聖書引照 ガラテヤ人への手紙第4章

Gal.4:1　つまり、こういうことです。相続人が未成年であるうちは、全財産の所有者であっても奴隷と何ら違いはなく、

[つまり、こういうことです。相続人が未成年であるうちは、全財産の所有者であっても奴隷と何ら違いはなく] ガラ4:23,29; 創世24:2,3; Ⅱ列王10:1,2; 11:12; 12:2

Gal.4:2　父親の定めた時期まで後見人や管理人の下にいます。

[父親の定めた時期まで後見人や管理人の下にいます]

本節への引照はみあたりません。

Gal.4:3　同様に、私たちも未成年であったときには、この世のもろもろの霊力に奴隷として仕えていました。

[同様に、私たちも未成年であったときには] ガラ3:19,24,25
[この世のもろもろの霊力に] ガラ4:9; コロ2:8,20; ヘブ7:16
[奴隷として仕えていました] ガラ4:9,25,31; 2:4; 3:23; 5:1; マタ11:28; ヨハ8:31; 使徒15:10; ロマ8:15

Gal.4:4　しかし、時が満ちると、神は、その御子を女から生まれた者、律法の下に生まれた者としてお遣わしになりました。

[しかし、時が満ちると] 創世49:10; ダニ9:24~26; マラ3:1; マル1:15; 使徒1:7; エペ1:10; ヘブ9:10
[神は、その御子を] イザ48:16; ゼカ2:8~11; ヨハ3:16; 6:38; 8:42; 10:36; Ⅰヨハ4:9,10,14
[女から生まれた者] 創世3:15; イザ7:14; エレ31:22; ミカ5:3; マタ1:23; ルカ1:31,35; 2:7
[律法の下に生まれた者として] マタ3:15; 5:17; ルカ2:21~27; ロマ15:8; コロ2:14
[お遣わしになりました] イザ9:6,7; ミカ5:2; ゼカ6:12; ルカ2:10,11; ヨハ1:14; ロマ1:3; 9:5; ピリ2:6~8; Ⅰテモ3:16; ヘブ2:14; 10:5-7; Ⅰヨハ4:2

Gal.4:5　それは、律法の下にある者を贖い出し、私たちに子としての身分を授けるためでした。

[それは、律法の下にある者を贖い出し] ガラ4:21; 3:13; マタ20:28; ルカ1:68; 使徒20:28; エペ1:7; 5:2; コロ1:13~20;テト 2:14; ヘブ1:3; 9:12,15; Ⅰペテ1:18~20; 3:18; 黙示5:9; 14:3
[私たちに子としての身分を授けるためでした] ガラ4:7; 3:26; ヨハ1:12; ロマ8:19,23; 9:4; エペ1:5

Gal.4:6　あなたがたが子であるゆえに、神は「アッバ、父よ」と呼び求める御子の霊を、私たちの心に送ってくださったのです。

[あなたがたが子であるゆえに] ルカ11:13; ヨハ7:39; 14:16; ロマ5:5; 8:15~17; Ⅱコリ1:22; エペ1:13; 4:30
[神は「アッバ、父よ」と呼び求める御子の霊を] マル14:36; ヨハ3:34; 15:26; 16:7; ロマ5:5; 8:9,15; Ⅰコリ15:45; Ⅱコリ:17; ピリ1:19; Ⅰペテ1:11; 黙示9:10
[私たちの心に送ってくださったのです] イザ44:3~5; エレ3:4,19; マタ6:6~9; ルカ11:2; ロマ8:26,27; エペ2:18; 6:18; ヘブ4:14~16; ユダ1:20

Gal.4:7　ですから、あなたはもはや奴隷ではなく、子です。子であれば、神による相続人でもあるのです。

[ですから、あなたはもはや奴隷ではなく] ガラ4:1,2,5,6,31; 5:1
[子です] ガラ3:26
[子であれば] ガラ3:29; ロマ8:16,17
[神による相続人でもあるのです] 創世15:1; 17:7,8; 詩篇16:5; 73:26; エレ10:16; 31:33; 32:38~41; 哀歌3:24; Ⅰコリ3:21~23;Ⅱコリ 6:16~18; 黙示21:7

