心のデボーション247

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† 心のデボーション 02461

「彼われに言ふこの水東の境に流れゆきアラバにおち下りて海に入る是海に入ればその水すなはち醫ゆ 」 エゼキエル47:8 明治元訳聖書

「彼はわたしに言った、「この水は東の境に流れて行き、アラバに落ち下り、その水が、よどんだ海にはいると、それは清くなる。」 口語訳聖書

 「いのちの水」

エゼキエルは神殿から流れ出た水が川となって海に注ぐという幻を見る。この「海」は死海である。その水は濃い塩分のため死んでいて魚が棲めない。神殿から流れ出た「いのちの水」は、この死の海をすら「群がるあらゆる生物」の棲む豊穰の海に変えるのである。「水は良くなる」は、「水はいやされる」で、いのちの水は信じる者の心から流れ出て、死の海をも癒す。

(†心のデボーション02461)

† 心のデボーション 02462

「智慧は軍の器に勝れり一人の惡人は許多の善事を壞ふなり」 伝道9:18 明治元訳聖書

「知恵は戦いの武器にまさる。しかし、ひとりの罪びとは多くの良きわざを滅ぼす。」 口語訳聖書

 「緑の蝶」

アフガニスタンで子どもが野原に緑色の蝶の玩具が落ちているのを見つけた。拾ってきてしばらく遊んでいると突然爆発し失明した。玩具の形をした緑の蝶は「バタフライ」と呼ばれる対人地雷だったのである。1995年、赤十字国際委員会の調査によると、地雷の被害者の26%が16才以下の子どもだったという。「バタフライ」は子どものいのちを奪うよりも、手足を飛ばし、視力を奪うことを目標にした残酷な兵器である。

(†心のデボーション02462)

† 心のデボーション 02463

「年齡四十になりたる時、おのが兄弟たるイスラエルの子孫を顧みる心おこり」 使徒7:23 大正文語訳聖書

「四十歳になった時、モーセは自分の兄弟であるイスラエル人たちのために尽すことを、思い立った。」 口語訳聖書

 「40歳のモーセ」

モーセは40歳になってから、「おのが兄弟たるイスラエルの子孫を顧みる心」をおこした。自己を振り返ることは、「おのが兄弟」との関りに気づくことでもある。「おのが兄弟」のために何が出来るかをよく考察する時である。

ヘブル13:7

口語訳聖書

神の言をあなたがたに語った指導者たちのことを、いつも思い起しなさい。彼らの生活の最後を見て、その信仰にならいなさい。

(†心のデボーション02463)

† 心のデボーション 02464

「銀を好む者は銀に飽こと無し 豊富ならんことを好む者は得るところ有らず 是また空なり」 伝道5:10 明治元訳聖書

「金銭を愛する者は金銭に満足しない。富を愛する者は収益に満足しない。これもまた、むなしい。」 新改訳聖書

 「金銭ゲーム」

子どもに人生を、損か特かではかることを教えるのは危険である。やがて、その子どもは人生の楽しみはすべて金銭でまかなえ、その金銭は親にもらわなくても十分に稼げると考える時が来るからである。手段を選ばぬ金銭ゲームになれてしまうと、破局をむかえても一向にこりない人間になりかねない。しかも、その心は何によっても満たされないのである。自分という存在をかけるに足りるものが人生にはあると、子どもに教えなければならないと思う。

(†心のデボーション02464)

† 心のデボーション 02465

「われ汝らに告ぐ、求めよ、さらば與へられん。尋ねよ、さらば見出さん。門を叩け、さらば開かれん。」 ルカ11:9 大正文語訳聖書

「そこでわたしはあなたがたに言う。求めよ、そうすれば、与えられるであろう。捜せ、そうすれば見いだすであろう。門をたたけ、そうすれば、あけてもらえるであろう。」 口語訳聖書

