聖書引照 ガラテヤ人への手紙第3章

Gal.3:1　ああ、愚かなガラテヤの人たち、十字架につけられたイエス・キリストが、あなたがたの目の前にはっきりと示されたのに、誰があなたがたを惑わしたのか。

[ああ、愚かなガラテヤの人たち] ガラ1:2; 3:3; 申命32:6; Ⅰサム13:13; マタ7:26; ルカ24:25; エペ5:15; Ⅰテモ6:4;
[十字架につけられたイエス・キリストが] Ⅰコリ1:23,24; 2:2; 11:26; エペ3:8
[あなたがたの目の前にはっきりと示されたのに] ガラ2:14; 5:7; 使徒6:7; ロマ2:8; 6:17; 10:16; Ⅱコリ10:5; Ⅱテサ1:8; ヘブ5:9; 11:8; Ⅰペテ1:22; 4:17
[誰があなたがたを惑わしたのか] ガラ1:6; 4:9; 5:7,8; マタ24:24; 使徒8:9~11; Ⅱコリ11:3,13~15; エペ4:14; Ⅱテサ2:9~12; Ⅱペテ2:18; 黙示2:20; 13:13,14; 18:3

Gal.3:2　あなたがたにこれだけは聞いておきたい。あなたがたが霊を受けたのは、律法を行ったからですか。それとも、信仰に聞き従ったからですか。

[あなたがたにこれだけは聞いておきたい。あなたがたが霊を受けたのは、律法を行ったからですか] ガラ3:5,14; 使徒2:38; 8:15; 10:44~47; 11:15~18; 15:8; 19:2~6; Ⅰコリ12:7~13; Ⅱコリ11:4; エペ1:13,14; ヘブ2:4; 6:4; Ⅰペテ1:12
[それとも、信仰に聞き従ったからですか] ロマ1:17; 10:16,17

Gal.3:3　あなたがたは、どこまで愚かなのですか。霊で始めたのに、今、肉で仕上げようとするのですか。

[あなたがたは、どこまで愚かなのですか。霊で始めたのに、今、肉で仕上げようとするのですか] ガラ4:7~10; 5:4-8; 6:12~14; ヘブ7:16-19; 9:2,9,10

Gal.3:4　あれほどのことを体験したのは、無駄だったのでしょうか。そうしようとしているなら、本当に無駄になってしまいます。

[あれほどのことを体験したのは、無駄だったのでしょうか。そうしようとしているなら、本当に無駄になってしまいます] エゼ18:24; Ⅰコリ5:2; ヘブ6:4~6; 10:32~39; Ⅱペテ2:20~22; Ⅱヨハ1:8

Gal.3:5　神があなたがたに霊を授け、あなたがたの間で奇跡を行われたのは、あなたがたが律法を行ったからですか、それとも信仰に聞き従ったからですか。

[神があなたがたに霊を授け] ガラ3:2; Ⅱコリ3:8; ピリ:19
[あなたがたの間で奇跡を行われたのは] 使徒14:3,9,10; 19:11,12; ロマ15:19; Ⅰコリ1:4,5; 12:10; Ⅱコリ10:4; 12:12; 13:3
[あなたがたが律法を行ったからですか、それとも信仰に聞き従ったからですか] ガラ3:2

Gal.3:6　それは、「アブラハムは神を信じた。それが彼の義と認められた」と言われているとおりです。

[それは、「アブラハムは神を信じた」ガラ3:9; 創世15:6; ロマ4:3~6,9,10,21,22; 9:32,33; ヤコ2:23
[それが彼の義と認められた」と言われているとおりです] ロマ4:6,11,22,24; Ⅱコリ5:19~21

Gal.3:7　ですから、信仰によって生きる人々こそアブラハムの子孫であるとわきまえなさい。

[ですから、信仰によって生きる人々こそアブラハムの子孫であると] ガラ3:9,26~29; ヨハ8:39; ロマ4:11~16,24; 9:7,8
[わきまえなさい] 詩篇100:3; ルカ21:31; ヘブ13:23

