G878 ἄφρων アふローン aphrōn {af‘-rone} 愚かな
〔品詞〕形容詞
〔語源〕α否定+φρήν思慮、知恵(G5424)
〔意味〕無分別な、愚かな、物のわからない
〔使用頻度〕11回
≪新約聖書使用聖句索引ἄφρων≫
(11回) ルカ11:40; 12:20 Ⅰコリント15:36 Ⅱコリント11:16,19; 12:6,11 エペソ5:17 Ⅰペテロ2:15
ルカ11:40
ἄφρονες, οὐχ ὁ ποιήσας τὸ ἔξωθεν καὶ τὸ ἔσωθεν ἐποίησεν;
口語訳聖書
愚かな者たちよ(ἄφρων)、外側を造ったかたは、また内側も造られたではないか。
ルカ12:20
εἶπεν δὲ αὐτῶ ὁ θεός, ἄφρων, ταύτῃ τῇ νυκτὶ τὴν ψυχήν σου ἀπαιτοῦσιν ἀπὸ σοῦ· ἃ δὲ ἡτοίμασας, τίνι ἔσται;
口語訳聖書
すると神が彼に言われた、『愚かな者よ(ἄφρων)、あなたの魂は今夜のうちにも取り去られるであろう。そしたら、あなたが用意した物は、だれのものになるのか』。
ロマ2:20
παιδευτὴν ἀφρόνων, διδάσκαλον νηπίων, ἔχοντα τὴν μόρφωσιν τῆς γνώσεως καὶ τῆς ἀληθείας ἐν τῶ νόμῳ _
口語訳聖書
(19節に合節)愚かな者(ἄφρων)の導き手、幼な子の教師をもって任じているのなら、
Ⅰコリント15:36
ἄφρων, σὺ ὃ σπείρεις οὐ ζῳοποιεῖται ἐὰν μὴ ἀποθάνῃ·
口語訳聖書
おろかな人(ἄφρων)である。あなたのまくものは、死ななければ、生かされないではないか。
Ⅱコリント11:16
πάλιν λέγω, μή τίς με δόξῃ ἄφρονα εἶναι· εἰ δὲ μή γε, κἂν ὡς ἄφρονα δέξασθέ με, ἵνα κἀγὼ μικρόν τι καυχήσωμαι.
口語訳聖書
繰り返して言うが、だれも、わたしを愚か者(ἄφρων)と思わないでほしい。もしそう思うなら、愚か者(ἄφρων)あつかいにされてもよいから、わたしにも、少し誇らせてほしい。
Ⅱコリント11:19
ἡδέως γὰρ ἀνέχεσθε τῶν ἀφρόνων φρόνιμοι ὄντες·
口語訳聖書
あなたがたは賢い人たちなのだから、喜んで愚か者(ἄφρων)を忍んでくれるだろう。
Ⅱコリント12:6
ἐὰν γὰρ θελήσω καυχήσασθαι, οὐκ ἔσομαι ἄφρων, ἀλήθειαν γὰρ ἐρῶ· φείδομαι δέ, μή τις εἰς ἐμὲ λογίσηται ὑπὲρ ὃ βλέπει με ἢ ἀκούει [τι] ἐξ ἐμοῦ
口語訳聖書
もっとも、わたしが誇ろうとすれば、ほんとうの事を言うのだから、愚か者(ἄφρων)にはならないだろう。しかし、それはさし控えよう。わたしがすぐれた啓示を受けているので、わたしについて見たり聞いたりしている以上に、人に買いかぶられるかも知れないから。
Ⅱコリント12:11
γέγονα ἄφρων· ὑμεῖς με ἠναγκάσατε· ἐγὼ γὰρ ὤφειλον ὑφ᾽ ὑμῶν συνίστασθαι. οὐδὲν γὰρ ὑστέρησα τῶν ὑπερλίαν ἀποστόλων, εἰ καὶ οὐδέν εἰμι·
口語訳聖書
わたしは愚か者(ἄφρων)となった。あなたがたが、むりにわたしをそうしてしまったのだ。実際は、あなたがたから推薦されるべきであった。というのは、たといわたしは取るに足りない者だとしても、あの大使徒たちにはなんら劣るところがないからである。
エペソ5:17
διὰ τοῦτο μὴ γίνεσθε ἄφρονες, ἀλλὰ συνίετε τί τὸ θέλημα τοῦ κυρίου.
口語訳聖書
だから、愚かな者(ἄφρων)にならないで、主の御旨がなんであるかを悟りなさい。
Ⅰペテロ2:15
ὅτι οὕτως ἐστὶν τὸ θέλημα τοῦ θεοῦ, ἀγαθοποιοῦντας φιμοῦν τὴν τῶν ἀφρόνων ἀνθρώπων ἀγνωσίαν·
口語訳聖書
善を行うことによって、愚かな人々(ἄφρων)の無知な発言を封じるのは、神の御旨なのである。