Gal.4:8　しかし、神を知らなかった当時、あなたがたは、本来神ではない神々の奴隷となっていました。

[しかし、神を知らなかった当時] 出エ5:2; エレ10:25; ヨハ1:10; 使徒17:23,30; ロマ1:28; Ⅰコリ1:21; エペ2:11,12; 4:18; Ⅰテサ4:5; Ⅱテサ1:8; Ⅰヨハ3:1
[あなたがたは、本来神ではない神々の奴隷となっていました] ヨシュ24:2,15; 詩篇115:4~8; 135:15~18; イザ44:9~20; エレ10:3~16; 使徒14:12; 17:29; ロマ1:23; Ⅰコリ8:4; 10:19,20; 12:2; Ⅰテサ1:9; Ⅰペテ4:3

Gal.4:9　だが、今や神を知ったのに、いや、神に知られたのに、どうして、再び奴隷になることを望んで、あの無力で貧弱なもろもろの霊力に逆戻りするのですか。

[だが、今や神を知ったのに] Ⅰ列王8:43; Ⅰ歴代28:9; 詩篇9:10; 箴言2:5; エレ31:34; ハバ2:14; マタ11:27; ヨハ17:3; Ⅰコリ15:34;Ⅱコリ 4:6; エペ1:17; Ⅱペテ2:20; Ⅰヨハ2:3,4; 5:20
[いや、神に知られたのに] 出エ33:17; 詩篇1:6; ヨハ10:14,27; ロマ8:29; Ⅰコリ8:3; 13:12; Ⅱテモ2:19
[どうして、再び奴隷になることを望んで] ガラ3:3; ロマ8:3; コロ2:20~23; ヘブ7:18
[あの無力で貧弱なもろもろの霊力に] ガラ4:3.
[逆戻りするのですか] ヘブ10:38,39

Gal.4:10　あなたがたは、日や月や季節や年などを守っています。

[あなたがたは、日や月や季節や年などを守っています] レビ23:1~44; 25:1,13; 民数28;29; ロマ14:5; コロ2:16,17

Gal.4:11　あなたがたのために労苦してきたことが無駄になったのではないかと、あなたがたのことが心配です。

[あなたがたのために労苦してきたことが無駄になったのではないかと] ガラ4:20; Ⅱコリ11:2,3; 12:20,21
[あなたがたのことが心配です] ガラ2:2; 5:2~4; イザ49:4; 使徒16:6; Ⅰコリ15:58; ピリ2:16; Ⅰテサ3:5; Ⅱヨハ1:8

Gal.4:12　きょうだいたち、お願いです。私もあなたがたのようになったのですから、あなたがたも私のようになってください。あなたがたは私を傷つけるようなことを何一つしませんでした。

[きょうだいたち、お願いです。私もあなたがたのようになったのですから、あなたがたも私のようになってください] ガラ2:14; 6:14; 創世34:15; Ⅰ列王22:4; 使徒21:21; Ⅰコリ9:20~23; ピリl 3:7,8
[あなたがたは私を傷つけるようなことを何一つしませんでした] Ⅱコリ2:5

Gal.4:13　知ってのとおり、私が最初あなたがたに福音を告げ知らせたのは、私の肉体が弱っていたためでした。

[知ってのとおり、私が最初あなたがたに福音を告げ知らせたのは] Ⅰコリ2:3; Ⅱコリ10:10; 11:6,30; 12:7~10; 13:4
[私の肉体が弱っていたためでした] ガラ1:6; 使徒16:6

Gal.4:14　そして、私の肉体にはあなたがたのつまずきとなるものがあったのに、あなたがたは蔑んだり、忌み嫌ったりせず、かえって、私を神の天使のように、そればかりか、キリスト・イエスのように受け入れてくれました。

[そして、私の肉体にはあなたがたのつまずきとなるものがあったのにあなたがたは蔑んだり、忌み嫌ったりせず] ガラ4:13; ヨブ12:5; 詩篇119:141; 伝道9:16; イザ53:2,3; Ⅰコリ1:28; 4:10; Ⅰテサ4:8
[かえって、私を神の天使のように] Ⅱサム14:17; 19:27; ゼカ12:8; マラ2:7; ヘブ13:2
[そればかりか、キリスト・イエスのように受け入れてくれました] マタ10:40; 18:5; 25:40; ルカ10:16; ヨハ13:20; Ⅱコリ5:20; Ⅰテサ2:13

Gal.4:15　それなのに、あなたがたが味わっていた幸福は、どこへ行ってしまったのですか。あなたがたのために証言しますが、あなたがたは、できることなら、自分の目をえぐり出してでも私に与えようとしたのです。