Gal.3:8　聖書は、神が異邦人を信仰によって義とされることを見越して、「すべての異邦人があなたによって祝福される」という福音をアブラハムに予告しました。

[聖書は] ガラ3:22; 4:30; ヨハ7:38,42; 19:37; ロマ9:17;Ⅱテモ 3:15~17
[神が異邦人を信仰によって] ロマ3:28~30; 9:30
[義とされることを見越して] 使徒15:15~18
[すべての異邦人があなたによって祝福される] ガラ3:16; 創世12:3; 18:18; 22:18; 26:4; 28:14; 49:10; 詩篇72:7; イザ6:13; I 65:9; 使徒2:25,26,35; 黙示11:15
[という福音をアブラハムに予告しました] ヘブ4:2

Gal.3:9　それで、信仰による人々は、信仰の人アブラハムと共に祝福されるのです。

[それで、信仰による人々は、信仰の人アブラハムと共に祝福されるのです] ガラ3:7,8,14,29; 4:28; ロマ4:11,16,24

Gal.3:10　律法の行いによる人々は皆、呪いの下にあります。「律法の書に書いてあるすべてのことを守らず、これを行わない者は皆、呪われる」と書いてあるからです。

[律法の行いによる人々は皆] ガラ3:11; 2:16; ルカ18:9~13; ロマ4:15; 7:9-13; 8:7
[呪いの下にあります] 申命11:26~28; 29:20; イザ43:28; マタ25:41
[律法の書に書いてあるすべてのことを守らず、これを行わない者は皆、呪われる」と書いてあるからです] 申命27:26; エレ11:3;エゼ 18:4; ロマ3:19,20; 6:23; ヤコ2:9~11

Gal.3:11　律法によっては、誰も神の前で義とされないことは明らかです。なぜなら、「正しい者は信仰によって生きる」からです。

[律法によっては、誰も神の前で義とされないことは明らかです] ガラ2:16; Ⅰ列王8:46; ヨブ9:3; 40:4; 42:6; 詩篇19:12; 130:3,4; 143:2; 伝道7:20; イザ6:5; 53:6; 64:6; ヤコ1:17; 3:2; Ⅰヨハ1:8~10; 黙示5:9; 7:14,15
[なぜなら、「正しい者は信仰によって生きる」からです] ハバ2:4; ロマ1:17; ヘブ10:38

Gal.3:12　しかし律法は、信仰をよりどころにしていません。「律法の掟を行う者は、その掟によって生きる」のです。

[しかし律法は、信仰をよりどころにしていません] ロマ4:4,5,14,16; 9:30~32; 10:5,6; 11:6
[律法の掟を行う者は、その掟によって生きる」のです] レビ18:5; ネヘ9:29; エゼ20:11,13; マタ19:17; ルカ10:25~28; ロマ10:5,6

Gal.3:13　キリストは、私たちのために呪いとなって、私たちを律法の呪いから贖い出してくださいました。「木に掛けられた者は皆、呪われている」と書いてあるからです。

[キリストは、私たちのために呪いとなって] Ⅱ列王22:19; エレ44:22; 49:13; ロマ9:3
[私たちを律法の呪いから贖い出してくださいました] ガラ3:10; 4:5; イザ55:5~7,10~12; ダニ9:24,26; ゼカ13:7; マタ26:28; ロマ3:24~26; 4:25; 8:3,4; Ⅱコリ5:21; エペ5:2; テト2:14; ヘブ7:26,27; 9:12,15,26,28; 10:4~10; Ⅰペテ1:18~21; 2:24; 3:18; Ⅰヨハ2:1,2; 4:10; 黙示1:5; 5:9; 13:8
[木に掛けられた者は皆、呪われている」と] ヨシュ10:26,27
[書いてあるからです] 申命21:23; Ⅱサム17:23; 18:10,14,15; 21:3,9; エス7:10; 9:14; マタ27:5; Ⅰペテ2:24

