G36 ἀγενής アゲネーㇲ agenēs {ag-en-ace‘} 取るに足りない者
〔品詞〕形容詞
〔語源〕α否定+γένος家系
〔意味〕身分の賤しい、取るに足りない
〔使用頻度〕1回
<α否定+γένος家系
形容詞 ①(身分の)賤しい ②(系図がなく)素性の分からない ③とるに足りない
反εὐγενής 家柄のよい、高貴な
ἀγενής、身分の賤しい、取るに足りないの意。系図がなく素性の分からない者を指した。神は高ぶるものを退けるために「ἀγενής世の無に等しい者」を選ばれ恵みを給う。有る者を無い者(ἀγενής)にするためである。(Ⅰコリント1:28)
語句索引 ἀγενής (1回) Ⅰコリント1:28
[とるに足りない者・無力な者・身分の低い者] Ⅰコリント1:28
Ⅰ 有る者を無い者に
Ⅰコリント1:28
καὶ τὰ ἀγενῆ τοῦ κόσμου καὶ τὰ ἐξουθενημένα ἐξελέξατο ὁ θεός, τὰ μὴ ὄντα, ἵνα τὰ ὄντα καταργήσῃ,
新共同訳聖書
また、神は地位のある者を無力な者とするため、世の無に等しい者(ἀγενής)、身分の卑しい者や見下げられている者を選ばれたのです。