[それなのに、あなたがたが味わっていた幸福は、どこへ行ってしまったのですか] ガラ3:14; 5:22; 6:4; ルカ8:13; ロマ4:6~9; 5:2; 15:13
[あなたがたのために証言しますが] ロマ10:2; Ⅱコリ8:3; コロ4:13
[あなたがたは、できることなら、自分の目をえぐり出してでも私に与えようとしたのです] ガラ4:19; ロマ9:3; Ⅰテサ2:8; 5:13; Ⅰヨハ3:16~18

Gal.4:16　すると、私は、真理を語ったために、あなたがたの敵となったのでしょうか。

[すると、私は、真理を語ったために] ガラ3:1-4; Ⅰ列王18:17,18; 21:20; 22:8,27; Ⅱ歴代24:20-22; 25:16; 詩篇141:5; 箴言9:8; アモ5:10; ヨハ7:7; 8:45
[あなたがたの敵となったのでしょうか] ガラ2:5,14; 5:7

Gal.4:17　あの者たちがあなたがたに対して熱心になるのは、善意からではありません。かえって、自分たちに対して熱心にならせようとして、あなたがたを引き離したいのです。

[あの者たちがあなたがたに対して熱心になるのは、善意からではありません] ガラ6:12,13; マタ23:15; ロマ10:2; 16:18; Ⅰコリ11:2; Ⅱコリ11:3,13~15; ピリ2:21; Ⅱペテ2:3,18
[かえって、自分たちに対して熱心にならせようとして、あなたがたを引き離したいのです] Ⅰコリ4:8,18

Gal.4:18　良いことで熱心に慕われるのは、いつであっても良いことです。それは、私があなたがたのもとにいる時だけではありません。

[良いことで熱心に慕われるのは、いつであっても良いことです] 民数25:11~13; 詩篇69:9; 119:139; イザ59:17; ヨハ2:17; Ⅰコリ15:58; テト2:14; 黙示3:19
[それは、私があなたがたのもとにいる時だけではありません] ガラ4:20; ピリ1:27; 2:12

Gal.4:19　私の子どもたち、キリストがあなたがたの内に形づくられるまで、私は、もう一度あなたがたを産もうと苦しんでいます。

[私の子どもたち] Ⅰコリ4:14; Ⅰテモ1:2; テト1:4; ピレ1:10,19; ヤコ1:18; Ⅰヨハ2:1,12; 5:21
[キリストがあなたがたの内に形づくられるまで] ロマ8:29; 13:14; エペ4:24; ピリ2:5; コロ1:27; 3:10
[私は、もう一度あなたがたを産もうと苦しんでいます] 民数11:11,12; イザ53:11; ルカ22:44; ピリ1:8; 2:17; コロ2:1; 4:12; ヘブ5:7; 黙示12:1,2

Gal.4:20　できることなら、私は今、あなたがたのもとにいて、語調を変えて話せたらと思います。あなたがたのことで途方に暮れているからです。

[できることなら、私は今、あなたがたのもとにいて、語調を変えて話せたらと思います] Ⅰコリ4:19~21; Ⅰテサ2:17,18; 1Th 3:9
[あなたがたのことで途方に暮れているからです] ガラ4:11; Ⅱコリ4:8

Gal.4:21　律法の下にいたいと願う人たち、私に答えてください。あなたがたは律法に耳を傾けないのですか。

[律法の下に] ヨハ10:34; 12:34; 15:25; ロマ3:19
[いたいと願う人たち、私に答えてください] ガラ4:9; 3:10,23,24; ロマ6:14; 7:5,6; 9:30-32; 10:3~10
[あなたがたは律法に耳を傾けないのですか] マタ21:42~44; 22:29~32; ルカ16:29; ヨハ5:46,47

Gal.4:22　アブラハムには二人の息子があり、一人は女奴隷から、もう一人は自由な身の女から生まれた、と書いてあります。

[アブラハムには二人の息子があり、一人は女奴隷から、もう一人は自由な身の女から生まれた、と書いてあります] 創世16:2~4,15; 21:1,2,10

Gal.4:23　女奴隷の子が肉によって生まれたのに対し、自由な身の女から生まれた子は約束を通して生まれたのです。

[女奴隷の子が肉によって生まれたのに対し] ロマ9:7,8
[自由な身の女から生まれた子は約束を通して生まれたのです] 創世17:15~19; 18:10~14; 21:1,2; ロマ4:18-21; 10:8; ガラ4:29; ヘブ11:11