Gal.3:14　それは、アブラハムに与えられた祝福が、キリスト・イエスにおいて異邦人に及ぶためであり、また、私たちが、約束された霊を信仰によって受けるためでした。

[それは、アブラハムに与えられた祝福が] ガラ3:6~9,29; 創世12:2,3; イザ41:8; 51:2,3; ロマ4:3~17
[キリスト・イエスにおいて異邦人に及ぶためであり] ガラ3:16; 創世22:18; イザ49:6; 52:10; ルカ2:10,11; 使徒2:39; 3:25,26; 4:12; ロマ10:9~15; Ⅰテモ2:4-6
[また、私たちが、約束された霊を信仰によって受けるためでした] ガラ3:2,5; 4:6; イザ32:15; 44:3,4; 59:19~21; エレ31:33; 32:40; エゼ11:19; 36:26,27; 39:29; ヨエ2:28,29; ゼカ12:10; ルカ11:13; 24:49; ヨハ7:39; 使徒1:4,5; 2:33,38; 5:32; 10:45~47; 11:15,16; ロマ8:9~16,26; 8:27; Ⅰコリ12:13; Ⅱコリ1:22; エペ1:13,14; 2:18,22; 3:16; 4:30; Ⅰペテ1:22; ユダ1:19,20

Gal.3:15　きょうだいたち、人間を例にとって話しましょう。人間の契約でさえ、法的に有効となったら、誰も無効にしたり、それに追加したりできません。

[きょうだいたち、人間を例にとって話しましょう] ロマ1:13; 6:19; Ⅰコリ15:32; ガラ6:18; 使徒1:16;
[人間の契約でさえ法的に有効となったら、誰も無効にしたり、それに追加したりできません] ヘブ9:16,17

Gal.3:16　さて、アブラハムとその子孫に対して約束が告げられましたが、その際、多くの人を指して「子孫たちとに」とは言われず、一人の人を指して「あなたの子孫とに」と言われています。この子孫とは、キリストのことです。

[さて、アブラハムとその子孫に対して約束が告げられましたが、その際、多くの人を指して「子孫たちとに」とは言われず、一人の人を指して「あなたの子孫とに」と言われています] ガラ3:8; 創世12:3,7; 13:15,16; 15:5; 17:7,8; 21:12; 22:17,18; 26:3,4; 28:13; 28:14; 49:10
[この子孫とは、キリストのことです] ガラ3:27~29; ロマ12:5; Ⅰコリ12:12,27; エペ4:15,16; Eph 5:29,30,32; コロ2:19; 3:11

Gal.3:17　私が言いたいのは、こうです。神があらかじめ有効なものとされた契約が、それから四百三十年後にできた律法によって破棄され、その約束が無効になることはないということです。

[私が言いたいのは] ガラ5:16; Ⅰコリ1:12; 7:29; 10:19; Ⅱコリ9:6; エペ4:17; コロ2:4
[こうです。神があらかじめ有効なものとされた契約が] 創世15:18; 17:7,8,19; ルカ1:68~79; ヨハ1:17; 8:56~58; ロマ3:25; Ⅱコリ1:20; ヘブ11:13,17~19,39,40; Ⅰペテ1:11,12,20
[それから四百三十年後にできた律法によって破棄され] 創世15:13; 出エ12:40,41; 使徒7:6
[その約束が無効になることはないということです] ガラ3:21; 民数23:19; ロマ4:13,14; ヘブ6:13~18; ガラ5:4; 民数30:8; 詩篇33:10; ロマ3:3; Ⅰコリ1:17

Gal.3:18　もし相続が律法によってなされるのなら、それはもはや、約束によるものではありません。しかし神は、約束によってアブラハムに相続の恵みをお与えになったのです。

[もし相続が律法によってなされるのなら、それはもはや、約束によるものではありません] ガラ3:10,12,26,29; 2:21; ロマ4:13~16; 8:17
[しかし神は、約束によってアブラハムに相続の恵みをお与えになったのです] ガラ3:16; 詩篇105:6~12,42; ミカ7:18-20; ルカ1:54,55,72,73; ヘブ6:12~15

