G874 ἀφορμή アフォㇽメー aphormē {af-or-may‘} 機会
〔品詞〕名詞、女性形
〔語源〕ἀπό ~から+ὁρμάω推進する、発端となるG3729)
〔意味〕手段、原因、機会、口実、出発点、機会
〔使用頻度〕7回
≪新約聖書使用聖句索引ἀφορμή≫
(7回) ロマ7:8,11 Ⅱコリント11:12 ガラテヤ5:13 Ⅰテモテ5:14
ロマ7:8
ἀφορμὴν δὲ λαβοῦσα ἡ ἁμαρτία διὰ τῆς ἐντολῆς κατειργάσατο ἐν ἐμοὶ πᾶσαν ἐπιθυμίαν· χωρὶς γὰρ νόμου ἁμαρτία νεκρά.
口語訳聖書
しかるに、罪は戒めによって機会(ἀφορμή)を捕え、わたしの内に働いて、あらゆるむさぼりを起させた。すなわち、律法がなかったら、罪は死んでいるのである。
ロマ7:11
ἡ γὰρ ἁμαρτία ἀφορμὴν λαβοῦσα διὰ τῆς ἐντολῆς ἐξηπάτησέν με καὶ δι᾽ αὐτῆς ἀπέκτεινεν.
口語訳聖書
なぜなら、罪は戒めによって機会(ἀφορμή)を捕え、わたしを欺き、戒めによってわたしを殺したからである。
Ⅱコリント5:12
οὐ πάλιν ἑαυτοὺς συνιστάνομεν ὑμῖν, ἀλλὰ ἀφορμὴν διδόντες ὑμῖν καυχήματος ὑπὲρ ἡμῶν, ἵνα ἔχητε πρὸς τοὺς ἐν προσώπῳ καυχωμένους καὶ μὴ ἐν καρδίᾳ.
口語訳聖書
わたしたちは、あなたがたに対して、またもや自己推薦をしようとするのではない。ただわたしたちを誇る機会を(ἀφορμή)、あなたがたに持たせ、心を誇るのではなくうわべだけを誇る人々に答えうるようにさせたいのである。
Ⅱコリント11:12
ὃ δὲ ποιῶ καὶ ποιήσω, ἵνα ἐκκόψω τὴν ἀφορμὴν τῶν θελόντων ἀφορμήν, ἵνα ἐν ᾧ καυχῶνται εὑρεθῶσιν καθὼς καὶ ἡμεῖς.
口語訳聖書
しかし、わたしは、現在していることを今後もしていこう。それは、わたしたちと同じように誇りうる立ち場を得ようと機会(ἀφορμή)をねらっている者どもから、その機会(ἀφορμή)を断ち切ってしまうためである。
ガラテヤ5:13
ὑμεῖς γὰρ ἐπ᾽ ἐλευθερίᾳ ἐκλήθητε, ἀδελφοί· μόνον μὴ τὴν ἐλευθερίαν εἰς ἀφορμὴν τῇ σαρκί, ἀλλὰ διὰ τῆς ἀγάπης δουλεύετε ἀλλήλοις.
口語訳聖書
兄弟たちよ。あなたがたが召されたのは、実に、自由を得るためである。ただ、その自由を、肉の働く機会(ἀφορμή)としないで、愛をもって互に仕えなさい。
Ⅰテモテ5:14
βούλομαι οὗν νεωτέρας γαμεῖν, τεκνογονεῖν, οἰκοδεσποτεῖν, μηδεμίαν ἀφορμὴν διδόναι τῶ ἀντικειμένῳ λοιδορίας χάριν·
口語訳聖書
そういうわけだから、若いやもめは結婚して子を産み、家をおさめ、そして、反対者にそしられるすき(ἀφορμή)を作らないようにしてほしい。