Gal.4:24　これには別の意味があります。二人の女は二つの契約を表しています。一人はシナイ山から出て、奴隷となる子を産みます。これがハガルです。

[これには別の意味があります] エゼ20:49; ホセ11:10; マタ13:35; Ⅰコリ10:11;　ヘブ11:19
[二人の女は] ガラ4:25; ルツ22:19,20; Ⅰコリ10:4
[二つの契約を表しています] ガラ3:15~21; ヘブ7:22; 8:6~13; 9:15~24; 10:15~18; 12:24; 13:20
[一人はシナイ山から出て奴隷となる子を産みます] ガラ5:1; ロマ8:15
[これがハガルです] 創世16:3,4,8,15,16; 21:9~13; 25:12;

Gal.4:25　このハガルは、アラビアではシナイ山のことで、ちょうど今のエルサレムに当たります。エルサレムは、その子どもたちと共に奴隷となっているからです。

[このハガルは] ガラ4:24
[アラビアでは] 申命33:2;士師5:5; 詩篇68:8,17; ヘブ12:18
[シナイ山のことで、ちょうど今のエルサレムに当たります] ガラ1:17; 使徒1:11
[エルサレムは、その子どもたちと共に奴隷となっているからです] マタ23:37; ルカ13:34; 19:44

Gal.4:26　他方、天のエルサレムは自由な身の女であり、私たちの母です。

[他方、天のエルサレムは] 詩篇87:3~6; イザ2:2,3; 52:9; 62:1,2; 65:18; 66:10; ヨエ3:17; ミカ4:1,2; ピリ3:20; ヘブ12:22; 黙示3:12; 21:2,10~27
[自由な身の女であり] ガラ4:22; 5:1; ヨハ8:36; ロマ6:14,18; Ⅰペテ2:16
[私たちの母です] 雅歌8:1,2; イザ50:1; ホセ2:2,5; 4:5; 黙示17:5

Gal.4:27　すなわち、こう書いてあります。／「喜べ、子を産まない不妊の女よ。／歓声を上げて叫べ／産みの苦しみを知らない女よ。／夫に捨てられた女の子どもは／夫のある女の子どもより多いからだ。」

[すなわち、こう書いてあります。／「喜べ」イザ54:1~5
[子を産まない不妊の女よ。／歓声を上げて叫べ／産みの苦しみを知らない女よ] Ⅰサム2:5; 詩篇113:9
[夫に捨てられた女の子どもは／夫のある女の子どもより多いからだ] ルツ1:11~13; 4:14~16; Ⅱサム13:20; イザ49:21;Ⅰテモ 5:5

Gal.4:28　きょうだいたち、あなたがたはイサクと同じように約束の子どもです。

[きょうだいたち、あなたがたはイサクと同じように約束の子どもです] ガラ4:23; 3:29; 使徒3:25; ロマ4:13~18; 9:8,9

Gal.4:29　しかし、当時、肉によって生まれた者が霊によって生まれた者を迫害したように、今も状況は同じです。

[しかし、当時、肉によって生まれた者が] ガラ21:9
[霊によって生まれた者を迫害したように] ヨハ3:5; 15:9; ロマ8:1,13
[今も状況は同じです] ガラ5:11; 6:12~14; マタ23:34~37; Ⅰテサ2:14,15; ヘブ10:33,34

Gal.4:30　しかし、聖書は何と言っているでしょう。「女奴隷とその子を追い出せ。女奴隷の子は、断じて自由な身の女の子と一緒に相続をしてはならない」とあります。

[しかし、聖書は何と言っているでしょう] ガラ3:8,22; ロマ4:3; 11:2; ヤコ4:5
[女奴隷とその子を追い出せ] 創世21:10~12; ロマ11:7~11
[女奴隷の子は、断じて自由な身の女の子と一緒に相続をしてはならない」とあります] ヨハ8:35; ロマ8:15~17

Gal.4:31　それゆえ、きょうだいたち、私たちは女奴隷の子どもではなく、自由な身の女の子どもなのです。

[それゆえ、きょうだいたち、私たちは女奴隷の子どもではなく、自由な身の女の子どもなのです] ガラ5:1,13; ヨハ1:12,13; 8:32,36; ロマ8:15; Ⅱコリ3:17; ヘブ2:14,15; Ⅰヨハ3:1,2