Gal.3:19　では、律法とは何でしょうか。律法は、約束を受けた子孫が来られるときまで、違反を明らかにするために付け加えられ、また、天使たちを通し、仲介者の手を経て制定されたものにすぎません。

[では、律法とは何でしょうか] ロマ3:1,2; 7:7-13
[律法は、約束を受けた子孫が来られるときまで] ガラ3:16,25; 4:1~4
[違反を明らかにするために付け加えられ] ガラ3:21~24; 申命4:8,9; 詩篇147:19,20; ルカ16:31; ヨハ5:45~47; 15:22; ロマ2:13; 3:19,20; 4:15; 5:20,21; 7:7~13; Ⅰテモ1:8,9
[また、天使たちを通し] 申命33:2; 使徒7:53; ヘブ2:2,5
[仲介者の手を経て制定されたものにすぎません] 出エ20:19~22; 24:1~12; 34:27~35; レビ15:32; 申命5:5,22~33; 9:13~20,25~29; 18:15~19; 詩篇106:23; ヨハ1:17; 使徒7:38;

Gal.3:20　仲介者というものは、一人で事を行う場合には要りません。約束については、神はひとりで事を運ばれたのです。

[仲介者というものは、一人で事を行う場合には要りません。約束については、神はひとりで事を運ばれたのです] ガラ3:17; 創世15:18; 17:1,2; 申命6:4; ロマ3:29; ヘブ8:6; 9:15; 12:24; Ⅰテモ2:5

Gal.3:21　それでは、律法は神の約束に反するのでしょうか。決してそうではない。もしも与えられた律法が人を生かすことのできるものであったなら、実際に律法によって義が実現したことでしょう。

[それでは、律法は] マタ5:17~20; ロマ3:31; 7:7~13
[神の約束に反するのでしょうか決してそうではない] ガラl 2:17; ロマ3:4,6
[もしも与えられた律法が人を生かすことのできるものであったなら] ガラ2:19,21; ロマ3:20
[実際に律法によって義が実現したことでしょう] ロマ3:21,22; 9:31; 10:3~6; ピリ3:6-9; ヘブ11:7

Gal.3:22　しかし、聖書はすべてのものを罪の下に閉じ込めました。約束がイエス・キリストの真実によって、信じる人々に与えられるためです。

[しかし、聖書はすべてのものを罪の下に閉じ込めました] ガラ3:8~10,23; 詩篇143:2; ロマ3:9~20,23; 5:12,20; 11:32
[約束がイエス・キリストの真実によって] ガラ3:14,17,29; ロマ4:11~16; 5:20,21; Ⅱテモ1:1; ヘブ6:13~17; 9:15; Ⅱペテ1:4; 3:13; Ⅰヨハ2:25; 5:11~13
[信じる人々に与えられるためです] マル16:16; ヨハ3:15~18,36; 5:24; 6:40; 11:25,26; 12:46; 20:31; 使徒16:31; ロマ10:9; Ⅰヨハ3:23,24; 5:13

Gal.3:23　真実が現れる前は、私たちは律法の下で監視され、閉じ込められていました。やがて真実が啓示されるためです。

[真実が現れる前は] ガラ3:19,24,25; 4:1~4; ヘブ12:2
[私たちは律法の下で監視され、閉じ込められていました] ガラ4:4,5,21; 5:18; ロマ3:19; 6:14,15; Ⅰコリ9:20,21
[やがて真実が啓示されるためです] ルカ10:23,24; ヘブ11:13,39,40; Ⅰペテ1:11,12

Gal.3:24　こうして律法は、私たちをキリストに導く養育係となりました。私たちが真実によって義とされるためです。

[こうして律法は、私たちをキリストに導く養育係となりました] ガラ3:25; 2:19; 4:2,3; マタ5:17,18; 使徒13:38,39; ロマ3:20~22; 7:7-9,24,25; 10:4; コロ2:17; ヘブ7:18,19; 9:8~16; 10:1~14
[私たちが真実によって義とされるためです] ガラ2:16; 使徒13:39

