心のデボーション171

デボーション1
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† 心のデボーション 01701

「その日には我かれら(我民)のために野の獣そらの鳥および地の昆蟲と誓約をむすびまた弓箭ををり戰爭を全世界よりのぞき彼らをして安らかに居しむべし」 ホセア2:18 明治元訳聖書

「彼らを安らかに休ませる」 新改訳聖書

 「核心をつく」

問題を解決するには問題の核心をつくことが大切なのは言うまでもない。しかし、どんなに核心をついても一向に解決できないなら、核心をつくのを止めるのも一つの方法である。

相手をそれ以上追い詰めないで、核心から少しそれたところを見るようにする。問題の周辺を見ていくのが、核心にせまる近道になる場合もある。

何よりも大切にしなければならないのは、相手の真実である。

(†心のデボーション01701)

† 心のデボーション 01702

「わが愛する兄弟よ、汝らは之を知る。されば、おのおの聽くことを速かにし、語ることを遲くし、怒ることを遲くせよ」 ヤコブ1:19 大正文語訳聖書

「わたしの愛する兄弟たち、よくわきまえていなさい。だれでも、聞くのに早く、話すのに遅く、また怒るのに遅いようにしなさい」 新共同訳聖書

 「例の件」

ジョン・レニハン著「科学する心をみがく65話」に、どういう話題をもちだしたらよいか分からない相手には「例の件、まだ大変なんですか?」と聞いてみると、必ずといっていいほどに相手が話し出し、かつ、相手が何を考えているかがわかり、どうすれば会話を続けられるかが分かるという話がある。

会話とは相手への関心からはじまり、深まるようだ。

(†心のデボーション01702)

† 心のデボーション 01703

「ダビデの子イスラエルの王ソロモンの箴言」 箴言1:1 明治元訳聖書

「ダビデの子イスラエルの王ソロモンの箴言」 新共同訳聖書

 「穏やかな人」

ソロモンは「穏やかな人」と呼ばれた。神が安息を与えられたので周囲の敵に煩わされることがなかった。

「見よ、男の子がおまえに生れる。彼は平和の人である。わたしは彼に平安を与えて、周囲のもろもろの敵に煩わされないようにしよう。彼の名はソロモンと呼ばれ、彼の世にわたしはイスラエルに平安と静穏とを与える」 Ⅰ歴代22:9

「穏やかな人」とは周辺の人々に「平安と静穏」をもたらす人である。

(†心のデボーション01703)

† 心のデボーション 01704

「汝等おのおの己のごとく其の妻を愛せよ、妻も亦その夫を敬ふべし」 エペソ5:33 大正文語訳聖書

「おのおの自分の妻を自分と同様に愛しなさい」 新改訳聖書

 「笑うと負けよ」

アイヌ語で「恋愛」は「ウオシッコテ」で「相手に目をつなぐ」という意味だそうである。結婚は「ウトムヌカラ」で「お互いを見つめ合う」である。相手の動きから目を離せなくなるのが恋愛で、互いに見つめ合うようになったら結婚というわけである。

結婚してそういつまでも見つめ合っているわけにもいくまい。しかし、夫婦の「にらみ合い」も「見つめ合い」の一種である。「笑うと負けよ、あっぷっぷ」というのはどうか。

(†心のデボーション01704)

† 心のデボーション 01705

「主の道を備へ、 その路すぢを直くせよ」 マタイ3:3 大正文語訳聖書

「主の道を整え、その道筋をまっすぐにせよ」 新共同訳聖書

 「すべての道で」

「汝すべての途にてヱホバをみとめよ さらばなんぢの途を直くしたまふべし」 箴言3:6 明治元訳聖書

「主の道筋を直くする」のは「すべての道にて神を認める」ことによる。自分のいる所である。

(†心のデボーション01705)

† 心のデボーション 01706

「隠微たる事は我らの神ヱホバに屬する者なりまた顯露されたる事は我らと我らの子孫に屬し我らをしてこの律法の諸の言を行はしむる者なり」 申命29:29 明治元訳聖書

「隠されている事柄は、我らの神、主のもとにある」 新改訳聖書

 「意味の分からない苦しみ」

意味さえわかればたいていの苦しみは乗り越えられる。しかし、意味のわからない苦しみというのもある。そのような時には、無理に苦しみの意味を知ろうとしないことだ。

ただ、理解したいのは、苦しみに意味がないのではなく、「神の内に」隠されているということである。いつか神が苦しみの意味を明らかにされる時が来る。それまでは知ろうとしないのも信仰である。意味のない苦しみはない。

(†心のデボーション01706)

† 心のデボーション 01707

「耳ある者は聽くべし」 マタイ11:15 大正文語訳聖書

「聞く耳のある者は聞きなさい」 フランシスコ会訳聖書

 「予告」

大抵の不幸は予兆があるという。いきなりやってくるというよりも、予告がある。不幸の予告など聞きたくないので耳をふさぐ、それで、いきなりやってきたと思ってしまうのだ。

「聞く耳」とは良いことだけでなく、悪しきことにも開かれた耳である。

(†心のデボーション01707)

† 心のデボーション 01708

「それ生れながらの閹人あり、人に爲られたる閹人あり、また天國のために自らなりたる閹人あり、之を受け容れうる者は受け容るべし」 マタイ19:12 大正文語訳聖書

「それができる者はそれを受け入れなさい」 新改訳聖書

 「パラサイト・シングル」

最近は、親と一緒にいるのが楽なので、いつまでも結婚しようとしないのを「パラサイト・シングル」という。そう呼ばれて落ち込むようではパラサイト・シングルにふさわしくない。パラサイトしたくてもさせてくれるものを持たない人のやっかみくらいに考えればよい。

聖書は独身について、場合によってはそれもまた、望ましいと教えている。神への奉仕を意味するものかもしれない。

(†心のデボーション01708)

† 心のデボーション 01709

「地に四の物あり微小といへども最智し」 箴言30:24 明治元訳聖書

「この地上には小さいものが四つある。しかし、それは知恵者中の知恵者だ」 新改訳聖書

 「せやけどなあ」

朝日新聞日曜版編集部 「へんな家族、だから大好き」にこんな話がある。

夕食後、テレビのドラマにかじりついていた私。主人公の死に思わず涙していると、もうすぐ三才になる長女とふと目が合った。「かわいそうに」と泣く私に、娘も悲しそうな顔をして一言。「せやけどなあ、洗いもんはせなあかんで」(朝日新聞日曜版編集部 「へんな家族、だから大好き」より)

子どもの目には返すことばもない。

(†心のデボーション01709)

† 心のデボーション 01710

「なんぢら欺かるな、惡しき交際は善き風儀を害ふなり」 Ⅰコリント15:33 大正文語訳聖書

「思い違いをしてはいけません。友だちが悪ければ、良い習慣がそこなわれます」 新改訳聖書

 「習慣」

「熱心に学ぶ姿勢はやがて習慣として定着する Abeunt studia in mores.」(オウィディウス の言葉)

熱心に学ぶ姿勢が「習慣」として定着すればしめたものである。その後の益はとめどもない。

だが、学びの対象が悪ければ、「習慣」として定着しらものの災いはとめどもない。

(†心のデボーション01710)

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