聖書引照ガラテヤ人への手紙第4章

Gal.4:1　つまり、こういうことです。相続人が未成年であるうちは、全財産の所有者であっても奴隷と何ら違いはなく、

Gal.4:2　父親の定めた時期まで後見人や管理人の下にいます。

Gal.4:3　同様に、私たちも未成年であったときには、この世のもろもろの霊力に奴隷として仕えていました。

Gal.4:4　しかし、時が満ちると、神は、その御子を女から生まれた者、律法の下に生まれた者としてお遣わしになりました。

Gal.4:5　それは、律法の下にある者を贖い出し、私たちに子としての身分を授けるためでした。

Gal.4:6　あなたがたが子であるゆえに、神は「アッバ、父よ」と呼び求める御子の霊を、私たちの心に送ってくださったのです。

Gal.4:7　ですから、あなたはもはや奴隷ではなく、子です。子であれば、神による相続人でもあるのです。

Gal.4:8　しかし、神を知らなかった当時、あなたがたは、本来神ではない神々の奴隷となっていました。

Gal.4:9　だが、今や神を知ったのに、いや、神に知られたのに、どうして、再び奴隷になることを望んで、あの無力で貧弱なもろもろの霊力に逆戻りするのですか。

Gal.4:10　あなたがたは、日や月や季節や年などを守っています。

Gal.4:11　あなたがたのために労苦してきたことが無駄になったのではないかと、あなたがたのことが心配です。

Gal.4:12　きょうだいたち、お願いです。私もあなたがたのようになったのですから、あなたがたも私のようになってください。あなたがたは私を傷つけるようなことを何一つしませんでした。

Gal.4:13　知ってのとおり、私が最初あなたがたに福音を告げ知らせたのは、私の肉体が弱っていたためでした。

Gal.4:15　それなのに、あなたがたが味わっていた幸福は、どこへ行ってしまったのですか。あなたがたのために証言しますが、あなたがたは、できることなら、自分の目をえぐり出してでも私に与えようとしたのです。

Gal.4:16　すると、私は、真理を語ったために、あなたがたの敵となったのでしょうか。

Gal.4:17　あの者たちがあなたがたに対して熱心になるのは、善意からではありません。かえって、自分たちに対して熱心にならせようとして、あなたがたを引き離したいのです。

Gal.4:18　良いことで熱心に慕われるのは、いつであっても良いことです。それは、私があなたがたのもとにいる時だけではありません。

Gal.4:19　私の子どもたち、キリストがあなたがたの内に形づくられるまで、私は、もう一度あなたがたを産もうと苦しんでいます。

Gal.4:20　できることなら、私は今、あなたがたのもとにいて、語調を変えて話せたらと思います。あなたがたのことで途方に暮れているからです。

Gal.4:21　律法の下にいたいと願う人たち、私に答えてください。あなたがたは律法に耳を傾けないのですか。

Gal.4:22　アブラハムには二人の息子があり、一人は女奴隷から、もう一人は自由な身の女から生まれた、と書いてあります。

Gal.4:23　女奴隷の子が肉によって生まれたのに対し、自由な身の女から生まれた子は約束を通して生まれたのです。

Gal.4:24　これには別の意味があります。二人の女は二つの契約を表しています。一人はシナイ山から出て、奴隷となる子を産みます。これがハガルです。

Gal.4:25　このハガルは、アラビアではシナイ山のことで、ちょうど今のエルサレムに当たります。エルサレムは、その子どもたちと共に奴隷となっているからです。

Gal.4:26　他方、天のエルサレムは自由な身の女であり、私たちの母です。

Gal.4:27　すなわち、こう書いてあります。／「喜べ、子を産まない不妊の女よ。／歓声を上げて叫べ／産みの苦しみを知らない女よ。／夫に捨てられた女の子どもは／夫のある女の子どもより多いからだ。」

Gal.4:28　きょうだいたち、あなたがたはイサクと同じように約束の子どもです。

Gal.4:29　しかし、当時、肉によって生まれた者が霊によって生まれた者を迫害したように、今も状況は同じです。

Gal.4:30　しかし、聖書は何と言っているでしょう。「女奴隷とその子を追い出せ。女奴隷の子は、断じて自由な身の女の子と一緒に相続をしてはならない」とあります。