Gal.3:25　しかし、真実が現れたので、私たちはもはや養育係の下にはいません。

[しかし、真実が現れたので] ガラ3:23
[私たちはもはや養育係の下にはいません] ガラ4:1~6; ロマ6:14; 7:4; ヘブ7:11~19; 8:3~13; 10:15~18

Gal.3:26　あなたがたは皆、真実によって、キリスト・イエスにあって神の子なのです。

[あなたがたは皆、真実によって、キリスト・イエスにあって神の子なのです] ガラ4:5,6; ヨハ1:12,13; 20:17; ロマ8:14~17; Ⅱコリ6:18; エペ1:5; 5:1; ピリ2:15; ヘブ2:10~15; Ⅰヨハ13:1,2; 黙示21:7

Gal.3:27　キリストにあずかる洗礼(バプテスマ)を受けたあなたがたは皆、キリストを着たのです。

[キリストにあずかる洗礼(バプテスマ)を受けたあなたがたは皆] マタ28:19,20; マル16:15,16; 使徒2:38; 8:36~38; 9:18; 16:15,31~33; ロマ6:3,4; 8:14; Ⅰコリ12:13; ガラ4:5; コロ2:10~12; Ⅰペテ3:21
[キリストを着たのです] ヨブ29:14; イザ61:10; ルカ15:22; ロマ3:22; 13:14; エペ4:24; コロ3:10

Gal.3:28　ユダヤ人もギリシア人もありません。奴隷も自由人もありません。男と女もありません。あなたがたは皆、キリスト・イエスにあって一つだからです。

[ユダヤ人もギリシア人もありません。奴隷も自由人もありません] ガラ5:6; ロマ1:16; 2:9,10; 3:29,30; 4:11,12; 9:24; 10:12~15; Ⅰコリ7:19; 12:13; エペ3:5~10; コロ3:11
[男と女もありません] Ⅰコリ7:14
[あなたがたは皆、キリスト・イエスにあって一つだからです] ヨハ10:16; 11:52; 17:20,21; Ⅰコリ12:12; エペ2:13~22; 4:4,15,16

Gal.3:29　あなたがたがキリストのものであるなら、とりもなおさず、アブラハムの子孫であり、約束による相続人です。

[あなたがたがキリストのものであるなら] ガラ5:24; Ⅰコリ3:23; 15:23; Ⅱコリ10:7
[とりもなおさず、アブラハムの子孫であり] ガラ3:7,16,28; 4:22~31; 創世21:10~12; ロマ4:12,16~21; 9:7,8; ヘブ11:18
[約束による相続人です] ガラ4:7,28; ロマ4:13,14; 8:17; Ⅰコリ3:22; エペ3:6; テト3:7; ヘブ1:14; 6:17; 11:7; ヤコ2:5; 黙示21:7

聖書引照ガラテヤ人への手紙第3章

Gal.3:1　ああ、愚かなガラテヤの人たち、十字架につけられたイエス・キリストが、あなたがたの目の前にはっきりと示されたのに、誰があなたがたを惑わしたのか。

Gal.3:2　あなたがたにこれだけは聞いておきたい。あなたがたが霊を受けたのは、律法を行ったからですか。それとも、信仰に聞き従ったからですか。

Gal.3:3　あなたがたは、どこまで愚かなのですか。霊で始めたのに、今、肉で仕上げようとするのですか。

Gal.3:4　あれほどのことを体験したのは、無駄だったのでしょうか。そうしようとしているなら、本当に無駄になってしまいます。

Gal.3:5　神があなたがたに霊を授け、あなたがたの間で奇跡を行われたのは、あなたがたが律法を行ったからですか、それとも信仰に聞き従ったからですか。

Gal.3:6　それは、「アブラハムは神を信じた。それが彼の義と認められた」と言われているとおりです。

Gal.3:7　ですから、信仰によって生きる人々こそアブラハムの子孫であるとわきまえなさい。

Gal.3:8　聖書は、神が異邦人を信仰によって義とされることを見越して、「すべての異邦人があなたによって祝福される」という福音をアブラハムに予告しました。

Gal.3:9　それで、信仰による人々は、信仰の人アブラハムと共に祝福されるのです。

Gal.3:10　律法の行いによる人々は皆、呪いの下にあります。「律法の書に書いてあるすべてのことを守らず、これを行わない者は皆、呪われる」と書いてあるからです。

