心のデボーション478

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心のデボーション4771

「われ臥していね また目さめたり ヱホバわれを支へたまへばなり」 詩篇3:5  明治元訳聖書

「わたしはふして眠り、また目をさます。主がわたしをささえられるからだ。」 口語訳聖書

 「われ臥していね」

ダビデはアブサロムに王座を奪われ、エルサレムから逃走する中で、「わたしはふして眠り、また目をさます」とうたう。(詩篇3:5) 戦場で兵士は夜も武装を解かず、寝入ることは危険である。しかし、ダビデは神が守ってくださるので「伏して眠り、また目をさます」と信じて眠る。  

(心のデボーション4771)

心のデボーション4772

「夫たる者よ、その妻を愛せよ、苦をもて之を待ふな。」 コロサイ3:19  大正文語訳聖書

「夫たる者よ、妻を愛しなさい。つらくあたってはいけない。」 口語訳聖書

 「話を聞いて」

女性は愛する人に自分の問題を話したがる。愛する人に聞いてもらうことで気持ちは静まる。そんな時、多くの男性は相手の問題を解決しようとして失敗する。女性は、それを自分への批判と受け取ってしまう。女性は相手に話を聞いてもらえれば、たいていのことは自分で解決できるのである。男性にはそのところが、なかなか理解できない。

(心のデボーション4772)

心のデボーション4773

「この故に汝らは神の選民にして聖なる者また愛せらるる者なれば、慈悲の心・仁慈・謙遜・柔和・寛容を著よ。」 コロサイ3:12  大正文語訳聖書

「だから、あなたがたは、神に選ばれた者、聖なる、愛されている者であるから、あわれみの心、慈愛、謙そん、柔和、寛容を身に着けなさい。」 口語訳聖書

 「管見」

「管見」は「竹のくだを通して見る」の意から「狭い見識」のたとえであるが、転じて「自分の見識を謙遜していうことば」ともなった。「竹のくだ」から物をみると、「よく見える」。

(心のデボーション4773)

心のデボーション4774

「もし彼らの落度、世の富となり、その衰微、異邦人の富となりたらんには、まして彼らの數滿つるに於てをや。」 ロマ11:12  大正文語訳聖書

「しかし、もし、彼らの罪過が世の富となり、彼らの失敗が異邦人の富となったとすれば、まして彼らが全部救われたなら、どんなにかすばらしいことであろう。」 口語訳聖書

 「失敗」

養老孟司さんが、イエバイを殺す方法を開発しようとして、ハエを飼ったところ、かなりのハエが死んでしまった。なせ死んだのか調べると黴が原因とわかり、そのカビを殖やせはハエ退治ができることがわかったという話から「戦術的失敗は失敗ではない」と書かれている。(養老孟司「涼しい脳味噌」文芸春秋1995.1より) 失敗をよく調べれば成功が現れる。

(心のデボーション4774)

心のデボーション4775

「爭端の起源は堤より水をもらすに似たり この故にあらそひの起らざる先にこれを止むべし」 箴言17:14  明治元訳聖書

「争いの初めは水がもれるのに似ている、それゆえ、けんかの起らないうちにそれをやめよ。」 口語訳聖書

 「争い」

女は音を聞き分けるのが得意で、男は音の来る方向がよくわかるそうである。昔、男はその能力で獲物をとらえ、女は帰宅する男の気配をよく聞き分けたからだろうか。しかし、現代、男は音の方向がわからなくなり、女は聞き分ける能力を失いつつあるのかもしれない。それで、けんかすると男はあらぬ方向に暴走し、女は意味を取り違えて大騒ぎする。人は争いながら、男は男の、女は女の成長をしていく。

(心のデボーション4775)

心のデボーション4776

「ヱホバよねがはくは起たまへ わが神よわれを救ひたまへ なんぢ曩にわがすべての仇の頬骨をうち惡きものの歯ををりたまへり」 詩篇3:7  明治元訳聖書

「主よ、お立ちください。わが神よ、わたしをお救いください。あなたはわたしのすべての敵のほおを打ち、悪しき者の歯を折られるのです。」 口語訳聖書

 「敵のほおを打ち」

「ほおを打つ」、「ほお‎ ל‏ְחִי」は「あご、あご骨、ほほ」を意味し、「すべての敵の顎を打ち」(新共同訳聖書)とも訳される。「顎を打ち、悪しき者の歯を折る」は「悪口を言う敵の口を塞いでください」との祈りである。

(心のデボーション4776)

心のデボーション4777

「汝の神ヱホバみづから汝に先だちて渡りゆき汝の前よりこの國々の人を滅ぼしさりて汝にこれを獲させたまふべしまたヱホバのかつて宣まひしごとくヨシユア汝を率ゐて濟るべし」 申命記31:3  明治元訳聖書

「あなたの神、主はみずからあなたに先立って渡り、あなたの前から、これらの国々の民を滅ぼし去って、あなたにこれを獲させられるであろう。また主がかつて言われたように、ヨシュアはあなたを率いて渡るであろう。」 口語訳聖書

 「古式泳法」

どんなに泳ぎが上手な人でも、急流をまっすぐ横切って渡ることはできない。古式泳法では、上流から流れに乗って対岸に向かえばよいと教える。流れを見て、自分がどれくらい押し流されるかがわかれば、水に入る地点のおよその見当もつく。ただ、この方法は途中で流されるままに身をまかせたくなり、そのうちに自分が押し流されていることを忘れてしまうという危険もある。信仰の古式泳法では、先に行かれる「主」を失わないことである。

(心のデボーション4777)

心のデボーション4778

「このことは誰がおこなひしや たが成しや たが太初より世々の人をよびいだししや われヱホバなり 我ははじめなり終なり。」 イザヤ41:4  明治元訳聖書

「だれがこの事を行ったか、なしたか。だれが初めから世々の人々を呼び出したか。主なるわたしは初めであって、また終りと共にあり、わたしがそれだ。」 口語訳聖書

 「まだ足りぬ」

6代目尾上菊五郎は花道から揚幕に向かうとき、普通の俳優は揚幕の内に入ると踊りを止めるのだが、菊五郎は誰も見ていない揚幕の奥の終わりまで踊り続けたという。菊五郎の辞世の句は「まだ足りぬ 踊り踊りて あの世まで」である。最後の瞬間まで芸を極めた名優であった。

(心のデボーション4778)

心のデボーション4779

「さらば汝らの天の父の全きが如く、汝らも全かれ」 マタイ5:48 大正文語訳聖書

「それだから、あなたがたの天の父が完全であられるように、あなたがたも完全な者となりなさい。」 口語訳聖書

 「完璧主義」

物を片付けることの苦手な人は完璧主義であることが多い。完璧でなければ意味がないと放置するので部屋をゴミ屋敷にしてしまう。完璧主義を克服するには、いい加減ができるようになればよく、極めて人間的な課題である。

(心のデボーション4779)

心のデボーション4780

「願はくは萬世の王、すなはち朽ちず見えざる唯一の神に、世々限りなく尊貴と榮光とあらん事を、アァメン。」 Ⅰテモテ1:17  大正文語訳聖書

「世々の支配者、不朽にして見えざる唯一の神に、世々限りなく、ほまれと栄光とがあるように、アァメン。」 口語訳聖書

 「永遠の王」

「世々の支配者τῶ δὲ βασιλεῖ τῶν αἰώνων」は「永遠の王」の意である。十字架と復活のイエス・キリストは「不朽にして見えざる唯一の神」にして、「世々限りなく、ほまれと栄光」を受け給う「永遠の王」である。

(心のデボーション4780)

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