Gal.4:31　それゆえ、きょうだいたち、私たちは女奴隷の子どもではなく、自由な身の女の子どもなのです。

コメント

Gal.4:1 つまり、こういうことです。相続人が未成年であるうちは、全財産の所有者であっても奴隷と何ら違いはなく、

Gal.4:2 父親の定めた時期まで後見人や管理人の下にいます。

Gal.4:3 同様に、私たちも未成年であったときには、この世のもろもろの霊力に奴隷として仕えていました。

Gal.4:4 しかし、時が満ちると、神は、その御子を女から生まれた者、律法の下に生まれた者としてお遣わしになりました。

Gal.4:5 それは、律法の下にある者を贖い出し、私たちに子としての身分を授けるためでした。

Gal.4:6 あなたがたが子であるゆえに、神は「アッバ、父よ」と呼び求める御子の霊を、私たちの心に送ってくださったのです。

Gal.4:7 ですから、あなたはもはや奴隷ではなく、子です。子であれば、神による相続人でもあるのです。

Gal.4:8 しかし、神を知らなかった当時、あなたがたは、本来神ではない神々の奴隷となっていました。

Gal.4:9 だが、今や神を知ったのに、いや、神に知られたのに、どうして、再び奴隷になることを望んで、あの無力で貧弱なもろもろの霊力に逆戻りするのですか。

Gal.4:10 あなたがたは、日や月や季節や年などを守っています。

Gal.4:11 あなたがたのために労苦してきたことが無駄になったのではないかと、あなたがたのことが心配です。

Gal.4:12 きょうだいたち、お願いです。私もあなたがたのようになったのですから、あなたがたも私のようになってください。あなたがたは私を傷つけるようなことを何一つしませんでした。

Gal.4:13 知ってのとおり、私が最初あなたがたに福音を告げ知らせたのは、私の肉体が弱っていたためでした。

Gal.4:15 それなのに、あなたがたが味わっていた幸福は、どこへ行ってしまったのですか。あなたがたのために証言しますが、あなたがたは、できることなら、自分の目をえぐり出してでも私に与えようとしたのです。

Gal.4:16 すると、私は、真理を語ったために、あなたがたの敵となったのでしょうか。

Gal.4:17 あの者たちがあなたがたに対して熱心になるのは、善意からではありません。かえって、自分たちに対して熱心にならせようとして、あなたがたを引き離したいのです。

Gal.4:18 良いことで熱心に慕われるのは、いつであっても良いことです。それは、私があなたがたのもとにいる時だけではありません。

Gal.4:19 私の子どもたち、キリストがあなたがたの内に形づくられるまで、私は、もう一度あなたがたを産もうと苦しんでいます。

Gal.4:20 できることなら、私は今、あなたがたのもとにいて、語調を変えて話せたらと思います。あなたがたのことで途方に暮れているからです。

Gal.4:21 律法の下にいたいと願う人たち、私に答えてください。あなたがたは律法に耳を傾けないのですか。

Gal.4:22 アブラハムには二人の息子があり、一人は女奴隷から、もう一人は自由な身の女から生まれた、と書いてあります。

Gal.4:23 女奴隷の子が肉によって生まれたのに対し、自由な身の女から生まれた子は約束を通して生まれたのです。

Gal.4:24 これには別の意味があります。二人の女は二つの契約を表しています。一人はシナイ山から出て、奴隷となる子を産みます。これがハガルです。

Gal.4:25 このハガルは、アラビアではシナイ山のことで、ちょうど今のエルサレムに当たります。エルサレムは、その子どもたちと共に奴隷となっているからです。

Gal.4:26 他方、天のエルサレムは自由な身の女であり、私たちの母です。

Gal.4:27 すなわち、こう書いてあります。／「喜べ、子を産まない不妊の女よ。／歓声を上げて叫べ／産みの苦しみを知らない女よ。／夫に捨てられた女の子どもは／夫のある女の子どもより多いからだ。」

Gal.4:28 きょうだいたち、あなたがたはイサクと同じように約束の子どもです。

Gal.4:29 しかし、当時、肉によって生まれた者が霊によって生まれた者を迫害したように、今も状況は同じです。

Gal.4:30 しかし、聖書は何と言っているでしょう。「女奴隷とその子を追い出せ。女奴隷の子は、断じて自由な身の女の子と一緒に相続をしてはならない」とあります。