 「恥を知らないしつこさ」

前節を読むと、「頼み続けるなら ἀναίδεια」と語られている。「厚かましく、しつこく」の意味である。神は「厚かましく、しつこく求めよ」と言われるのである。「恥を知らないしつこさ」で神に求めよ。

(†心のデボーション02465)

† 心のデボーション 02466

「これは預言者イザヤによりて云はれたる言の成就せん爲なり」 マタイ4:14 大正文語訳聖書

「それは、預言者イザヤを通して言われていたことが実現するためであった」 新共同訳聖書

 「新しき天と新しき地」

「イザヤの預言」とは神の創られる「新しき天」と「新しき地」に関するものである。「ヱホバ宣給く わが造らんとする新しき天とあたらしき地とわが前にながくとどまる如く なんちの裔となんぢの名はながくとどまらん」イザヤ66:22 明治元訳聖書 イザヤの預言はイエスの十字架と復活によって成就した。

(†心のデボーション02466)

† 心のデボーション 02467

「なんぢの頌辭となんぢの頌美とは終日わが口にみちん」 詩篇71:8 明治元訳聖書

「わたしの口はひねもす、あなたをたたえるさんびと、頌栄とをもって満たされています。」 口語訳聖書

 「いぶし銀」

「いぶし銀」は硫黄でいぶして、表面をくすんだ色に仕上げた銀である。年月を経て渋みのある芸などにも用いられる。華やかではないが深い味わいがある。「硫黄」でいぶされてからでないと、この輝きは出ない。

(†心のデボーション02467)

† 心のデボーション 02468

「くらきと死のかげより彼等をみちびき出してその械をこぼちたまへり」 詩篇107:14 明治元訳聖書

「暗黒と深いやみから彼らを導き出して、そのかせをこわされた。」 口語訳聖書

 「蚤のサーカス」

蚤のサーカスでは、蚤が小さな荷車を引く。蚤が跳ねたら芸にはならない。どうやって、「跳ねない蚤」をつくるのだろうか。しかけは簡単、まずコップの中に蚤を入れふちを軽くたたく。蚤は驚いて跳ね、したたかにコップにぶつかって落ちる。これを繰り返すうちに蚤はコップの外でも跳ねなくなるという。「悩み」という「鉄のかせ」に縛られても、もうひと跳ねを止めないことだ。

(†心のデボーション02468)

† 心のデボーション 02469

「ヱホバかくいひたまふ智慧ある者はその智慧に誇る勿れ力ある者は其力に誇るなかれ富者はその富に誇ること勿れ 」 エレミヤ9:23 明治元訳聖書

「主はこう言われる、「知恵ある人はその知恵を誇ってはならない。力ある人はその力を誇ってはならない。富める者はその富を誇ってはならない。」 口語訳聖書

 「朝比奈と首引き」

「朝比奈(あさひな)と首引き」という。「朝比奈(あさひな)」は剛力無双と言われた朝比奈義秀(よしひで)のことで、剛力無双の朝比奈と首に紐をかけて引いても、到底かなわないことの意味である。力士と四つに組むようなものだ。しかし、いかな剛力無双にも弱点はある。そこを責めるという手もある。

(†心のデボーション02469)

† 心のデボーション 02470

「世に生存ふる日の間つねにこれを己の許に置て誦み斯してその神ヱホバを畏るることを學びこの律法の一切の言と是等の法度を守りて行ふべし」 申命記17:19 明治元訳聖書
「傍らに置いて、生涯、これを読みなさい。それは、王が自分の神、主を畏れ、この律法の言葉と掟をすべて守り行うことを学ぶため、」 聖書協会共同訳聖書

 「バラバラの聖書」

戦争に招集された先輩の牧師は、聖書をバラバラにして、身につけて戦地に赴いたと証しされた。聖書は、「自分の傍らに置いて、生涯学び続けるべき神の言葉」である。

(†心のデボーション02470)

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