Gal.3:11　律法によっては、誰も神の前で義とされないことは明らかです。なぜなら、「正しい者は信仰によって生きる」からです。

Gal.3:12　しかし律法は、信仰をよりどころにしていません。「律法の掟を行う者は、その掟によって生きる」のです。

Gal.3:13　キリストは、私たちのために呪いとなって、私たちを律法の呪いから贖い出してくださいました。「木に掛けられた者は皆、呪われている」と書いてあるからです。

Gal.3:14　それは、アブラハムに与えられた祝福が、キリスト・イエスにおいて異邦人に及ぶためであり、また、私たちが、約束された霊を信仰によって受けるためでした。

Gal.3:15　きょうだいたち、人間を例にとって話しましょう。人間の契約でさえ、法的に有効となったら、誰も無効にしたり、それに追加したりできません。

Gal.3:17　私が言いたいのは、こうです。神があらかじめ有効なものとされた契約が、それから四百三十年後にできた律法によって破棄され、その約束が無効になることはないということです。

Gal.3:18　もし相続が律法によってなされるのなら、それはもはや、約束によるものではありません。しかし神は、約束によってアブラハムに相続の恵みをお与えになったのです。

Gal.3:19　では、律法とは何でしょうか。律法は、約束を受けた子孫が来られるときまで、違反を明らかにするために付け加えられ、また、天使たちを通し、仲介者の手を経て制定されたものにすぎません。

Gal.3:20　仲介者というものは、一人で事を行う場合には要りません。約束については、神はひとりで事を運ばれたのです。

Gal.3:21　それでは、律法は神の約束に反するのでしょうか。決してそうではない。もしも与えられた律法が人を生かすことのできるものであったなら、実際に律法によって義が実現したことでしょう。