Gal.4:31 それゆえ、きょうだいたち、私たちは女奴隷の子どもではなく、自由な身の女の子どもなのです。

コメント

Gal.4:1　つまり、こういうことです。相続人が未成年であるうちは、全財産の所有者であっても奴隷と何ら違いはなく、

Gal.4:2　父親の定めた時期まで後見人や管理人の下にいます。

Gal.4:3　同様に、私たちも未成年であったときには、この世のもろもろの霊力に奴隷として仕えていました。

Gal.4:4　しかし、時が満ちると、神は、その御子を女から生まれた者、律法の下に生まれた者としてお遣わしになりました。

Gal.4:5　それは、律法の下にある者を贖い出し、私たちに子としての身分を授けるためでした。

Gal.4:6　あなたがたが子であるゆえに、神は「アッバ、父よ」と呼び求める御子の霊を、私たちの心に送ってくださったのです。

Gal.4:7　ですから、あなたはもはや奴隷ではなく、子です。子であれば、神による相続人でもあるのです。

Gal.4:8　しかし、神を知らなかった当時、あなたがたは、本来神ではない神々の奴隷となっていました。

Gal.4:9　だが、今や神を知ったのに、いや、神に知られたのに、どうして、再び奴隷になることを望んで、あの無力で貧弱なもろもろの霊力に逆戻りするのですか。

Gal.4:10　あなたがたは、日や月や季節や年などを守っています。

Gal.4:11　あなたがたのために労苦してきたことが無駄になったのではないかと、あなたがたのことが心配です。

Gal.4:12　きょうだいたち、お願いです。私もあなたがたのようになったのですから、あなたがたも私のようになってください。あなたがたは私を傷つけるようなことを何一つしませんでした。

Gal.4:13　知ってのとおり、私が最初あなたがたに福音を告げ知らせたのは、私の肉体が弱っていたためでした。

Gal.4:15　それなのに、あなたがたが味わっていた幸福は、どこへ行ってしまったのですか。あなたがたのために証言しますが、あなたがたは、できることなら、自分の目をえぐり出してでも私に与えようとしたのです。

Gal.4:16　すると、私は、真理を語ったために、あなたがたの敵となったのでしょうか。

Gal.4:17　あの者たちがあなたがたに対して熱心になるのは、善意からではありません。かえって、自分たちに対して熱心にならせようとして、あなたがたを引き離したいのです。

Gal.4:18　良いことで熱心に慕われるのは、いつであっても良いことです。それは、私があなたがたのもとにいる時だけではありません。

Gal.4:19　私の子どもたち、キリストがあなたがたの内に形づくられるまで、私は、もう一度あなたがたを産もうと苦しんでいます。

Gal.4:20　できることなら、私は今、あなたがたのもとにいて、語調を変えて話せたらと思います。あなたがたのことで途方に暮れているからです。

Gal.4:21　律法の下にいたいと願う人たち、私に答えてください。あなたがたは律法に耳を傾けないのですか。

Gal.4:22　アブラハムには二人の息子があり、一人は女奴隷から、もう一人は自由な身の女から生まれた、と書いてあります。

Gal.4:23　女奴隷の子が肉によって生まれたのに対し、自由な身の女から生まれた子は約束を通して生まれたのです。

Gal.4:24　これには別の意味があります。二人の女は二つの契約を表しています。一人はシナイ山から出て、奴隷となる子を産みます。これがハガルです。

Gal.4:25　このハガルは、アラビアではシナイ山のことで、ちょうど今のエルサレムに当たります。エルサレムは、その子どもたちと共に奴隷となっているからです。

Gal.4:26　他方、天のエルサレムは自由な身の女であり、私たちの母です。

Gal.4:27　すなわち、こう書いてあります。／「喜べ、子を産まない不妊の女よ。／歓声を上げて叫べ／産みの苦しみを知らない女よ。／夫に捨てられた女の子どもは／夫のある女の子どもより多いからだ。」

Gal.4:28　きょうだいたち、あなたがたはイサクと同じように約束の子どもです。

Gal.4:29　しかし、当時、肉によって生まれた者が霊によって生まれた者を迫害したように、今も状況は同じです。

Gal.4:30　しかし、聖書は何と言っているでしょう。「女奴隷とその子を追い出せ。女奴隷の子は、断じて自由な身の女の子と一緒に相続をしてはならない」とあります。

Gal.4:31　それゆえ、きょうだいたち、私たちは女奴隷の子どもではなく、自由な身の女の子どもなのです。