば」により、民をおさめ、ソロモンの名声は「すべての国々に広がり、その知恵を聴くために民や王たちがソロモンを訪れたのである。(Ⅰ列王記4:29~34)

(聖書研究ノート 00036-20-01-02-5 「悟りのことば」 箴言1:2)

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