Gal.3:22　しかし、聖書はすべてのものを罪の下に閉じ込めました。約束がイエス・キリストの真実によって、信じる人々に与えられるためです。

Gal.3:23　真実が現れる前は、私たちは律法の下で監視され、閉じ込められていました。やがて真実が啓示されるためです。

Gal.3:24　こうして律法は、私たちをキリストに導く養育係となりました。私たちが真実によって義とされるためです。

Gal.3:25　しかし、真実が現れたので、私たちはもはや養育係の下にはいません。

Gal.3:26　あなたがたは皆、真実によって、キリスト・イエスにあって神の子なのです。

Gal.3:27　キリストにあずかる洗礼(バプテスマ)を受けたあなたがたは皆、キリストを着たのです。

Gal.3:28　ユダヤ人もギリシア人もありません。奴隷も自由人もありません。男と女もありません。あなたがたは皆、キリスト・イエスにあって一つだからです。

Gal.3:29　あなたがたがキリストのものであるなら、とりもなおさず、アブラハムの子孫であり、約束による相続人です。

コメント

Gal.3:1 ああ、愚かなガラテヤの人たち、十字架につけられたイエス・キリストが、あなたがたの目の前にはっきりと示されたのに、誰があなたがたを惑わしたのか。

Gal.3:2 あなたがたにこれだけは聞いておきたい。あなたがたが霊を受けたのは、律法を行ったからですか。それとも、信仰に聞き従ったからですか。

Gal.3:3 あなたがたは、どこまで愚かなのですか。霊で始めたのに、今、肉で仕上げようとするのですか。

Gal.3:4 あれほどのことを体験したのは、無駄だったのでしょうか。そうしようとしているなら、本当に無駄になってしまいます。

Gal.3:5 神があなたがたに霊を授け、あなたがたの間で奇跡を行われたのは、あなたがたが律法を行ったからですか、それとも信仰に聞き従ったからですか。

Gal.3:6 それは、「アブラハムは神を信じた。それが彼の義と認められた」と言われているとおりです。

Gal.3:7 ですから、信仰によって生きる人々こそアブラハムの子孫であるとわきまえなさい。

Gal.3:8 聖書は、神が異邦人を信仰によって義とされることを見越して、「すべての異邦人があなたによって祝福される」という福音をアブラハムに予告しました。

Gal.3:9 それで、信仰による人々は、信仰の人アブラハムと共に祝福されるのです。

Gal.3:10 律法の行いによる人々は皆、呪いの下にあります。「律法の書に書いてあるすべてのことを守らず、これを行わない者は皆、呪われる」と書いてあるからです。

Gal.3:11 律法によっては、誰も神の前で義とされないことは明らかです。なぜなら、「正しい者は信仰によって生きる」からです。

Gal.3:12 しかし律法は、信仰をよりどころにしていません。「律法の掟を行う者は、その掟によって生きる」のです。

Gal.3:13 キリストは、私たちのために呪いとなって、私たちを律法の呪いから贖い出してくださいました。「木に掛けられた者は皆、呪われている」と書いてあるからです。

Gal.3:14 それは、アブラハムに与えられた祝福が、キリスト・イエスにおいて異邦人に及ぶためであり、また、私たちが、約束された霊を信仰によって受けるためでした。

Gal.3:15 きょうだいたち、人間を例にとって話しましょう。人間の契約でさえ、法的に有効となったら、誰も無効にしたり、それに追加したりできません。

Gal.3:17 私が言いたいのは、こうです。神があらかじめ有効なものとされた契約が、それから四百三十年後にできた律法によって破棄され、その約束が無効になることはないということです。

Gal.3:18 もし相続が律法によってなされるのなら、それはもはや、約束によるものではありません。しかし神は、約束によってアブラハムに相続の恵みをお与えになったのです。

Gal.3:19 では、律法とは何でしょうか。律法は、約束を受けた子孫が来られるときまで、違反を明らかにするために付け加えられ、また、天使たちを通し、仲介者の手を経て制定されたものにすぎません。

Gal.3:20 仲介者というものは、一人で事を行う場合には要りません。約束については、神はひとりで事を運ばれたのです。

Gal.3:21 それでは、律法は神の約束に反するのでしょうか。決してそうではない。もしも与えられた律法が人を生かすことのできるものであったなら、実際に律法によって義が実現したことでしょう。

Gal.3:22 しかし、聖書はすべてのものを罪の下に閉じ込めました。約束がイエス・キリストの真実によって、信じる人々に与えられるためです。

Gal.3:23 真実が現れる前は、私たちは律法の下で監視され、閉じ込められていました。やがて真実が啓示されるためです。

Gal.3:24 こうして律法は、私たちをキリストに導く養育係となりました。私たちが真実によって義とされるためです。

Gal.3:25 しかし、真実が現れたので、私たちはもはや養育係の下にはいません。

Gal.3:26 あなたがたは皆、真実によって、キリスト・イエスにあって神の子なのです。

Gal.3:27 キリストにあずかる洗礼(バプテスマ)を受けたあなたがたは皆、キリストを着たのです。

Gal.3:28 ユダヤ人もギリシア人もありません。奴隷も自由人もありません。男と女もありません。あなたがたは皆、キリスト・イエスにあって一つだからです。

Gal.3:29 あなたがたがキリストのものであるなら、とりもなおさず、アブラハムの子孫であり、約束による相続人です。

コメント

Gal.3:1　ああ、愚かなガラテヤの人たち、十字架につけられたイエス・キリストが、あなたがたの目の前にはっきりと示されたのに、誰があなたがたを惑わしたのか。

Gal.3:2　あなたがたにこれだけは聞いておきたい。あなたがたが霊を受けたのは、律法を行ったからですか。それとも、信仰に聞き従ったからですか。

Gal.3:3　あなたがたは、どこまで愚かなのですか。霊で始めたのに、今、肉で仕上げようとするのですか。

Gal.3:4　あれほどのことを体験したのは、無駄だったのでしょうか。そうしようとしているなら、本当に無駄になってしまいます。

Gal.3:5　神があなたがたに霊を授け、あなたがたの間で奇跡を行われたのは、あなたがたが律法を行ったからですか、それとも信仰に聞き従ったからですか。

Gal.3:6　それは、「アブラハムは神を信じた。それが彼の義と認められた」と言われているとおりです。

Gal.3:7　ですから、信仰によって生きる人々こそアブラハムの子孫であるとわきまえなさい。

Gal.3:8　聖書は、神が異邦人を信仰によって義とされることを見越して、「すべての異邦人があなたによって祝福される」という福音をアブラハムに予告しました。

Gal.3:9　それで、信仰による人々は、信仰の人アブラハムと共に祝福されるのです。

Gal.3:10　律法の行いによる人々は皆、呪いの下にあります。「律法の書に書いてあるすべてのことを守らず、これを行わない者は皆、呪われる」と書いてあるからです。

Gal.3:11　律法によっては、誰も神の前で義とされないことは明らかです。なぜなら、「正しい者は信仰によって生きる」からです。

Gal.3:12　しかし律法は、信仰をよりどころにしていません。「律法の掟を行う者は、その掟によって生きる」のです。

Gal.3:13　キリストは、私たちのために呪いとなって、私たちを律法の呪いから贖い出してくださいました。「木に掛けられた者は皆、呪われている」と書いてあるからです。

Gal.3:14　それは、アブラハムに与えられた祝福が、キリスト・イエスにおいて異邦人に及ぶためであり、また、私たちが、約束された霊を信仰によって受けるためでした。

Gal.3:15　きょうだいたち、人間を例にとって話しましょう。人間の契約でさえ、法的に有効となったら、誰も無効にしたり、それに追加したりできません。

Gal.3:17　私が言いたいのは、こうです。神があらかじめ有効なものとされた契約が、それから四百三十年後にできた律法によって破棄され、その約束が無効になることはないということです。

Gal.3:18　もし相続が律法によってなされるのなら、それはもはや、約束によるものではありません。しかし神は、約束によってアブラハムに相続の恵みをお与えになったのです。

Gal.3:19　では、律法とは何でしょうか。律法は、約束を受けた子孫が来られるときまで、違反を明らかにするために付け加えられ、また、天使たちを通し、仲介者の手を経て制定されたものにすぎません。

Gal.3:20　仲介者というものは、一人で事を行う場合には要りません。約束については、神はひとりで事を運ばれたのです。

Gal.3:21　それでは、律法は神の約束に反するのでしょうか。決してそうではない。もしも与えられた律法が人を生かすことのできるものであったなら、実際に律法によって義が実現したことでしょう。

Gal.3:22　しかし、聖書はすべてのものを罪の下に閉じ込めました。約束がイエス・キリストの真実によって、信じる人々に与えられるためです。

Gal.3:23　真実が現れる前は、私たちは律法の下で監視され、閉じ込められていました。やがて真実が啓示されるためです。

Gal.3:24　こうして律法は、私たちをキリストに導く養育係となりました。私たちが真実によって義とされるためです。

Gal.3:25　しかし、真実が現れたので、私たちはもはや養育係の下にはいません。

Gal.3:26　あなたがたは皆、真実によって、キリスト・イエスにあって神の子なのです。

Gal.3:27　キリストにあずかる洗礼(バプテスマ)を受けたあなたがたは皆、キリストを着たのです。

Gal.3:28　ユダヤ人もギリシア人もありません。奴隷も自由人もありません。男と女もありません。あなたがたは皆、キリスト・イエスにあって一つだからです。

Gal.3:29　あなたがたがキリストのものであるなら、とりもなおさず、アブラハムの子孫であり、約束による相続人です。